薄毛を防ぐ食べ物とは?30代男性が取るべき7つの栄養素はこれだ!
Last Updated on 2022年2月27日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します。
男性の中には薄毛は年齢や遺伝だからしょうがないと諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか?
薄毛問題というのは男性にとってセンシティブな内容であり他人にも相談しづらいものだと思います。
遺伝や加齢による要因はあるものの、毎日の習慣によって改善していく方法はいくつかあります。
そこで今回は、
- 薄毛を防ぐ食べのもの
- 薄毛を促進するNGな食生活
- 食べ物✖️◯◯による相乗効果
についてお話ししていきたいと思います。
薄毛を予防するための食べ物を摂取することで内側からできる対策はあります。
今日から即実行できる内容ですので最近少し薄くなってきた、抜け毛が増えてきた、そんなお悩みをお持ちの男性は是非参考にしてみてください。
薄毛の原因とは?
薄毛の原因の多くは遺伝によるものが大きいと考えられていますが、その他にも考えられるものとして以下のものが挙げられます。
- 加齢
- 睡眠不足
- 飲酒・喫煙
- ホルモンバランスの崩れ
- 皮膚疾患
- 過剰な皮脂分泌
- 紫外線
- 洗浄力の強いシャンプー
- 食生活
はじめにお話しした「遺伝による」というのは、生まれ持った遺伝子の影響と考えられる「先天的遺伝」であり変えられることはできません。
とはいえ生まれてから生活していく中で培われていく親と似た生活習慣である、「後天的遺伝」は意識的に見直すことで改善していくことができます。
今回はその中でも一番身近で、どんな方においても毎日の生活習慣で最も密接に関係している「食事」について見直していきたいと思います。
薄毛に繋がる可能性がある食べ物
まずは薄毛になるもの可能性がある食べ物にはどんなものがあるのかをみていきます。
あくまで摂取してはダメ、というわけではなく取り過ぎ注意という意味で捉えていただけるといいかと思います。
<①塩分>
塩分を多く摂取すると、血中の塩分濃度が高くなり動脈硬化を招き老化が促進され高血圧を招いたり腎機能が低下したりする場合があります。
また、全身の血管の機能が低下してしまい血行が悪くなるため、毛根へ充分な栄養が行き届かず、抜け毛が進行していきます。
<②糖分>
お菓子、ジュースなどには、多量の糖分が含まれています。
糖分を過剰摂取することで皮脂の分泌が過剰になって毛穴が詰まり、フケが出やすくなるといわれています。
フケが多く出るということは、頭皮環境が悪化しているサインの一つであり、放置しておくと薄毛につながる可能性があります。
[フケの原因に関しては合わせてこちらもご覧ください。]
<③発汗性のある刺激物>
発汗作用があり、刺激が強い食べ物には注意しましょう。
皮脂分泌が多くなって毛穴詰まりの要因になってしまうことや、交感神経が刺激される事による自律神経が乱れが血行に悪影響を与えます。
[辛いものと薄毛の関係性については合わせてこちらもご参考ください。]
また、発汗性のないものでもコーヒーや紅茶なども刺激物といわれています。
例えばコーヒーに関して一日の中で何杯も飲むという方も多いのではないでしょうか?
コーヒーに含まれるカフェインは、発毛を促進させる機能を持つ「アデノシン」を破壊するといわれています。
1日に数回飲むくらいならよいのですが、たくさん飲んでしまう方は気をつけましょう。
<④動物性脂肪>
動物性脂肪を摂り過ぎると、皮脂の分泌が多くなり、脂漏性脱毛の原因になる可能性があります。
動物性の脂を含んだ食べ物、肉なども食べ過ぎは注意しましょう。
動物性脂肪の食べ物に関して、脂肪の過剰摂取という事で、毛穴をつまらせる原因になります。
動物性脂肪は、血液中に悪玉コレステロールなどをためこむと言われているため、毛根や毛根細胞に運ばれることで血液が老化し髪が抜けやすくなります。
薄毛につながる食事の習慣
薄毛の原因は後天的遺伝によるものが関係してきますが、その中でも普段の食習慣が薄毛を進行させている可能性があります。
ここでは、やってしまいがちな薄毛の原因になりかねない食習慣を3つご紹介していきますので思い当たる方は注意をしましょう。
<①寝る直前の食事>
寝る直前に食事を摂ると、寝ている間に胃の働きが活発になります。
本来、就寝する時間帯には髪の毛に必要な栄養素や酸素が頭皮に運ばれるのが一般的です。
就寝直前に食事をすることで胃に血液が集中してしまい頭皮に十分に行きわたらず髪の毛が栄養不足となりどんどん細く弱くなってしまう可能性があります。
<②過度なダイエット>
ダイエット中だからといって極端に食事を制限するのも注意が必要です。
過度なダイエットをしていると、どうしても食事の回数を減らしてしまったりしてしまい栄養は不足してしまいます。
その結果、髪の毛が成長していくために必要な栄養素をいきわたらせることができず、薄毛や抜け毛が進行する可能性があります。
<③外食やお弁当が多い>
仕事が忙しかったり帰りが遅かったりすると、外食が増えてしまったりコンビニでお弁当を買うという方も多いと思います。
こういった回数が増えてくるとどうしても自分の好みのものばかりを食べてしまいがちになってしまうため、栄養バランスが偏り脂質やカロリーも高くなりがちです。
頭皮から分泌される皮脂が多くなってしまうため、頭皮環境を悪化さ背てしまう恐れがあります。
薄毛を予防・改善する7つの栄養素
薄毛対策を考えるのであれば毎日の食事がとても重要です。
食べ物に含まれる栄養素は髪の成長に必要不可欠であるため、ここでは毎日の食事で積極的に摂取していきたい7つ栄養素についてご紹介していきます。
<①タンパク質>
毛母細胞の中で髪を作っている「酵素」を作るのに必要な栄養素であるのがタンパク質です。
タンパク質は体を構成している主要成分であるため命の維持に必要なタンパク質が優先的に供給されるため、不足してしまうと髪の毛にまでいきわたらなくなります。
その結果髪の毛は弱く細くなり、薄毛の原因になる可能性があります。
タンパク質を摂取するには魚・肉(豚肉・鶏胸肉)・卵・大豆・豆腐などを食べるようにしましょう。
<②ミネラル>
ミネラルは身体や骨を作るのに欠かせない栄養素で、身体に栄養を運ぶ作用ももちあわせています。
特にミネラル一種である亜鉛は髪の毛の主成分である「ケラチン」の合成に欠かせません。
亜鉛を摂取するには、牡蠣・チーズ・豚レバーなどを食べるようにしましょう。
亜鉛についての詳しい記事はこちらも合わせてご覧ください。
<③コラーゲン>
髪の毛のもととなる細胞を「毛包幹細胞」と呼びます。
この毛包幹細胞を保護するのがコラーゲンであり、それが不足してしまうことで毛包幹細胞が徐々に頭皮の表面へと追いやられてしまい毛穴も小さくなってしまう恐れがあります。
また、コラーゲンには、髪の毛のツヤやハリを良くする働きがあるとも言われているため健康的な髪の毛でいるためにも必要な栄養素です。
コラーゲンを摂取するには牛スジ、豚バラ肉、えび、納豆などエビなどを積極的に食べましょう。
<④イソフラボン>
内臓脂肪から分泌される悪玉ホルモンが活発化すると血行が悪くなり、薄毛が進行する可能性があります。
イソフラボンにはこのような悪玉ホルモンを抑制する働きがあり、納豆、豆腐、きな粉に多く含まれています。
<⑤ビタミンE>
ビタミンEは血管を広げて血流をよくする働きがあり、血行不良を解消する効果があります。
また、髪の毛や頭皮の老化を促す「過酸化脂質」の生成を抑える効果もあるため薄毛対策には効果的な栄養素です。
アーモンドやごま、植物性オイルに多く含まれているので日常生活の中でも摂取しやすい栄養素になっています。
<⑥ビタミンA>
抗酸化作用を持つビタミンAにはアンチエイジング効果があります。
また、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあることから、頭皮の乾燥など何かしら頭皮トラブルがある方は積極的に摂取しましょう。
ビタミンAは豚レバー、鶏レバー、ウナギ、バター、鶏卵に多く含まれてます。
<⑦ビタミンC>
ビタミンCは、皮膚のコラーゲンを作るときに必要な成分であります。
髪や頭皮を理想的な状態に維持していくためには、ビタミンCも積極的に摂取しましょう。
ビタミンCは、キウイフルーツ、パプリカ、ブロッコリーに多く含まれています。
食べ物による効果をさらに引き出すための薄毛対策
薄毛を改善する食事において、その効果をさらに引き出すためには普段の生活習慣を掛け合わせることがより一層効果的です。
<①適度な運動>
適度な運動をすると代謝が上がり、消化や排泄といった体の機能がスムーズになることで栄養を効率的に活用することができます。
無理な運動は体への負担やストレスを感じてしまうことがあるため、軽い有酸素運動であるウォーキングやジョギング、ストレッチなどをすることで内蔵の働きを高めるのでおすすめです。
<②適切なヘアケア>
薄毛に効果的な栄養素を摂取し内側からケアすると同時に、正しいシャンプーや乾燥を抑えるための保湿など外側からのケアにも力を入れましょう。
男性でも顔に化粧水をつける方は多いかと思いますが、頭皮に保湿ローション使っているという方は意外と少ないように思います。
適度な洗浄力を持ったシャンプーを選ぶことで頭皮に余計な負担をかけないことや、保湿ローションなどを使って頭皮環境を整えることが重要です。
頭皮の保湿についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
<③食べ方>
薄毛対策は、食べ方も重要です。
仕事が終わるのが遅く夕食がずれ込むことで寝る直前になってしまう、ということもあると思います。
「食べてすぐ寝ると牛になる」ではありませんが、就寝前の食事は消化するために胃に血液が集中してしまい、就寝中に分泌される成長ホルモンの恩恵を頭皮が充分に受けられなくなります。
一日三食のバランスの取れた栄養バランスと食事時間を考えていきましょう。
まとめ
今回は薄毛を改善する食事についてお話しさせていただきました。
先天的遺伝においては変える事が出来なくても、生活習慣によって変わる後天的遺伝によって生じる原因については改善する事が出来ます。
早め早めの対策を取れるよう、30〜40代のうちから意識をしていきましょう。
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加藤亮平
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