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2021-01-18

くせ毛に悩む男性必見!トリートメントをしたほうがいいその訳とは?

Last Updated on 2021年5月18日 by himeoryon-67

こんにちは。

青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します。

くせ毛の男性はなかなか思うようにスタイリングすることができず大変な時ってありませんか?

時間をかけてスタイリングをしてもすぐに広がってしまったり、雨の日は湿気で膨らんでしまったりとどうしたらいいものか悩んでいる方も多いのではないかと思います。

何を隠そう僕自身もくせ毛で子供の頃からのコンプレックスであり毎日悪戦苦闘しています。

そこで今回は、

  • くせ毛とはどんな状態?
  • トリートメントの効果とは?
  • トリートメントはつけたほうがいいの?

についてお話ししていきたいと思います。

くせ毛に悩む男性は是非参考にしてみてください。

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くせ毛とはどんな状態か?

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くせ毛になる要因は大きく2つあります。

1つ目は髪の毛内部のタンパク質の結びつきです。

髪の毛は約8割以上がタンパク質でできており、これが髪の毛内部で結びつくことでハリコシやしなやかさを生み出しています。

直毛の方はこの結びつきがまっすぐで、くせ毛の方はチグハグと曲がった状態で結びついています。

この「タンパク質達の結びつきの違い」が生じる原因は、毛穴の形が歪んでいるということから発生しているため非常に強いクセとなって現れます。

2つ目は髪の毛内部のタンパク質の偏りです。

髪の毛の内部はコルテックスというタンパク質が詰まっているのですが、このコルテックスには以下の2種類あります。

  • 水に馴染みやすい柔らかなタイプ
  • 水に馴染みづらい硬いタイプ

直毛の方はこの2つが髪の毛内部でバランスよく散らばっているのですが、くせ毛の方は偏って構成されています。

このことにより湿気や汗の影響を受けやすく、熱を与えてまっすぐに伸ばしても髪内部のタンパク質のばらつきが原因となっているためまた元の戻りやすくなってしまいます。

くせ毛の種類

くせ毛と言ってもその状態は大きく4つに分けられます。

先ずはそれぞれの特徴を見ていくので、くせ毛の方はまず自分がどのパターンのくせ毛なのかを確認してみましょう。

<①波状毛>

日本人に最も多く、特に猫っ毛や柔らかい髪質の方に多いくせ毛です。

骨格により強さやうねりの大きさは様々ですが、湿度によって髪の毛が膨らんでしまうのが特徴なため、梅雨の時期には特にスタイリングがしにくくなってしまうことが多いです。

波打つように柔らかくうねるのが波状毛の特徴です。

<②縮毛>

アフロヘアーの様に細かく縮れたような髪の毛です。

髪の断面が楕円を潰したような形状になっており、その縮れの強さが特徴で日本人でも稀にいらっしゃいますが黒人の方に多く見られます。

<③連珠毛>

あまりいらっしゃらないタイプのくせですが、髪の内部が一定間隔で太くなったり細くなったり数珠状になっている状態のくせ毛です。

なかなか伸びづらいという特徴があると同時に、数珠状になっている髪の細い部分で切れやすいということもあり縮毛矯正などの施術が難しいというのも難点であります。

<④捻転毛>

太い髪質の方に多いこのくせの形状は髪の毛がねじれた状態になっていて、まとまりの悪さやごわつきを強く感じるのが特徴です。

髪の太さが均一でないことから縮毛矯正の効果が得られにくいとくデメリットもあります。

くせ毛の男性はトリートメントは必要か?

顔を隠す男の子

結論から言うと、男性でも特にくせ毛にお悩みの方には有効です。

男性の中にもカラーやパーマで髪の毛が痛んだと感じる方はトリートメントをする方はいらっしゃいます。

薬剤によって痛んだ髪の毛は乾燥しパサつきが出てしまうため、トリートメントをすることで潤いを与え保湿をすることは重要です。

とはいえカラーやパーマをしていない男性においては、美容院での施術やご自宅でトリートメントに関しては女性ほど意識されている方はそれほど多くないように思います。

くせをなるべく抑えるためには毎日のシャンプーの後の洗い流すインバストリートメントや、髪の毛を乾かす前のアウトバストリートメントを使うことをお勧めします。

くせ毛の男性にトリートメントが効果的な訳

ではカラーやパーマをしていない男性、特にくせ毛の男性にトリートメントはなぜ効果的なのか?

それは保湿です。

くせ毛の男性の多くはボリュームやパサつき、湿気を含んだ時の広がりに悩んでいる方が多いと思います。

その要因であるのが髪の毛内分の水分量のバラつきです。

髪の毛内部にはコルテックスというタンパク質で構成されており、水分を含みやすいものと含みにくいものが存在しています。

くせ毛の方の場合はこの2つが不均等に並んでいるため「くせ毛」となって髪の毛見た目や手触りに現れます。

この不均等のばらつきが湿度の高い雨のひや汗をかくことで湿気を吸いうねりや広がりの原因になります。

トリートメントをすることで髪の毛の保湿効果を高め水分が内部に入りにくい状態を作ることで湿気による広がりを抑えるだけでなくダメージ防止にもつながります。

また、トリートメントに含まれるシリコンなどの高分子成分が髪の毛の表面を覆うことで指通りがなめらかになり、くせ毛の方が気になる凸凹や手触りを抑える効果とともに見た目のゴワっとした印象を抑えることができます。

まとめ

今回はあくまでくせ毛の方におけるトリートメントの効果についてお話しさせていただきました。

男性でも直毛の方や髪の毛が短い方で特にカラーやパーマをされていない方であればさほど必要ないかなと思います。

男性の場合、髪の毛が短いと頭皮にまでついてしまいう恐れがあります。

シャンプーにおいてもそうなのですが、トリートメントのすすぎ残しは頭皮環境の悪化につながります。

頭皮環境の悪化は男性の場合薄毛や抜け毛の原因にもなってしまいます。

くせ毛に悩む男性においては頭皮につかないよう、パサつきやすく広がりやすい毛先中心いつけるように意識しましょう。

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加藤亮平

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