ワックスをつける量がわからない!【スタイリングが簡単になる秘訣】
Last Updated on 2022年7月14日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にてメンズ特化美容師をやっております加藤亮平と申します。
『自分でするスタイリングがどうもうまくいかない。』
こんな風になかなか思うようなスタイリングができず悩んでいる男性も多いのではないでしょうか。
髪の毛の仕上がりはどんなスタイリング剤を選べばいいかだけでなく、どのくらいの量をつけるかによっても仕上がりは変わってきます。
そこで今回は、
- ワックスの適量
- ワックスの間違った付け方
- 付け方
についてお話ししていきたいと思います。
スタイリングが苦手な男性は是非参考にしてみてください。
うまくスタイリングする簡単な方法とは?
うまくスタイリングができないと悩んでいる男性の方も多いのではと思います。
結論から言うと誰でも簡単にスタイリングをする一番の方法は「正しい量のワックスをつける」と言うことです。
ヘアスタイルや求める質感によって適しているスタイリング剤とそうでないスタイリング剤はもちろんあります。
とはいえたくさん量をつけすぎてもダメですし、もちろんつけなさすぎてもしっかりスタイリングすることができません。
うまくスタイリングできないのはワックスの種類や質感ががあっていないからではなく、
「適量をつけることができていない」
ということがことが多いです。
ワックスをつける正しい量
ワックスには適量というものがあります。
髪の毛にボリュームがない方やしっかりと動きや立ち上がりをつけたい方はワックスをたくさんつけすぎてはいないでしょうか?
ワックスにも重さがあるためたくさんつけすぎることで重くなってしまい逆にペタンんと潰れてしまい動きも出づらくなってしまいます。
手に取るワックスの目安としてよくある表記が、
- 硬貨一枚分
- 人差し指第一関節分
- 小豆一粒分
とはいえこれってわかりやすそうで少し考えてしまいませんか?
ヘアスタイルや毛量や毛の長さは人によって違いますし、手の大きさも人によって違います。
刈り上げやショートスタイルの方であればつけすぎになってしまうこともあります。
つけるワックスの正しい量の目安は「手に取る量」というよりも「手のひらでしっかり伸ばした時に白く残らず透明っぽさが残る程度」です。
手に伸ばしたワックスに色ムラがあるとつけた時の仕上がりにムラができてしまいます。
手のひらに伸ばした時に白く残りすぎるとワックスが多すぎてダマになってまうため付けすぎてしまうことになります。
ワックスの間違った付け方
正しいワックスの量に対して間違ったつけ方をしてしまうと上手くスタイリングすることができません。
気をつけたいポイントを4つご紹介していきます。
<①たくさんつけすぎる>
髪型を1日キープするためには前髪やトップが潰れやすい方はたくさんつけた方が長持ちすると思いがちですが、これは逆効果になります。
ワックスにも重さがあるのでたくさんつけすぎると時間の経過とともにその重みで潰れやすくなってしまいます。
適度な量のワックスで長持ちさせるにはハードスプレーがオススメです。
ハードスプレーであればワックスよりも軽く、少量のノエワックスと合わせて使うことで1日を通してしっかりキープしてくれます。
ハードスプレーに関してはあわせてこちらの記事もご覧ください
また多くのメンズワックスは油分がしっかり入っているもが多いためたくさんつけすぎるとベタベタと不潔な印象を与えてしまったり、一度のシャンプーでは落ちづらくもなるためつけすぎには注意しましょう。
<②ムラができてしまう>
つけムラができることで質感にムラができるだけでなく、立ち上がっているところやそうでないところ、束間があるところやないところができてしまうため全体的にバランスが悪くなります。
しっかり手のひらで伸ばさなかったり塊のままつけることでおきやすい失敗です。
<③スタイルや髪質にあっていない>
選んだスタイリング剤が髪質やスタイルにあっていないとイメージしたヘアスタイルにならないことがあります。
ワックスにも硬いものや柔らかいもの、ツヤが出るものやマットなもの、パーマヘアに向いているものやショート、ミディアムの方に向いているもの様々です。
まずは自分にはどんなものがあっているかを確認してみましょう。
美容院で担当の美容師さんに相談するのも勿論いいですし、最後の仕上げに使ったスタイリング剤が何かを聞いてみるのもいいかと思います。
美容院での最後の仕上げはお客様の髪質やヘアスタイルに最も適したスタイリング剤を選んでいます。
なんていうワックスを使ったのか聞いてみるのもいいですね。
スタイリング剤の選び方についてはこちらの記事も合わせて参考にしてみてください。
<④ドライヤーの乾かし方>
髪型をスタイリングすることにおいてワックスの量ももちろん重要なのですが、ワックスをつける前のドライヤーでの乾かしも重要です。
髪の毛は濡れている状態から乾く時に形が作られます。
例えばボリュームが欲しいところはボリュームが出るように乾かす、逆に欲しくないところは潰すように乾かす。
ワックスをつける前にドライヤーである程度形を作ることで髪型のモチは大きく変わります。
ワックスの正しい付け方
正しいワックスの付け方をご紹介していきます。
<①前髪以外に満遍なくつける>
まずはワックスを手のひらで色むらがなくなるよう均一に伸ばします。
頭皮(地肌)にはつかないよう根元付近から中間かけて握ったり揉み込んだりと満遍なくつけましょう。
毛先にはあまりつけすぎないようにし、あくまで形を作るのではなく満遍なくつけることが目的なのでこの段階ではボサボサで大丈夫です。
<②ひし形に形を整える>
次に全体のシルエットを調整していきます。
トップはボリュームが出るようにし、ボリュームが出すぎているところ(特にハチ周り)は抑え、全体的にひし形になるように整えていきましょう。
髪と髪の間のふんわり感はなるべく潰さないよう指をフォーク状にして手ぐしで小刻みに動かしながら上から下に微調整していきます。
<③束間や毛先の動きをつける>
最後に細かな束間や動きをつけるため毛先を整えていきます。
最初に毛先にあまりつかないようにしたのは最後に整えていくためです。
求める質感の毛束をとり指でねじったり束間を作ります。
この時注意していただきたいのはなるべく手に残ったワックスで整えるということです。
新たにワックスを付け足すことで毛先にのみ重さが出てしまい潰れやすくなってしまいます。
とはいえ少なすぎても毛先がまとまらないのですkし付け足す場合はそのまま毛先につけるのではなく、再度手のひらで伸ばして付けすぎないようにしましょう。
まとめ
今回はスタイリングする際のワックスの量についてお話しさせていただいました。
ポイントは「たくさん付けすぎない」ということです。
たくさん付けすぎることのデメリットは、
- 逆に潰れやすくなるなりモチが悪い
- べたついた印象が清潔感にかける
- シャンプーで落としづらくなる
ワックスをつける前にドライヤーで形を整え、手のひらで薄く均等に伸ばしたワックスでスタイリングをしていきましょう。
さらにモチをよくさせるにはハードスプレーがオススメです。
是非試してみてください。
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加藤亮平
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