美容室での刈り上げの頼み方!男性が悩む頭の形はカットで変わります
Last Updated on 2024年2月1日 by himeoryon-67
こんにちは。
表参道にてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。
美容院で刈り上げをオーダーにする際に「どんな感じに刈り上げますか?」と美容師さん聞かれて困ったことはありませんか?
「よくわからないけど良い感じに、、、」
普段お客様のカウンセリングをさせていただく中で、こんなオーダーされる方は実は多くいらっしゃいます。
確かにどんな感じ、と言われてもどう答えればいいのか難しいところですよね。
そんな時、「こんな印象にしたいのでこのくらいでお願います」のように目安となるイメージがあると美容師さんにオーダーしやすいですよね。
そこで今回は、
- 刈り上げの高さで頭の形を変える
- 刈り上げの高さによる印象の違い
- 刈り上げの頼み方
についてお話ししていきたいと思います。
最近年齢問わず多くなってきたツーブロックや刈り上げを合わせた男性らしいスタイル。
刈り上げの頼み方にお悩みの男性に向けて頭の形に似合う刈り上げとその見え方の印象の違いについて、わたくしが担当させていただいたお客様の施術例と交えてわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
このブログ記事を最後まで読んでいただければ刈り上げ頼み方がスムーズになるようになるかと思いますので参考にしてみてください。
目次
刈り上げの頼み方で頭の形は変わるのか?
そもそもなぜ刈り上げの頼み方を知っておいた方がいいのでしょうか?
結論からいうと後頭部の頭の形というのは刈り上げの高さや角度、つまり刈り上げの頼み方で大きく変わるということです。
他人からの見た目の印象というのは正面ではなく横顔や後ろ姿で約８割決まると言われており、その際に頭の形というのは見た目の印象を大きく左右するものになります。
例えば見た目の印象を、
- シャープな印象に見せたい
- クールな印象に見せたい
- 優しい印象に見せたい
など人によって求める見た目の印象は様々ですが、刈り上げの頼み方というのはこの3つポイントを大きく左右します。
この刈り上げスタイルというのは特に絶壁頭の多い日本人男性にオススメです。。
絶壁頭の男性こそ、絶壁だからと諦めるのではなく、正しく刈り上げをオーダーすることで理想的な印象を手に入れることができる。
つまり誰だて見た目の印象を良くすることができるということなんです。
絶壁の悩みの男性はこちらの記事もぜひ読んでみてください。
30代男性が悩む絶壁頭とは?
一度ここで絶壁頭とはどんな形の頭なのか解説していきます。
絶壁頭とは後頭部にボリュームがなく頭のてっぺんから襟足の生え際にかけてストンとしてしまうような頭の形のことをいいます。
男性の中には後頭部に自然なボリューム感が出づらく、セットしても時間が経つと潰れてまうとお悩みの方が多くいらしゃいます。
正面というのは自分でも鏡で確認することができますが横顔や後頭部というのはなかなか自分で常に確認することができません。
とはいえ他人からの印象というのは、横顔や後ろからのシルエットで決まることが多いです。
そのため後頭部の自然なボリュームや丸みは非常に重要であり、絶壁頭は解消する必要があるんです。
刈り上げの頼み方で頭の形(絶壁頭)は変えられる
絶壁頭にお悩みの男性はパーマをかけたりワックスとハードスプレーでしっかりとヘアセットすればなんとか後頭部にボリュームを作ることができます。
とはいえ男性の中にはこんな方もいらっしゃいませんか?
・パーマをかけるのは嫌だ
・スタイリングにそんなに時間をかけられない
何を隠そうわたくし自身もそんな男性の一人(笑)
髪の毛や頭皮のことを考えるとパーマは抵抗があ流、仕事柄パーマをかけることができない。
こんな男性もいるかと思います。
とはいえ朝の時間は忙しく、なるべくラクにヘアセットをしたいものですよね。
そんな男性にお勧めする方法がカットだけで形をしっかり作る、理想的なひし形シルエットを作るという方法です。
結論として、頭の形というのはパーマをかけなくても、スタイリング剤をたくさん使って時間をかけなくても刈り上げスタイルを組み合わせた【骨格矯正カット】を施すことで理想的なボリューム感のある頭の形を簡単に作ることができるんです。
骨格矯正カットについてはこちらの記事もぜひ読んでみてください。
絶壁頭にお悩みの男性は、自信を持って刈り上げスタイルにすることをおすすめします。
美容室での刈り上げの頼み方
刈り上げの高さは大きく、低め・中間・高めの3つに分けることが出来ます。
「刈り上げはどれも同じでしょ?」「刈り上げは変えようがないでしょ?」と思われがちですが高さを変えることでそれぞれ違った印象になります。
ここでは美容室で頼む際どのように伝えればいいかをわかりやすくお伝えしていきます。
その際大切なのは自分がどんなイメージの髪型、シルエットにしたいかということです。
美容室での刈り上げの頼み方①〜低めの刈り上げ〜
頭の後ろを触ってポコっと骨が出っ張っている部分があると思います。
「ぼんのくぼ」といわれる部分なのですがそこよりも若干下の位置までの刈り上げをイメージしてください。
低めの刈り上げは「刈り上げが初めてで少し不安」という方だけでなくこんな男性にもおすすめです。
- 少し重めの印象にしたい方
- 柔らかい雰囲気にしたい方
- トップは長めにしたい方
全体的に短くするのは抵抗があるけれどさっぱりと清潔感のある感じにしたい男性は耳周りをツーブロックにしたり、後頭部を低めに刈り上げるだけでスッキリとした印象にすることが出来ます。
頭頂部が潰れやすいつむじが少し後ろの方にある方は、低めの刈り上げでバランスを取ることができます。
美容室での刈り上げの頼み方②〜中間の刈り上げ〜
絶壁頭お悩みの男性に最もお勧めしたいのがこの中間くらいまで刈り上げたスタイルです。
ここでいう「中間」とは、前述したぼんのくぼあたりををめがけてし角度をつけてえぐるよう、後頭部が出っ張るように刈り上げます。
そうすることで横から見たときのシルエット補正し、ボリュームも出しやすくスタイリングも簡単になります。
横から見たときにより高さだけでなく奥行きをしっかりと作ることができるため立体感のあるシルエットにすることが出来ます。
美容室での刈り上げの頼み方③〜高めの刈り上げ〜
高めの刈り上げは、先ほどの中間の位置よりも上の方まで刈り上げたスタイルになります。
高めに刈り上げることで後頭部が軽い印象になり、シャープなスタイルを作ることが出来ます。
髪の毛が伸びてきても重みの位置を上の方に設定していることでシルエットが崩れにくく、形の持続させやすいとうメリットがあります。
デメリットとしてはあまり高くまで刈り上げてしまうと個性的な印象になりすぎてしまうということ、毛先が軽い方だとベリーショートのように軽すぎる印象になってしまうので注意が必要です。
ちなみに3つの写真でご紹介させていただきましたが、比較しやすいように同じお客様をモデルとさせていただきました。
人からの印象は７割がた横からの印象で決まると言われていますが、刈り上げの高さを変えるだけで横からの見た目は大きく変わります。
美容室で刈り上げを頼む際はイメージが重要
美容院で刈り上げを頼む際は、『刈り上げは高めでお願いします』や『６mmでお願いします』というオーダーだけだとイメージした仕上がりにならない場合があります。
その理由は頭の形や髪の毛の生え方、毛量は人によって異なるためです。
検索画像やヘアカタログに載っているスタイルに対して書かれているオーダー目安をそのまま伝えてしまうと理想とはかけ離れてしまう場合があるため注意しましょう。
ではどうしたらいいのか。
その解決方法としては、
『ちょっと重めにしたいけど後ろは軽く、さっぱりさせたい』
『横から見たときの頭の形を綺麗に見せたい』
『少しシャープな軽い印象にしたい』
などなど、
あくまでどんなイメージ、雰囲気にしたいかを伝えることが重要です。
トップの髪の毛をどのくらい残したいのか、どんな雰囲気にしたいのか、頭の形はどうなのかを加味して美容師側もベストな刈り上げの高さを提案してくれるはずです。
刈り上げは何ミリがベストか?についてはこちらの記事もご覧いただければ幸いです。
まとめ
刈り上げはミリ数(長さ)ももちろんですが、どこまで刈り上げるかによって横から見た印象、シルエットは大きく変わります。
多くの男性に人気の刈り上げスタイルですが、美容院で刈り上げを頼む際には是非参考にしていただけたらと思います。
また、初めて刈り上げスタイルに挑戦される男性だけでなく、これまで刈り上げスタイルにあまり納得がいかなかった男性は、是非僕に一度ご相談ください。
一人一人のイメージにあった、最適な刈り上げスタイルをご提案させていただきます。
ハチ張りや絶壁など、頭の形にお悩みの男性は合わせてこちらの記事も参考にしてみてください。
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