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2021-06-04

ドライヤーの冷風機能はなぜあるのか?【その効果と正しい使い方】

Last Updated on 2023年6月17日 by himeoryon-67

こんにちは。

青山にてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。

「ドライヤーの冷風機能ってどんな時に使うの?」

こんな風にドライヤーの冷風機能がなぜついているのか、どんな時に使えばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

最近色々な種類のドライヤーが数多く販売されていますがどんなものにも冷風機能はついています。

ということは何かしらのメリットや正しい使い方があるはずですよね。

そこで今回は、

  • 冷風機能が付いているワケ
  • 冷風機能の効果
  • 冷風機能で節電効果?

についてお話ししていきたいと思います。

これまでドライヤーの冷風機能を使ったことがない男性は是非読んでみてください。

今日からきっとドライヤーで髪を乾かすのが少しだけ楽しくなるはずです。

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なぜドライヤーに冷風機能が付いているのか?

ドライヤーで髪を乾かす人

ドライヤーで髪を乾かす場合 、温風を使って乾かす方がほとんどだと思います。

いくら暑いからといっても冷風だとなかなか乾かず時間がかかってしまいますよね。

ではなぜドライヤーには必ず冷風機能が付いているのか。

それは髪の毛を乾かすためというよりも髪の毛や頭皮の状態をより良くし維持するため、つまりヘアケア・頭皮ケアのために付いているんです。

髪の毛の短い男性であればすぐに乾くのでドライヤーを使わず自然乾燥という方もいるかもしれません。

とはいえドライヤーは髪の毛を乾かすためのものだけではなく頭皮を乾かすものでもあります。

ドライヤーの温風と冷風をうまく使い分けるだけでもしっかりとしたヘアケア、頭皮ケアの効果を得ることができます。

ドライヤーについてる冷風の使い方と7つの効果

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ドライヤーの冷風はどのように使えばいいのか、またそれによってどんな効果があるのか。

今日から誰でもできるものばかりなので是非参考にしてみてください。

<①髪のツヤをだす>

髪が濡れている時は髪の表面にあるキューティクルが開いた状態になっています。

ドライヤーの冷風でキューティクに蓋をすることで指通りの良いツヤ感のある状態に仕上げることができます。

<②寝ぐせを防ぐ効果>

髪の毛はそのほとんどがたんぱく質で出来ています。

そのため温めると柔らかく、冷やすと形を固定する性質があります。

ドライヤーの温風でしっかりと乾かして仕上げに冷風で整えると、寝癖を防ぐ効果が期待できます。

<③熱によるダメージを緩和>

髪の毛に温風を当て続けると髪の温度が高くなりすぎてしまい熱によってダメージを与えてしまいます。

乾かしている最中に髪が熱いなと感じたら、ドライヤーの温風に加えて冷風をうまく活用し髪の毛へのダメージを緩和しましょう。

とはいえ乾かしすぎはオーバドライになり髪が傷む原因になります。

髪の毛が乾燥しすぎないよう全体が8割程度乾いたところに仕上げの冷風を使うことで、ダメージを緩和することができます。

お悩みご相談もこちらまで!

<④髪型をキープする効果>

男性の場合、髪の毛をセットする時にヘアワックスを使うと思います。

朝スタイリングした状態を一日キープさせるために根元からたっぷりとつける方もいつかもしれませんが、スタイリングに重要なのはワックスをつける前の乾かしにポイントがあります。

先ほどもお話ししたように髪の毛は冷やすと固まる性質があります。

トップにボリュームを出したい場合には、根元を立ち上げるように温風で乾かしてから仕上げに冷風を。

さらにボリュームを抑えたいサイドは潰すよに温風で乾かしてから冷風を。

ドライヤーの温風で髪の毛を整えた後に冷風でしっかりスタイルを固めることで少量のスタイリング剤でヘアスタイルを長時間キープすることができます。

<⑤乾燥を防ぎ傷みにくくする>

髪の毛内部の水分は、開いたキューティクルの隙間からどんどん逃げて行くため髪の乾燥が進んでしまいます。

ドライヤーの冷風を使いキューティクルの蓋をすることで髪の毛の水分を逃さず乾燥を防ぐことができます。

<⑥くせを抑えボリュームダウンを効果>

髪が広がりボリュームが出てしまう原因のひとつは、髪の乾燥によるダメージです。

また、くせ毛で広がってしまう方の多くも乾燥による原因もあります。

ドライヤーの冷風でキューティクルをしっかり閉じてあげることで、髪の毛から水分が逃げるのを防ぎ、髪が広がりにくくなるためボリュームダウン効果があります。

また、全体的に温風で乾かし最後に冷風で上から下に向かって潰すように冷風を当てることでしっかりとボリュームを抑えることがでいます。

<⑦頭皮の熱をとる>

ドライヤーは髪の毛を乾かすことはもちろん、頭皮を乾かすためのものでもあります。

頭皮は自然乾燥だと雑菌の繁殖や臭いの原因になるなど頭皮環境を悪化させる原因になります。

頭皮環境の悪化は髪の成長にも影響を及ぼし、抜け毛の原因になり薄毛を促進させてしまう恐れがあります。

とはいえドライヤーの温風だけで乾かすと頭皮が過剰に乾燥してしまうだけでなく、しばらく熱を保ったままの状態になります。

寝ぐせに悩む方の場合、原因一つは寝汗をかくことです。

頭皮が熱を持ったまま寝ることで頭皮が汗をかき寝ぐせがつきやすくなります。

また、寝汗をたくさんかくことで頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり頭皮環境が悪化する要因にもなります。

温風で頭皮を乾かした後は仕上げに冷風を当てクールダウンすることで健やか頭皮環境を維持することができます。

ドライヤーの冷風機能で節電効果

お風呂上がりドライヤーで髪を乾かしているときにブレーカーが落ちてしまった経験はありませんか?

実はドライヤーは家電製品の中でも消費電力はトップクラスで標準的な1200Wでも電子レンジの2倍もあります。

最近では美容室で扱うような1500Wのドライヤーもご自宅で使っている方もいらっしゃるかと思います。

温風と冷風では電気代が30~40%も違ってくるためこの2つの機能をうまく組み合わせることで使用中にブレーカーが落ちるなんて心配もありません。

これは髪の毛や頭皮とは関係ありませんが、ドライヤーの温風と冷風を使い分けることで消費電力を抑えることができ節電効果にもなります。

まとめ

今回はドライヤーについてる冷風機能の使い方とその効果についてお話しさせていただきました。

冷風機能をうまく使うことでヘアケア効果はもちろん頭皮ケアの効果もあり、さらには節電効果もあります。

今まで冷風機能を使ったことがなかった男性は是非使ってみてください。

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加藤亮平

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