メンズに人気のスタイリング剤であるワックスとジェルの違いとは?
Last Updated on 2021年1月26日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します。
メンズに人気のスタイリング剤である「ワックス」と「ジェル」ですがいまいち特徴や使い方がわからない、、、
こんな風に、毎日スタイリングはしているものの使っているスタイリング剤が自分の髪質や髪型に適しているものかどうか考えたことがある方もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで今回は、
- ワックスとジェルの違い
- ワックスとジェルの使い方のポイント
- ワックスとジェルを混ぜて使う方法
についてお話ししていきたいと思います。
メンズのセットに人気の二つのスタイリング剤の違いについて気になる方は是非読んでみてください。
ワックスとジェルの違いとは?
ワックスとジェルは男性のスタイリング剤として人気で、普段から多くの方が使っているかと思います。
それぞれの特徴を知ることで自分の髪質やスタイルにあったものを選びましょう。
<ワックスの特徴>
ワックスには油分が多く潤いやツヤ感を与えるものもや、ファイバー系と呼ばれる繊維成分が配合された粘り気が強くスタイリング力の強いものがあります。
また、ワックスの種類分けとしては、しっかりと毛束作ってり根元を立ち上げる「ハードタイプ」と適度な動きと毛束感を作る「ソフトタイプ」の2種類があります。
スタイルによっての使い分けは勿論ですが、髪質によっても向き不向きはあります。
例えば剛毛の方の場合は元々の髪質が硬いのでハードタイプと呼ばれるものでないとなかなかスタイリングが難しいかと思います。
その反対に軟毛の方(毛が細く猫っ毛タイプ)だとハードタイプだと重さで潰れやすくなってしまうため、ソフトタイプのワックスであったり軽めのクリームタイプワックスでハードスプレーで固める方法がオススメです。
<ジェルの特徴>
ジェルの特徴はなんと言っても水で落ちやすい水溶性であるということです。
ゼリー状の整髪料で一般的には水とポリマー成分を中心に混ぜ合わせたものであるため、髪型キープするホールド力が抜群に優れています。
また、ワックス以上のツヤ感とウェット感を演出してくれるためしっかりとキープしつつも清潔感のあるスタイルや、カチッとした大人のビジネススタイルにしたい際はオススメのスタイリング剤です。
ワックスとジェルの使い方のポイント
<ワックスを使うときのポイント>
ワックスを使う際はつける前の下地作りとして乾かしがポイントです。
ボリュームが欲しい部分は根元が立ち上がるように乾かし、ボリュームがいらない部分は根元を潰すように乾かします。
ワックスで根元を立ち上げようとしたり潰そうとしたりすると、どうしてもたくさんの量をつけがちです。
ワックスにも重さがあるのであまりたくさんつけすぎるとその重さで潰れやすくなってしまいます。
目安となる分量は手のひらに10円玉程度の量を取り、しっかり伸ばして全体になじむようにつけ、順番としては動きを出したい場所からつけるようにしましょう。
いきなり整えながらつけようとするとムラになったり部分的にベタつきが固まったように見えてしまうため、最初は髪のボリュームをしっかり出し後でいらないところは抑えるように潰します。
全体的なにトップを立ち上げサイドのボリュームを抑えたひし形のシルエットが理想です。
<ジェルを使うときのポイント>
ジェルのツヤ感を最大限に生かすのであれば髪を濡らしてタオルドライした状態でつけるのがオススメです。
毛量が多い方や乾燥毛の方は半分濡れた状態で使うことでボリュームを抑えつつ感想を抑えツヤ感を演出することができます。
また濡れた状態は髪に馴染みやすくなるため満遍なくつけることができます。
分量としてはワックスよりも気持ち多目くらいがいいかと思います。
もちろん長さが短かったり毛量が少なかったりする場合は馴染みやすさも考えて若干少なめで。
ここで注意なのが、ジェルは種類によっては速乾性が強いものがあるため、少しずつつけていると徐々に固まってしまいます。
一度固まったジェルはワックスと違い手直しがしづらいため、ジェルを使う際は乾いてしまわないよう手早くスタイリングしましょう。
ワックスとジェルを混ぜる方法
最近多いのがワックスとジェルを混ぜるという方法です。
僕たち美容師も普段の営業でよくやりますが、お客様ご自身でも混ぜて使ってるという声をよく聞きます。
ジェル単品だとツヤ感はいいけどカチッと固まりすぎて手直しができないということや、逆にワックスだけだとスタイリングはしやすいれどツヤ感が弱いということであれば、この二つを混ぜて使うのは非常に効果的です。
ジェルと混ぜる際のワックスは、柔らかく伸びが良いソフトタイプのワックスが適しています。
水溶性であるジェルの特性と相性が良くなじみやすいので、両方の効果を活かしやすくなります。
補足ですが、二つを混ぜ合わせる際のちょっとしたポイントがあります。
まず先に伸ばしやすいワックスから手のひらに乗せ、ある程度手の上に伸ばしておきます。
その後、伸ばしにくいジェルをその上に乗せ、同様に手に伸ばしておきます。
こうすることでワックスとジェルが均一に混じりやすくなります。
二つを混ぜ合わせるのが面倒であれば、ワックスとジェルのいいところを併せ持った「ジェルワックス」もおすすめです。
ジェルワックスは髪を固めるジェルのような髪型キープ力と、自然な動きをつけるワックスのようなスタイリングの自由度を兼ね備えているのが特徴です。
ジェルだとしっかり固まりすぎてしまうと手直しすることがでないのですが、少しワックスの要素が含まれることで外出先で手直しをすることも可能です。
まとめ
今回はワックスとジェルの違いについてお話しさせていただいました。
もちろんワックスにはワックスの良さ、ジェルにジェルの良さがあるかと思います。
そしてこの二つをミックスした「ジェルワックス」を導入することで幅の広く
自分の髪質や髪型、そして求める質感をしっかり意識して正しくスタイリング剤を選びをしていきましょう。
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