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2021-10-19

短髪にドライヤーは必要か?男性が髪を乾かすべき3つの理由とは

Last Updated on 2023年10月13日 by himeoryon-67

こんにちは。

青山・表参道エリアにてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。

短髪でドライヤーを使わない男性

「髪が短いと放っておけば自然に乾くし、ドライヤーなんてする必要あるの?」

短髪の男性はこのように思っている方も多いのではないでしょうか?

暑いし面倒、何よりタオルでしっかり拭き取れば後は勝手に乾いているように思えるかもしれません。

実際僕も普段刈り上げスタイルにしていることが多いのですぐに乾いてしまいます。

そこで今回は、

  • 短髪でも髪は乾かさないといけないのか
  • ドライヤーで髪を乾かさないとどうなるのか
  • 自然乾燥がカラーやパーマをした髪に与える影響

についてお話ししていきたいと思います。

普段髪を乾かさない短髪の男性は是非参考にしてみてください。

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短髪の男性でも髪を乾かしたほうがいいの?

短髪でドライヤーを使わない男性

短髪の男性の中にはシャンプーの後ドライヤーで髪を乾かさずにそのままにしている、という方もいるのではないでしょうか?

確かに刈り上げスタイルやショートスタイルなどの髪の短い男性であればタオルドライだけでも乾いてしまいます。

放っておいても乾くのであればわざわざドライヤーを使わなくてもいいのではと思われるかもしれませんが、結論から言うと髪の毛はドライヤーでしっかりと乾かさなければなりません

これは髪の毛のためというのもありますが、男性の場合より注意しなければならないのが頭皮の悪化についてです。

ドライヤーは髪の毛の自然乾燥を防ぐものであると同時に頭皮の自然乾燥を防ぐものでもあります。

夏の暑い日や疲れてすぐに寝たい日は面倒かもしれませんがシャンプーの後は必ずドライヤーを使って髪の毛と頭皮をしっかりと乾かしましょう。

短髪の男性が髪を乾かすべき3つの理由

短髪でドライヤーを使わない男性

ドライヤーは髪の毛を乾かすだけのものではなく頭皮を乾かすものでもあります。

では自然乾燥ではなくドライヤーで髪と頭皮を乾かすことでどんなメリットがあるのか、主な3つをご紹介していきます。

<①髪の痛みとパサつきを防ぐ>

男性でも髪の表面にある「キューティクル」というものを聞いたことがあるのではないでしょうか?

キューティクルは髪の表面を覆っている蓋のようなものですが、髪の毛は濡れてるとこのキューティクルが開いたままの状態になっているため非常にデリケートな状態であるといえます。

自然乾燥は何がダメかというと、このキューティクルが開きっぱなしになるということです。

ドライヤーで髪しっかり乾かすことで髪の表面にある蓋、つまりキューティクルを閉じることができるため髪の毛内部にあるタンパク質や水分が蒸発を防ぎ乾燥やパサつきを抑えることができます。

またキューティクルがしっかりと閉じることで手触りや指通りもよくなり、寝癖を防ぐ効果もあります。

<②フケやかゆみ、臭いを防ぐ>

男性の中にはフケやかゆみ、臭いなど男性に必要な清潔感を損なう頭皮トラブルが気になっているとう方もいるのではないでしょうか?

ドライヤーは髪の毛を乾かすものであると同時に頭皮を乾かすものでもあります。

濡れたままの頭皮環境というのは雑菌の繁殖に適した高温多湿な状態になっており、そのままにしておくとフケやかゆみ、さらには臭いの原因にもなってしまいます。

頭皮には皮膚常在菌であるマセラチア菌などのカビ菌が存在しているのですが、濡れた状態だとこれらの常在菌が異常に繁殖してしまい、臭いの原因になります。

頭皮の臭いお悩みの男性はこちらの記事も是非参考にしてみてください。

さらに髪が濡れたまま寝てしまうと枕と髪が接触している部分はさらに湿度が高まるため、より菌が繁殖しやすくなるのです。

これによって頭皮は炎症を起こしかゆみやフケの原因にもなります。

フケやかゆみが気になる男性はこちらの記事も是非参考にしてみてください。

自然乾燥でも一見髪の毛は乾いているように思われがちですが、頭皮は意外と乾いていないものです。

ドライヤーで髪を乾かすことで髪の毛だけではなく地肌をしっかりと乾かすことで健やかな頭皮環境を維持することができます。

<③抜け毛や薄毛を防ぐ>

多くの男性が気になるのが抜け毛や薄毛です。

特に30代や40代男性であれば白髪やハリコシに加えて気になり始める年代かと思います。

抜け毛や薄毛の原因には睡眠や食生活、ストレスや運動不足など様々などが考えられますが頭皮の自然乾燥もまたそのうちの一つになる恐れがあります。

髪の毛を濡れたまま放置していると頭皮の温度が下がってしまい血流が悪くなってしまいます。

どんなに髪に良い栄養を食事で取り入れたとしても髪に必要な栄養はすべて血管を通して運ばれるので、血行が悪いと髪はうまく育ちません。

そのため自然乾燥は抜け毛や薄毛の原因になる可能性があるといえます。

とはいえ髪の毛は通常ある程度であれば毎日抜けるものです。

必要以上に抜けているのではと感じる方は頭皮トラブルの可能性もあります。

ますはこちらの記事で「抜け毛の違い」を確認してみましょう。

短髪の男性がドライヤーで髪を乾かす際の注意点

短髪でドライヤーを使わない男性

自然乾燥を防ぎドライヤーで髪と頭皮を乾かすことは重要です。

とはいえ間違ったやり方をしてしまうと逆に負担やダメージを与えてしまうかもしれません。

ここではドライヤーで乾かす際の注意点についてお伝えしていきます。

<①事前のタオルドライをしっかり>

ドライヤーの熱は髪の毛を傷める原因なのではないかと思っている男性もいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに必要以上に乾かしすぎるとパサつきや熱によるダメージの原因になります。

そのためドライヤーで髪を乾かす時間をなるべく少なくするた事前のタオルドライをしっかりとしておきましょう。

その際も力一杯ゴシゴシしてしまうと髪の毛同士が擦れ合って摩擦が生じダメージの原因になる恐れがあります。

力任せにせず、指の腹で頭皮をポンポンと優しく弾くように拭き取りましょう。

<②温風の当て方に注意する>

ドライヤーの熱が髪にあたっている時間を短くするために一箇所に当て続けないようドライヤーは常に動かし続け、髪に近づけすぎないようにして乾かしましょう。

その際もドライヤーを持っていない方の指で優しく地肌をこするように乾かします。

頭皮に風邪を当てるというよりは地肌をこする手の甲に温風を当てるイメージだと必要以上の熱による負担は軽減されます。

ドライヤーの当て方についてはこちらの記事に詳しくまとめていますので是非参考にしてみてください。

<③冷風機能をお忘れなく>

ドライヤーには冷風機能がついているのをご存知でしょうか?

この冷風機能は決して暑い夏の時期に冷たい風で乾かすことができるようについているものではありません。

髪の毛は濡れている状態から乾く際に形が作られるのですが、最後に冷風を当てることで形をキープしてくれる効果があるため寝癖を防ぐ効果があります。

また乾かしている最中に髪が熱いと感じた際、冷風を使うことで髪の毛の温度が高くなりすぎないため、熱による髪の毛へのダメージを緩和することができます。

また温風だけで乾かした頭皮は熱を持っているためそのままにしていると汗をかきやすい状態になっています。

冷風で地肌の熱をとることで発汗を抑え頭皮環境を健やかに保つことができます。

冷風機能の効果についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

まとめ

今回は短髪の男性にドライヤーは必要なのか、ということについてお話しさせていただきました。

結論としてはドライヤーは髪を乾かすだけのものではなく頭皮を乾かすものであり、頭皮環境を健やかに保つために必要であるということです。

これまでドライヤーを使わずそのまま放置していた男性は是非参考にしてみてください。

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加藤亮平

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