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2020-12-01

辛い物と薄毛や抜け毛の意外な関係性とは?辛い物好き男性は必見です

こんにちは。

青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します。

腕を組む男性

突然ですが辛い食べ物はお好きですか?

僕自身は極端に辛いものは得意ではないですが、唐辛子に含まれるカプサイシンによって汗をかくことでスッキリしたり、しびれる刺激が好きという方も多いんではないかと思います。

ただ男性が気になる噂としてこんなこと聞いたことはありませんか?

『辛いものは頭皮によくはない』

『辛いものは薄毛に効く』

さて、どちらなんでしょうか?

そこで今回は、

  • 薄毛と辛いものの関係
  • 辛さが与える効果
  • たくさん食べるとどうなるのか

についてお話ししていきたいと思います。

辛いものが好きな男性、そして薄毛がきになる男性はぜひチェックしてみてください。

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辛いものがもたらす効果とは?

唐辛子

唐辛子の辛味成分であるカプサイシンとはどういうものか。。。

辛いものを食べると汗をかきますよね?

この発汗作用だけでなく、カプサイシンには血行促進作用もあるんです。

血行促進効果があるということは頭皮環境の改善につながるというイメージがありますが実際のところどうなんでしょうか?

まずはその効果についてお話ししていきたいと思います。

辛いものの効果①:発汗作用

辛いもの、といえば何と言っても唐辛子。

上記でもお話ししたように唐辛子の辛さの正体は『カプサイシン』と呼ばれる化合物です。

激辛料理を食べて汗をかいてヒィヒィした経験がある方も多いかと思いますが、まさしくこれがカプサイシンによる発汗作用が原因なんです。

よく『辛いものを食べると薄毛になる』と噂されるのは、実はこの強い発汗作用が関係してくるんです。

これはきっと頭皮の毛穴から大量の汗をかき、さらに皮脂の分泌も多くなるため、頭皮環境を悪化させたりダメージを与えたりするというイメージが原因でそう考えられているのかと思います。

汗をかいたらしっかりとシャンプーと保湿をして頭皮環境を健やかに保てばいいですし、むしろしっかり汗かくことは毛穴に詰まった老廃物を取りのそいてくれる効果もあります。

辛いものを食べて発汗や皮脂の分泌が多くなった場合は、しっかりシャンプーをすれば問題はありません。

辛いものの効果②:血行促進効果

辛い物を摂取すると、上記の発汗作用の他に血行が良くなるという効果もあります。

カプサイシン自体に育毛・発毛効果があるわけではありませんが、髪の毛は毛細血管によって栄養素を受け取っているという事実があります。

このため、運動不足や老化現象の一環として頭皮の血行が悪くなっている場合でお話しすると、唐辛子などのカプサイシンの作用によって一定程度頭皮環境を改善できる可能性があります。

ただし、カプサイシンを摂取しているから運動をしなくても良いということにはならず、むしろ有酸素運動なのどの軽い運動習慣を取り入れることで血行促進効果だけでなくストレス解消や良質な睡眠を得ることができるなど様々なプラス効果が期待できます。

あくまでもカプサイシンを摂取することによって得られる効果という話なので、これ一択だけの血行促進に依存しないようにしましょう。

〜摂取しすぎはあまり良くない〜

上記のような発汗作用や結構促進効果があるからといって過剰に摂取することはあまり良くありません。

辛いものを食べすぎると、食道や胃などの消化器系にダメージを与えてしまいます。

薄毛や抜け毛を防ぐためには栄養のバランスが取れた食事をする方がオススメです。

薄毛対策と辛いものの関係

髪をかき上げる男性

とはいえ薄毛や抜け毛がきになる方は頭皮の血行促進が効果的という事実があります。

ではカプサイシンによる血行促進効果は薄毛対策にどう関係してくるのでしょうか?

男性の薄毛問題は、男性ホルモンの影響によってもたらされます。

本来、男性ホルモンであるテストステロンは発毛力を高める作用があります。

このテストステロンが毛根に作用する前に前頭部や頭頂部に多く存在する「5αリアルクターゼ」と結合してしまうと、「ジヒドロテストステロン」と呼ばれる悪玉男性ホルモンに生まれ変わってしまいます。

5αリアクターゼについてはこちら。

このジヒドロテストステロンが毛根組織に作用すると、ヘアサイクルが乱れてしまい、毛髪が健康に育つために必要な成長期が極端に短縮してしまいます。

この結果が髪の毛の発育不振につながり弱々しく成長した髪の毛は、抜け毛そして薄毛へとなっていきます。

先にもお話ししましたがカプサイシン自体に育毛・発毛を促す効果があるわけではなく、髪の毛に栄養を送り込むパイプ(血管)の流れをよくするというだけにすぎません。

どれだけ血流がよくなっても発毛を促すはずのテストステロン(男性ホルモン)が悪玉の男性ホルモンに変換されてしまっていては、太く強い髪の発育は期待できません。

このため、カプサイシンのみ摂取するだけではなく、ストレスを溜め込まない、しっかり睡眠をとる、栄養のバランスを考えた食事をとるなど、その他の薄毛対策と合わせて行なうのが効果的かと思います。

まとめ

最後にまとめていきます。

辛いものを食べると頭皮に良くないという噂は汗をかいたり過剰な皮脂の分泌によるイメージからもたらされるものですが、その都度シャンプーと保湿をしっかりしていれば問題はありません。

また血行促進効果による発毛効果という点でも、あくまで栄養が行き渡りやすくなるといいうことでカプサイシンそのものが髪の毛にいいというわけではありません。

むしろカプサイシンの過剰摂取は消化系にダメージを与えてしまいます。

やはり一番いいのは軽い有酸素運動を取り入れつつ栄養のバランスのとれた食事を心がけるということです。

辛いものと薄毛は多少関係があるのかもしれませんが、何事も適量が肝心かもしれませんね。

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加藤亮平

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