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2021-07-19

髪の量が多いと悩む男性必見!髪をすくメリットとデメリットとは?

Last Updated on 2023年7月6日 by himeoryon-67

こんにちは。

青山・表参道エリアにてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。

髪の量が多いと悩む男性

「髪の毛の量が多くて大変なのでとにかくたくさん減らして欲しい。」

こんな風に美容院に行くと長さはもちろん、量を何とかして欲しいとオーダーしている男性も多いのではないでしょうか?

私自身、学生の頃は髪の量に悩んでいたため、美容院でのカットでは物足りず、自分ですきバサミを買ってきて自宅でカットをしていました。

髪の量が減るとシャンプーも乾かすのも楽になるというのはメリットであり、少ないに越したことはないように思いますよね。

とはいえ髪の毛の量は減らすということにはデメリットも存在するのをご存知でしょうか?

減らすということはメリットもありますが、その反対にデメリットがあるのも事実です。

そこで今回は、

  • 髪の毛を減らす事のメリット
  • 髪の毛を過剰に減らすことのデメリット
  • 髪の毛を自分で減らす事の危険性

についてお話ししていきたいと思います。

髪の毛の量にお悩みの男性はこの記事を読むことで、もう量を減らすことのメリット・デメリットが明確になるはずです。

夏をうまく乗り切る対策としても是非参考にしてみてください。

お悩みご相談もこちらまで!

髪の毛の量が多いからとすき過ぎてもいいのか?

髪の毛の量を減らすすきバサミ

毛量が多い男性の場合、髪をすく事で軽くなり扱いやすくなると思っている方が多いのではないでしょうか?

確かに毛量を減らす事でボリュームを抑えることができたり動きや立ち上がりも良くなるため扱いやすくなります。

ただここで気をつけないといけないのは、髪質や生え方によってはすきすぎる事で逆に扱いづらくなる場合があるということです。

美容院でカットをしてもらった時、美容師さんに「これ以上はすくのをやめておいたほうがいい」と言われた経験がある方や、カットしてもすぐに毛量が増えるという男性は過剰にすいている可能性があります。

もちろん髪の毛はある程度の量は減らさないと理想的な髪型に近づけることができません。

とはいえすき過ぎは逆効果になってしまうので自分の求める髪型や髪質に合わせた毛量調整をお願いするようにしましょう。

多い髪の毛をすく事のメリットとデメリット

親指が立った手

髪の毛をすくということは理想の髪型に近づくためには欠かせませんし、毎日のシャンプーやスタイリングの時短にもつながります。

特に男性の場合は男性ホルモンの影響で女性に比べ毛量は多いですし、髪の毛が太くて硬いという方が多い為すかないわけにはいかない方がほとんどです。

とはいえ髪の毛をすくということにはメリットがる反面デメリットも当然存在します。

それぞれについてお話ししていきます。

量の多い髪の毛をすく事のメリット

<①軽さが出る>

髪をすく事で髪の量が減り見た目にも軽さが出ます。

お勤めの男性の場合、お仕事の関係でヘアカラーをすることが難しく黒髪だと重く見えがちです。

量を減らして軽さが出ることでスタイリング剤も少量です済み、清潔感のある印象も演出することができます。

<②熱がこもりにくくなる>

毛量が多い方の場合、頭皮に熱がこもりやすくなるため日中の発汗量が増えます。

汗をかき蒸れた状態が続くと頭皮環境が悪化し抜け毛や薄毛の要因にもなります。

ある程度毛量を減らす事で熱がこもるのをなるべく避けることができるため頭皮環境を健やかに保つことができます。

汗と髪の毛の関係についてはこちらの記事も是非参考にしてみてください。

<③動きを出しやすくなる>

毛量を減らす事で髪と髪の間に空間ができ、毛束を出したり動きが出しやすくなります。

特にてっぺんのボリュームが出づらい方や前髪が立ち上がりづらい方は適度に量を減らす事でパーマをかけなくとも束感や立ち上がり、動きが出しやすくなります。

また、パーマをかけた場合時間が経つとどうしてもパーマ感が弱くなったと感じることがあります。

これはパーマのカール感が弱くなったというのもありますが、髪の量が増えて動きが出づらくなっている場合もあります。

このような場合、パーマを頻繁にかけ直さなくてもある程度毛量を減らす事で再度動きが出しやすくなります。

<④頭が小さくなる>

毛量が多い方の場合、特にハリコシが強い方や髪の毛が太い方だと頭が大きく見えがちです。

適度に毛量を減らす事で頭の大きさも小さくなりスッキリとした印象になります。

<⑤シャンプーや乾かすのが楽になる>

多くの男性が髪が伸びたと感じるのが、シャンプーをした時やドライヤーで乾かしている時ではないでしょうか?

シャンプーがしっかりと泡立つためには「水分」「空気」「シャンプー剤」の3つがしっかりと混ざる事なのですが、毛量が多いと空気がうまく混ざり合いません。

髪の量が減る事でシャンプーの泡立ちが良くなり、さらに髪の間に隙間ができるため地肌に風が当たりやすくなるため乾くのも早くなります。

量の多い髪の毛を減らすデメリット

<①はねたり広がりやすくなる>

毛量を減らしすぎると毛先がペラペラペラペラになってしまい、薄くなりすぎる事ではねやすくなります。

髪質によっては軽くなりすぎる事でまとまりが悪くなりスタイルの維持も難しくなります。

さらに髪質によっては寝ぐせがつきやすくなる為、朝のスタイリングが大変になってしまう可能性もあります。

<②もちが悪くなる>

「どうせすぐに伸びてしまうので沢山すいてください。」

このように美容院でもちを良くしたいからと多めにすいて欲しいとオーダーしたことはありませんか?

実はこれは間違いで、必要以上に毛量を減らしすぎると逆に持ちが悪くなってしまいます。

髪の毛をすくということは短い毛を作るということです。

切りたては毛量が減ってスッキリとした感覚になりますが時間がたってくると内側から短い毛が髪の毛全体を押し上げてくるため全体的にボリュームが出やすくなります。

特にハリコシが強い方や髪の毛が太い方だとすきすぎる事で早い段階でスタイルの持ちが悪くなり広がって見えやすくなります。

<③薄毛に見えることがある>

すく事のメリットの一つに毛束感が出しやすくなるというのがあります。

とはいえすきすぎる事で毛先が先細りになりすぎてしまい、スタイリング剤をつけたときに地肌が透けて見えやすくなります。

髪質や見える角度によってはハゲているように見えてしまうため注意しましょう。

お悩みご相談はこちら!

<④髪が傷みやすくなる>

すぎることで艶が出にくくパサついた印象になります。

特にカラーやパーマをして薬剤によるダメージを受けている場合はより痛んで見えてしまう為すきすぎに注意しましょう。

また過剰にすいたことで薄くなった髪毛は紫外線やドライヤーの熱などのダメージを受けやすくなるります。

ここれによって毛先が傷みやすくもなる為、男性とはいえある程度長さがある方は自宅でのヘアケアも重要です。

男性におけるトリートメントの重要性に関してはこちらの記事にもまとめてありますので是非参考にしてみてください。

多い髪の毛の量を部分的に減らすオススメの方法

電球を持った男性

男性の場合、男性ホルモンの影響で女性に比べ毛量が多く髪の毛が伸びるスピードが早いという方が多くいらっしゃいます。

特に男性の場合、髪が伸びてきたときに一番気になると言われるのがサイドの耳周りと後頭部の襟足付近です。

この二つの部分は毛量が多くなりやすいというのはもちろん、くせが出やすかったり強い生えグセがあったりとまとまりが悪い部分でもあります。

沢山すいて量を減らすことでスッキリとした印象にはなりますが、伸びてくるとすぐにまとまりが悪くなるという注意点があります。

また、もみあげ部分も襟足部分もスタイリングがしづらいポイントではある為中途半端に長さが残っていると扱いも難しくなります。

オススメとしては中途半端に長さを残さず、ツーブロックや刈り上げスタイルなどにして短くすることです。

ツーブロックというとデザインとしての印象が強いと感じて懸念される男性もいらっしゃるかもしれません。

とはいえ刈り上げる長さや上に残す髪の長さを調節することで、奇抜になりすぎずボリュームのコントロールやスタイリングもしやすくなる髪型であるのでオススメです。

こちらの記事も是非参考にしてみてください。

また、刈り上げスタイルは気になる毛量をスッキリ取ることができるだけでなく、薄さや刈り上げる角度によって頭の形を補正し、なおかつ清潔感のある印象を与えることができます。

「刈り上げ=バリカンで短くされる」

このようなイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが頭の形を見ながら長めにハサミで刈り上げることで理想的なシルエットを作ることができます。

刈り上げで作る理想的なシルエットについてはこちらの記事も是非ご覧ください。

髪の毛が多い男性が自分で髪の毛を減らす危険性

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一般的にも毛量を減らすためのすきバサミというのは購入することができるため、自分ですいた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

最初にもお話ししましたが僕も自分で髪をすいていたことがあります。

ですが自分で髪をすくというのは極力しないようにしましょう。

髪の毛をすく場合はボリュームを減らしたい場所や動きを出したい場所によってすき方やハサミを入れる部分が変わってきます。

むやみやたらにすいてしまうとぽっかりと穴が空いてしまい形がおかしくなってしまったりハゲているように見えてしまいます。

また、直すにしても伸びるまで時間がかかります。

すくだけで美容院に行くのは面倒だしもったいないと感じるかもしれませんが、定期的なメンテナンスとしてやはり美容院でカットしてもらいましょう。

刈り上げの調整や毛量の調整だけをする方法が気になる方は是非こちらの記事を読んでみてください。

まとめ

今回は髪の毛をすくことのメリットとデメリットについてお話しさせていただきました。

毛量が多い方は沢山すいてもらいたいと思うかもしれませんが、過剰に好きすぎることで逆に扱いづらくなる場合があります。

美容院に行った際は美容師さんと相談しながらカットしてもらうようにしましょう。

骨格矯正カット ¥7,700

頭皮環境改善・男性限定ヘッドスパ ¥5,500

メンテナンスカット(刈り上げ・毛量調整) ¥4,400
前回のカットから3週間以内

お悩みご相談はこちら!

東京都港区北青山3−5−9 KAZU表参道地下一階

GO TODAY SHAiRE SALON 青山店

加藤亮平

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