頭皮を押すと痛い?30代男性が知っておきたい原因と対策方法とは?
Last Updated on 2020年11月21日 by himeoryon-67
こんにちは!
青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します。
頭皮を触るとなんとなく鈍い痛みを感じることがあったり、触っていないけどちょっとヒリヒリするような感覚がある。
そんな悩みを持っている方もいらっしゃるんではないでしょうか?
男性の場合、これらを放っておくと薄毛や抜け毛の原因に繋がる恐れがあります。
そこで今回は、
- 頭皮の痛みの原因
- 頭皮の痛みの対処方法
- 頭皮の痛みの予防方法
についてお話ししていきたいと思います。
薄毛や抜け毛が将来心配な30代男性はぜひチェックしてみてください。
頭皮が痛い5つの原因とは?
頭皮に痛みがある場合の大きな5つの原因についてまとめていきます。
①血行不良による頭皮のコリ
頭皮を触って痛いと感じるときは、頭皮のコリや血行不良が原因であることが多いです。
血行不良になってしまう要因であるストレスを感じることで、自律神経が乱れてしまい血管が収縮します。
血管が収縮し頭皮への血流が悪くなることで栄養が行きわたりにくくなってしまいます。
その結果、健康な頭皮を保つために必要なターンオーバーの仕組みが乱れ、頭皮環境が悪くなります。
ターンオーバーでは、肌が生まれ変わることで刺激に強い頭皮を維持しているため、この周期が乱れると、バリア機能が低くなってしまい、少しの刺激で炎症が起こり、痛みを感じるようになります。
また、頭皮のコリは毎日のちょっとした生活習慣が影響している場合があるので以下の項目に心当たりがある方は改善してみましょう。
- 睡眠不足
- カラダの冷え
- 長時間の同じ姿勢
- 運動不足
- スマホやパソコンによる目の酷使
②頭皮が乾燥している
頭皮が赤くなっていたりヒリヒリする場合は頭皮が乾燥していることで痛みを感じる場合があります。
頭皮が乾燥してしまう要因は、紫外線・お湯の温度・ドライヤーの3つ。
まず紫外線は、頭皮に炎症を引き起こしたり水分を奪い去ったりします。
そのため、真夏に紫外線対策をせずに外出すると、頭皮に痛みが起こるおそれがあります。日傘をさしたり帽子をかぶったりするほか、日焼け止めスプレーやローションを使い、紫外線を避けるようにしましょう。
次にシャンプーの際のお湯の温度も、40度以上の場合頭皮が乾燥してしいまうので40度以下(お勧めは38度前後)で洗うようにしましょう。
最後に、髪に毛を乾かすと際にドライヤーをついつい近づけすぎてしまいがちですが熱風によって頭皮が乾燥します。
頭皮から少なくとも20〜30cmは離すことが大切です。
入念にタオルドライをすることでドライヤーを当てる時間を減らし、必要以上の乾燥によるダメージを抑えましょう。
ドライヤーの正しい使い方についてはこちらの記事をご覧ください。
③頭皮が炎症を起こしている
湿疹やかゆみ、赤み、ニキビや吹き出物などの頭皮トラブルによって頭皮が刺激を受けている状態です。
「脂性肌ぎみで頭皮の皮脂量が多い」など、体質的に炎症を起こしやすい方がなりやすい傾向があるので注意してみましょう。
普段の生活習慣から頭皮が炎症を起こし頭皮トラブルにつながっている場合があります。
- 毎日髪を洗わない
- 1日に2回以上シャンプーをしている
- 偏食や暴飲暴食など、食事の栄養バランスが悪い
- 就寝時間が不規則、または睡眠不足
こてれらに該当する生活習慣に心当たりがある方は頭皮環境を悪化させる恐れがあります。
④ヘアケア用品があっていない
毎日使っているシャンプーの界面活性剤の成分が頭皮にあっていないという場合があります。
シャンプーした後、お風呂上がりに頭皮の痛みが強い場合は一度使用を控えましょう。
シャンプーでも洗浄力の強すぎるものは頭皮に刺激を与えます。
皮脂汚れを取り除くためには、ある程度の洗浄力が必要ですが、薬局やドラッグストアで購入できる高級アルコールシャンプーは洗浄力が強い傾向です。
皮脂の分泌が多い方は、高級アルコールシャンプーでも問題ありませんが、そうではない方には刺激が強すぎるかもしれません。アミノ酸系シャンプーのようにマイルドな洗浄力のシャンプーに切り替えましょう。
界面活性剤についてはこちらの記事も合わせてご覧ください。
⑤フケによる刺激
フケが出ると、頭皮に刺激を与えて痛みを引き起こす可能性があります。
更にかゆみをともなうことで頭皮をかきむしり、傷ができることで痛みを感じる場合もあるのでフケの原因を突き止めて、適切に対処しましょう。
間違ったヘアケアや、生活習慣の乱れ、ストレスなど原因はさまざまです。また、乾性フケと脂性フケがあり、それぞれに原因が異なります。
頭皮のフケでお悩みの方はこちらの記事もご覧ください。
頭皮の痛みを抑える4つの対処方法
次に美容師がお勧めする頭皮の痛みを抑える対処法を4つお伝えしていきたいと思います。
①頭皮マッサージで血流を促す
自宅でできる手軽な血行促進法は、毎日のシャンプーの際に行うシャンプーマッサージです。
特に頭頂部には、血行を整えるツボがあり、マッサージ前にそのツボを刺激することで、血流がスムーズになりコリが解消しやすくなります。
血流が改善されれば頭皮に栄養が届きやすくなり、薄毛・抜け毛の予防にもなります。
- 鼻と両耳のラインが交わる頭頂部に指の腹を添える
- 頭頂部を3回ほど押す
- 頭頂部から「前後指2本分」離した部分を3回ほど押す
- 首の付根に親指をあて、押し込むように揉む
- 側頭部を手のひらでつつみ、円を描くように揉む
この5つの手順に従い、痛すぎない力加減でやってみてください。
②生活習慣を見直し頭皮環境を改善する
頭皮の痛み改善には、普段の生活習慣の見直しがとても重要です。
- 十分な睡眠時間の確保
- 適度な運動
- ターンオーバーを促す栄養素を摂取する
- 湯船に浸かり体を温める
十分な睡眠と適度な運動は、疲れやストレスを解消するためにとても重要で、頭皮の免疫力をあげたり、ターンオーバーを整えることは、頭皮環境の改善につながります。
仕事が忙しかったりすると睡眠時間がしっかりとれていなかったり食事も不規則になりがちです。
趣味の時間や適度な運動をする時間を確保することでなるべくストレスを溜め込みすぎないようにすることや、疲れを取るためにたまには湯船に浸かりリラックスするのもいいかもしれません。
③正しいシャンプーを選ぶ
頭皮環境の改善には、自分の頭皮に肌質に合わせた洗浄成分を含むシャンプー選びも大切です。
たとえば髪がベタつきやすい方は、洗浄力の強い高級アルコール系シャンプーがお勧め。
皮脂量が多い頭皮もしっかり洗浄してくれるので、汚れによる頭皮環境の悪化を防いでくれます。
逆にフケが多く頭皮が乾燥気味なら、アミノ酸系・ベタイン系シャンプーがお勧め。
余分な皮脂だけ洗い落とす程よい洗浄力で、頭皮やさしく洗えます。
正しいシャンプーの選び方についてはこちらの記事を合わせてご覧ください。
④頭皮を保湿する
保湿ローションを使うことで紫外線やドライヤーで受けた乾燥によるダメージを補修します。
頭皮を保湿することは乾燥・フケ・かゆみを予防することができ、薄毛や抜け毛を抑える効果があります。
またシャンプーの際に必要以上に皮脂が取られすぎてしまうことで頭皮がむき出しになり敏感な状態になってしまいます。
頭皮ローションは外的刺激を防ぐ意味でも効果的です。
頭皮の保湿の重要性についてはこちらの記事を合わせてご覧ください。
頭皮の痛みはAGAの可能性もある
頭皮に痛みを感じた際には、上記の4つの対策と合わせてクリニックを受診することをお勧めします。
痛みの原因を自己判断して放置すると、痛みが悪化するおそれがあるため頭皮の痛みの原因に合った適切な治療を行える医療機関を受診しましょう。
頭皮の痛みとAGAはほぼ関係がないと考えられますが、頭皮環境が乱れて痛みが起きている場合は、AGAになっている可能性が無きにしも非ず。
AGAは、放置すると進行していくため、早めの診断と治療が必要です。
最終的に広範囲にわたって薄毛になるのを防ぐためにも、安易に自己判断せず、まずはクリニックを受診してください。
男性が気になるAGAについてに記事はこちらも合わせてご覧ください。
まとめ
頭皮に痛みを感じた場合は普段の生活習慣でも改善することができますが、ほおっておくと薄毛や抜け毛に繋がる危険性もあるため、AGAが気になる男性はクリニックを受診してみてください。
また美容室でできる対策として炭酸シャンプーやヘッドスパがお勧めです。
頭皮環境を改善したい男性は是非ご連絡ください。
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加藤亮平
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