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2023-06-20

湿気で髪がうねる!男性がするべき対策を現役メンズ専門美容師が解説

Last Updated on 2023年7月11日 by himeoryon-67

こんにちは。

青山・表参道エリアにてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。

湿気でうねる髪の原因と対策が知りたい

「雨の日や湿度が高い日は髪の毛が言うことを聞いてくれない」

こんな風に湿気によって髪の毛がまとまらないと悩んでいる男性も多いのではないのでしょうか?

わたくし自身くせ毛のため、雨の日や湿度が高い日は髪の毛がまとまらず、せっかく時間をかけたスタイリングも時間とともに崩れてしまうなんてこともあります。

湿気に負けない対策や方法がわかれば、少しでもストレスフリーになる。
そんな気がしますよね?

そこで今回は、

  • 髪がうねる原因
  • 髪のうねりを抑える対策
  • 湿度に負けない髪型のポイント

についてお話ししていきたいと思います。

これから訪れる梅雨の時期、そのあとはジメジメとした湿度の高い夏がやってきます。

この記事を読むことでそんな湿度に負けない方法を知り快適な生活を送っていただければ幸いです。

なぜ髪は湿気でうねるのか?

髪が湿気でうねる原因が知りたい男性

そもそもなぜ髪の毛は湿気でうねってしまのでしょうか?

その理由は大きく二つあります。

1つは、髪の表面を覆っているキューティクルが傷ついているためです。

キューティクルは、髪の水分や油分を守る役割をしてい流のですが、キューティクルが傷つき剥がれてしまうと髪の水分や油分が逃げやすくなり、うねりやすくなってしまいます。

もう1つは、湿度が高いためです。

梅雨の時期など空気中の水分が多いと、髪の毛は水分を吸収しやすくなります。

髪の毛に水分が吸収されると、髪の毛の形が不安定になり、うねりやすくなります。

男性の髪が湿気でうねる原因

髪が湿気でうねる原因が知りたい男性

前述したように髪の毛がうねる理由はキューティクルの損傷と湿度の高さが原因です。

ここではさらに深掘りをして髪の毛がうねる具体的な原因と、その特徴についてお話ししていきます。

男性の髪が湿気でうねる原因①:くせ毛である

湿気でうねりやすい髪質というものがあります。

それは「くせ毛」です。

くせ毛の髪の断面を見てみると、潰れていたりゆがんでいたりします。

そのため内部の栄養には場所によって偏りが生まれてしまい、髪の中の栄養が足りない部分は水分を吸収しやすく、よりうねりやすくなってしまいます。

さらにくせ毛というのは他の毛質に比べて水分量が少なく、「乾燥毛」であるという性質を持っています。

これによって雨や湿気の多い日はたちまち髪が水分を吸い、くせやうねりが強く出てきてしまうのです。

男性の髪が湿気でうねる原因②:カラーやパーマによるダメージ

男性の中にもカラーやパーマをされている方は多いと思います。

髪の毛というのはカラーやパーマの際薬剤によるダメージが生じ、髪の表面にあるキューティクルが損傷し剥がれたり開きっぱなしになっています。

そのため髪の内部の栄養が流出しやすくなり、毛髪内の栄養バランスが悪くなってスカスカになり湿気が入りやすくなってしまいます。

逆にダメージの気にならない髪というのはキューティクルが閉じていて、髪の中の栄養バランスが均等で過剰に水分が入り込むことが少なくなり、収まりが良くなる、うねりがないということです。

男性の髪が湿気でうねる原因③:自然乾燥によるダメージ

男性の中には髪の毛が短いからとシャンプーのあとドライヤーで髪を乾かさず自然乾燥にしているという方もいるかと思いますがこれは危険です。

髪の表面にあるキューティクルというのは濡れたり、温めたりすると、開く性質を持っています。

つまり髪が濡れている=キューティクルが開いている状態、すなわち外部からのダメージを受けやすい状態と言えます。

自然乾燥によって髪の毛が傷むことで髪の毛内部の水分バランスが崩れ湿気に敏感な髪の毛となってしまいます。

また、髪の毛の自然乾燥は頭皮の自然乾燥でもあります。

男性の場合は髪の毛を乾かすことも大事ですが頭皮の自然乾燥は頭皮だけでなく髪のトラブルにもつながるため注意をしましょう。

関連記事はこちら

湿気でうねる髪の対策方法

うねる髪の湿気対策が知りたい男性

湿気でうねる髪型は毎日のちょっとした一手間や、ヘアケア剤の選び方、さらには最適な髪型を選ぶことで対策することがでできます。

ここでは今日からできる湿気対策をご紹介していきます。

湿気でうねる髪の対策①:ドライヤーで乾かす

ドライヤーで髪の毛を乾かす際のポイントは余分な水分が残らないようにしっかりと乾かすことです。

前述したように自然乾燥をすると髪の毛が傷む原因になるので、短いからといってそのままにせず洗った後は必ずドライヤーでしっかりと乾かしましょう。

また、髪の毛を熱によって形をコントロールし整えることで、髪型を固定できます。

ドライヤーで髪の毛を乾かすときのコツは、9割程度まで温風で乾かし、仕上げとして冷風で冷ますことです。

最後に冷風で髪の毛をクールダウンさせることで、キューティクルを引締めることができ湿気に強い髪を作ることができます。

とはいえオーバードライ、乾かしすぎや熱の当てすぎは返って髪にダメージを与えてしまうので注意が必要です。

ドライヤーの正しい使い方についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

湿気でうねる髪の対策②:ウェットたい方のスタイリング剤を使う

スタイリング剤の選び方でも髪質はコントロールすることができます。

その際、マットタイプやワックス系はなるべく避けるようにしましょう。

オススメなのは、グリースやジェル、ポマードなどのウェット系のスタイリング剤です。

ウェット系のスタイリング剤のメリットは湿気が入り込まないようにすることができることです。

スタイリング剤の選び方についてはこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

湿気でうねる髪の対策③:湿気に強い髪を作る

湿気によって髪の毛がうねるのは、ダメージによってキューティクルが開いていることで空洞になっている中に水分が入ってしまうことで起こります。

そのため対策方法としてはシャンプーやトリートメントを使ってキューティクルを保護することや内部を補修することが重要です。

まずシャンプーやトリートメントを選ぶときは洗浄成分(界面活性剤)はもちろん程よい洗浄力と保湿力を併せ持つアミノ酸系シャンプーを選ぶようにしましょう。

また、保湿効果のあるグリセリンやヒアルロン酸、油分を補うホホバオイルやセラミド、補修に働きかけるコラーゲンや加水分解シルクなど補修成分が含まれたものがおすすめです。

シャンプーの界面活性剤についてはこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

湿気でうねる髪の対策⑤:髪型で調整する

くせ毛の方やダメージが強い方の場合、髪質や生えぐせにあっていない髪型を選んでしまうと、うねりだけでなく膨らんだり広がりやすくなってしまいます。

例えばくせ毛の方でロングからバッサリとショートにしてしまうと、髪の毛が軽くなり髪の毛1本1本がが動きやすくなってしまいうねりやすくなってしまいます。

また毛量が多い方も同様で、長さは切らずとも量を減らすことで髪と髪の間に隙間ができ、水分を吸った髪の毛が動きやすくうねりやすくなってしまいます。

最適な長さの設定と毛量調整をすることで、うねりを最小限に抑えることができます。

湿度に負けない髪型のポイント【お客様実例】

ここでは湿気で髪型が決まらない、まとまりが悪いという男性にオススメの髪型をお客様の実例を元のご紹介させていただきます。

湿気に負けない髪型①:刈り上げベリーショート

耳周りをハチあたり、襟足部分は高めにしっかりと刈り上げたベリーショトスタイルです。

特に直毛でお悩みの方であればトップが自然に立ち上がるくらいの長さを残すことで前髪からトップにボリュームが出やすくなりスタイリングも簡単なります。

また、くせ毛の男性であればツヤ感のあるスタイリング剤を使うことでシャープな印象を演出することができます。

湿気に負けない髪型②:刈り上げ+ツーブロックショート

耳周りをツーブロックにし、襟足部分を低めに刈り上げたスーブロックショートです。

湿気で膨らみやすい耳周りのボリュームをツーブロックで抑えることで清潔感とスタイリングの時短につながります。

また、襟足を低めに刈り上げることでスーツスタイルにも似合わせやすい首元がスッキリとしたスタイルになります。

トップは膨らみ過ぎない長さと毛量を残すことがポイントです。

湿気に負けない髪型③:くせを生かした刈り上げスタイル

くせ毛によって湿気で広がる男性はクセを生かしたスタイルがおすすめです。

耳周りはツーブロックにし襟足は刈り上げ、トップは長めに残してクセを生かしたスタイリングにします。

スタイリング剤でまとめづらいハチ下は短く刈り上げカットすることで清潔感を演出し、長めに残した部分はクセを生かしてツヤ感のあるグリースやジェルをを揉み込むようにスタイリングします。

広がりやうねりを生かしつつ、刈り上げを取り入れることで湿気に負けない扱いやすいスタイルを楽しむことができます。

社会人男性に最適な髪型⑤:刈り上げアップバングショート

ハチ下耳周りと襟足部分を長めにかつ低めに刈り上げ、トップに向かってグラデーションで繋いだ刈り上げスタイルです。

くせ毛の男性の場合、耳周りや襟足部分が特にまとまりが悪くスタイリングがしづらいという難点があります。

耳周りや襟足部分を少し長めに刈り上げることでトップに緩やかにつなぐことで、刈り上げ過ぎず、かつトップが膨らみづらくまとまりやすいように長さを残すことでスタイリングも簡単になります。

刈り上げに興味はあるけどやり過ぎはちょっと抵抗がある、そんな男性におすすめです。

まとめ

今回は湿気で髪の毛がうねる原因やその対策方法についてお話しさせていただきました。

髪の毛というのは髪の水分量やキューティクルの破損によって湿度が高いと大気中の水分を吸い込んでしまい、膨らみうねりを生んでしまいます。

対策方法としてはスタイリングの選び方や日々のケアで保湿や補修をいつも以上に意識することが重要です。

また、くせ毛によってうねりやすい男性は広がりを抑える、逆にそれを生化した髪質にすることもおすすめです。

最適なシャンプーやヘアケア剤、髪型のご相談もお待ちしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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加藤 亮平

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