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2021-04-07

頭皮のベタつきが気になる男性必見!原因と今日からできる対策とは?

Last Updated on 2022年6月10日 by himeoryon-67

こんにちは。

青山にてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。

腕を組む男性

髪の毛を乾かしても地肌が脂っぽかったり、ワックスをつけていないのに毛先が皮脂で束になっている。

こんな風に頭皮のベタつきに悩んでいる男性も多いのではないでしょうか?

『毎日シャンプーをしているのになぜ?』

もしかしたら一度普段の生活習慣やシャンプーを見直すタイミングかもしれません。

そこで今回は、

  • ベタつく理由
  • 引き起こる症状
  • 予防と改善方法

についてお話ししていきたいと思います。

頭皮のベタつきは見た目の印象が不潔に見えるだけでなく男性は気をつけたい様々な症状を引き起こします。

気になる男性は是非読んでみてください。

頭皮がベタつく原因とは?

頭を抱える男性

もともとテカリ肌という方の場合は体質的に頭皮もベタ付きやすい方が多いです。

とはいえ頭皮がベタついてしまう原因は体質的な問題だけでなく、普段の生活習慣やちょっとした間違った行動が原因になっている場合も多くあります。

<①皮脂汚れを落としきれていない>

シャンプーは髪の汚れを落とす働きがあるのはもちろん、頭皮の皮脂汚れを落とすという役割もあります。

男性の場合女性に比べ皮脂の分泌量が3倍ほどあり、メンズワックスには多くの油分が含まれています。

普段使用しているシャンプーが洗浄力の弱いものだと皮脂汚れやスタイリング剤の油分を十分に落としきれず、ベタつきの原因になってしまいます。

また、シャンプーの泡だてが不十分だと頭皮までシャンプー剤が行き渡らず皮脂汚れが落としきれない場合があります。

<②皮脂を落としすぎている>

逆に洗浄力が強いシャンプー剤を使っている方や1日のシャンプーの回数が多い方は頭皮の皮脂を取りすぎてしまうため乾燥状態になってしまいます。

頭皮が乾燥するとホコリや紫外線などの外的刺激から守るために肌が自然と皮脂を分泌します。

カサつく頭皮を皮脂のオイルでカバーするようなイメージです。

 乾燥肌の傾向が強い人ほど、その皮脂分泌が盛んになって頭皮全体のベタつきが強くなっていくことがあります。

<③脂質の多い食事>

普段の食生活において脂身が多い肉や揚げ物などの油っぽいものを好んでよく食べる方は注意が必要です。

皮脂の過剰分泌は、血液中のコレステロールの高さが大きな要因になっているためコレステロール値を上げる高脂質な食事は、頭皮のベタつきの直接的な原因になります。

特に外食やインスタント食品、コンビニ食が多い方は脂質が多くなってしまうため注意が必要です。

<④睡眠不足>

睡眠時間が短かったり睡眠の質が低かったりする方は、自律神経が乱れてしまい成長ホルモンの分泌が低下しがちです。

自律神経は交感神経・副交感神経の2種類があり内臓や血管など、体内の働きを調整する役割だけでなく、汗や皮脂など分泌腺の働きを調整する役割があります。

成長ホルモンは、頭皮の新陳代謝に必要なホルモンであり新陳代謝が低下すると健康な頭皮を保つことが難しくなり乾燥しがちになります。

頭皮が乾燥することによって体が皮脂が不足していると察知し、逆に皮脂が過剰に分泌します。

<⑤過度なストレス>

過剰なストレスを感じることで交感神経が活発になり、自律神経のバランスが崩れてしまうことでホルモンバランスにも影響を及ぼしてしまいます。

これによって皮脂の分泌にかかわる男性ホルモンが増加してしまい頭皮が脂っぽくベタつく原因となってしまいます。

<⑥お酒>

男性の場合お酒を飲む機会が多いという方もいるかと思いますが、お酒を飲むとどうしてもついついおつまみを食べてしまいがち。

お酒と相性のいい脂っこいものや塩っ辛いものの摂取がどうしても増えてしまうという男性も多いのではないでしょうか。

お酒をたくさん飲みすぎることで脂質の摂取量が増え、薄毛につながる可能性もあります。

あわせてこちらの記事も是非読んでみてください。

<⑦運動不足>

運動不足で日頃汗をかかない方の場合、頭皮にある汗腺の働きが悪くなるといわれています。

その結果老廃物をためこみやすく汗もベタついた乾きにくいものに変化します。

頭皮のベタつきは見た目の清潔感に欠ける他、嫌な臭いの原因にもなります。

適度な運動はストレス発散にもつながるのでおすすめです。

頭皮がベタつくことでおこる症状

赤い板をもつ男性

頭皮がベタつくことで見た目の印象だけでなく様々な問題を引き起こします。

<①髪の毛がベタつく>

頭皮がベタつくことで髪の毛もベタついてしまいます。

髪の毛がベタつくことトップの立ち上がりや動きがつけづらくなるなどスタイリングがしづらくなります。

何と言っても髪の毛のベタつきはスタイリング剤によるツヤ感とは違い不潔な印象を与えてしまいます。

<②頭皮にかゆみが生じる>

皮脂が過剰に分泌されるとそれをエサとする常在菌であるマラセチア菌が異常に増殖してしまいます。

常在菌のバランスが崩れると頭皮に炎症が起きてかゆみが引き起こされます。

頭皮がかゆいと無意識のうちに爪を立ててかきむしってしまい傷つく恐れもあるためさらなる炎症を引き起こす可能性もあります。

頭皮のかゆみについてはあわせてこちらの記事もご覧ください。

<③嫌な臭いを発する>

皮脂や汗をエサにする常在菌であるマラセチア菌ですが、過剰に皮脂が増えることでその菌の数も増えます。

その常在菌であるマラセチア菌が皮脂や汗を食べたときにでる物質(代謝物質)が酸化したものが臭いの元になります。

つまり、汗や皮脂の分泌量が増えると常在菌が増え代謝物質が増える。

これによって嫌な臭いが発生します。

頭皮の臭いについてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。

<④べたついたフケがでる>

皮脂が過剰に分泌されることで、皮脂を栄養にしている常在菌(マラセチア菌)の活動が活発になります。

その結果、刺激を受けた頭皮のターンオーバーのリズムが乱れ、フケが出やすくなると考えられます。

特に過剰に分泌された皮脂と混ざり合うことで髪の毛に張り付くようなべたついたフケを生じます。

頭皮のベタつきを抑えるシャンプー選びと方法

シャワーヘッド

頭皮のベタつきは毎日のシャンプーによっても改善することができます。

そのための正しいシャンプーの選び方と方法についてご紹介していきます。

頭皮のベタつきを抑えるシャンプーの選び方

シャンプーには頭皮の汚れを落とすために洗浄成分が含まれています。

まずは自分の頭皮環境にあった洗浄成分含まれているシャンプーを選ぶようにしましょう。

乾燥肌や敏感肌の方と脂性肌の方ではシャンプーの選び方が異なってくるのでご紹介します。

乾燥肌の方や敏感肌の方は、洗浄成分の強いシャンプーを選んでしまうと、頭皮が余計に乾燥してしまい逆に皮脂の分泌が増えてしまいます。

「アミノ酸系」を洗浄成分とするシャンプーであれば程よい洗浄力と泡立ち、保湿効果があるため頭皮環境を健やかに保つことができます。

アミノ酸系シャンプーについてはこちらの記事に詳しく書いていますので是非参考にしてみてください。

頭皮がベタつきがちの方や脂性肌の方はしっかりとした洗浄力を持つ「高級アルコール系」を洗浄成分とするシャンプーががおすすめです。

高級アルコール系シャンプーについてはこちらの記事も是非参考にしてみてください。

とはいえ高級アルコール系シャンプーには注意点があります。

しっかりとした泡立ちやさっぱりとした洗い上がりが特徴ではありますが使い続けることで頭皮に負担がかかる場合もあります。

強い洗浄成分である高級アルコール系シャンプーを使用した際は頭皮の保湿もあわせてすることをおすすめします。

頭皮の保湿の重要性はこちらの記事に詳しくまとめてあります。

頭皮のベタつきを抑えるシャンプーの方法

頭皮環境にあったシャンプーを選び正しい方法でシャンプーをすることで余分な皮脂を取り除くことができます。

とはいえ洗いすぎは乾燥を招くため逆効果となります。

どのようにシャンプーすればいいのか正しい手順をご紹介します。

<①予洗いは丁寧に>

髪の毛の汚れはお湯で流すだけでも7割ほどは落とすことができます。

ここで重要なのはあまり高温のお湯だと頭皮が乾燥してしまうということです。

なるべく体温に使い温度 (37〜38度)で流すことで頭皮の汚れも浮き上がりやすくなりシャンプーでも落としやすくなります。

また、しっかり濡らすことで泡立ちが良くなるだけでなく頭皮の皮脂汚れも落としやすくなります。

<②しっかりと泡立てる>

しっかりと泡立てることで泡が髪と頭皮に行きわたり、余分な皮脂を洗い流してくれます。

泡立てる際はシャンプー液を手にとって、そこにぬるま湯を加えながら泡立てましょう。

泡だてが不十分で現役のまま頭皮についてしまうと洗浄成分がダイレクトに地肌についてしまうことになるため頭皮環境の悪化につながります。

シャンプーの泡についてはこちらの記事もご覧ください。

<③丁寧に優しく洗う>

泡を髪と頭皮につけて、指の腹で優しく丁寧に洗いましょう。

特に男性の場合、かゆみがあったり脂が気になると強い力でゴシゴシとこすりがちですが、頭皮がダメージを受けるため適度な力で洗うことが大切です。

<④すすぎ残しがないように>

頭皮に洗浄成分が残ると乾燥の原因や雑菌の繁殖につながってしまうため丁寧にすすぎましょう。

このときも、皮脂を洗い流しすぎないようにぬるま湯ですすぐことが重要です。

特に前髪の生え際や耳の後ろ、首まわりなどには流し残しが多い箇所になるため、念入りにすすぐことがポイントです。

<⑤ドライヤーも肝心>

自然乾燥は雑菌の繁殖につながりかゆみや臭いの原因にもなります。

シャンプーの後はしっかりと乾かすだけでなく、最後の頭皮に冷風を当てることで地肌を引き締める効果もあります。

この最後の一手間によって熱で水分の蒸発を防ぎ、乾燥を予防することもできます

ドライヤーの正しい使い方に関してはこちらの記事も是非ご覧ください。

まとめ

今回は頭皮のベタつきについてお話しさせていただきました。

体質だからと諦めるのではなく、普段の生活習慣から引き起こっている可能性もあります。

今日からできる対策をすることで清潔感のある見た目を手に入れましょう。

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加藤亮平

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