赤い頭皮に要注意!男性が知っておくべきその原因と対策とは?
Last Updated on 2022年5月31日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します。
「頭皮がちょっと赤いですね。」
美容院でこんなことを言われた経験はありませんか?
頭皮の赤みというのは何らかの頭皮トラブルを示すサインであるか可能性もであります。
そこで今回は、
- 頭皮が赤くなる原因
- 赤い頭皮に注意した方がいい理由
- 頭皮環境を改善する方法
についてお話ししていきたいと思います。
放置することで次第に頭皮がチクチクしたり、かゆくなったりしている男性は症状が悪化している可能性があります。
もし頭皮が赤い場合は原因を把握し、正しい対策を行っていきましょう。
目次
頭皮が赤い原因とは?
まずはじめに健康的な頭皮はどんな状態かということについてお話ししていきます。
そもそも健康な頭皮はどちらかというと青白い色をしています。
水分や皮脂のバランスが良く、頭皮が適度に潤っている状態です。
また、健康な頭皮の条件は血流がいいという特徴が挙げられます。
血流がいいことで髪の毛成長に必要な栄養分を頭皮や髪の毛までしっかりと行き届かせることができます。
それに対して「頭皮が赤い」という状態は頭皮環境があまり良くない状態であります。
この原因として考えられるものを紹介していきます。
頭皮が赤い原因①:頭皮の血行不良
頭皮には毛細血管がたくさん通っています。
細い血管のため、通常は血の色が表面に出ることはないですが、血行が悪くなりうっ血していると、その部分が赤い頭皮となって見えることがあります。
頭は心臓よりも上、一番離れた高い位置にあることと、頭の上部には筋肉がないため、血流を自発的にコントロールすることができないため比較的血流が滞りやすい場所になります。
血行が悪くなる原因は、運動不足や睡眠不足、暴飲暴食、ストレス、タバコなど生活習慣の乱が大きく関係しています。
血流を促すためにはこれらを改善することが重要ですが、シャンプー中の頭皮マッサージや美容院でのヘッドスパでも、頭皮の血行を促す効果があります。
ヘッドスパはリラックス効果もあるためストレス解消にも最適です。
ヘッドスパについての詳しい効果ついてはこちらの記事をご覧ください。
頭皮が赤い原因②:間違ったヘアケア
毎日行うシャンプーによって頭皮環境が悪化している場合があります。
- 間違ったシャンプー選びのため
- 過度なシャンプーによるもの
- シャンプーの不完全なすすぎによるもの
- 自然乾燥による雑菌の繁殖
洗浄力の強すぎるシャンプー剤の使用や、過度なシャンプーによって頭皮が乾燥してしまうことや、不十分なすすぎや自然乾燥によって雑菌が繁殖します。
清潔にしているはずのシャンプーが頭皮環境を悪化させている可能性があるため今一度見直しをしていきましょう。
「正しいシャンプー」についてはこちらをご覧ください。
頭皮が赤い原因③:紫外線による影響
紫外線にも注意が必要です。
肌や頭皮の老化には、紫外線による「光老化」が大きく関わっているため、紫外線を浴びて頭皮の光老化が進行すると、頭皮が硬くなり、血行不良になってしまいます。
血行が悪い頭皮では、新しく生えてくる髪の毛も細くパサつきやすい、更にはツヤのない髪になってしまうのです
特に皮脂が奪われすぎた頭皮はむき出しの状態となっているため影響を受けやすくなっています。
このことからも毎日のシャンプーが重要であるということができます。
頭皮が赤い原因④:皮膚疾患の可能性
頭皮が赤い場合は、そもそも何らかの病気である可能性もあります。
頭皮は髪の毛に隠れていてなかなか自分では確認できない場所なため、早期発見が難しくもあります。
頭皮が赤い時、かゆみや痛みが治らない悪化している場合は皮膚疾患の可能性も考えられるため医師の診察を受けましょう。
赤い頭皮が引き起こす問題と改善方法
頭皮が赤いということは血流が悪い証拠です。
血液が滞ることによって頭皮や毛根に必要な栄養素が十分に送られることができず、育毛・発毛不振の原因になります。
抜け毛や薄毛に悩む男性の場合、頭皮が硬かったり赤くなっていたりと血行が悪くなっている方が多いです。
薄毛や抜け毛は加齢や遺伝による影響が大きいとされていますが、毎日の生活習慣を改善していくことで血行を良くし青白い頭皮を取りもどす、つまり頭皮か環境を改善していくことができます。
頭皮の赤みを改善する近道は、まず普段の生活習慣を見直すことです。
今日から頭皮環境を改善できる対策法についてご紹介していきます。
頭皮の赤みを改善する方法①:シャンプー
シャンプーは髪の毛の汚れを落とすだけでなく、頭皮を清潔に保つ上で欠かせません。
とはいえ間違ったシャンプー選びや方法によって頭皮の赤みを引き起こしていることもあります。
洗浄力が強すぎるシャンプー剤の場合、頭皮に必要な皮脂汚れまで落としてしまい乾燥状態になってしまいます。
乾燥状態がひどくなると頭皮はかゆみやフケをともなだけでなく、むき出しになった頭皮は紫外線の影響を受けやすくもなります。
また、乾燥がひどくなることよって皮脂を補おうと頭皮から過剰に皮脂を分泌され頭皮が赤くなってしまうケースもあります。
まずは今使っているシャンプーの洗浄成分をみてみて、もし洗浄力の強いものであれば適度な洗浄力を持つシャンプーを選ぶようにしましょう。
シャンプーの洗浄力についてはこちらの記事をご覧ください。
また、シャンプーの成分やトリートメン成分の流し残しによって頭皮が炎症を起こす場合があります。
男性はシャンプーを手短に済ませがちな方が多いですが、正しいシャンプー選びと合わせて正しい手順でしっかりと洗い流すことも重要です。
今日からできる正しいシャンプーの仕方についてはこちらの記事をご覧ください。
頭皮の赤みを改善する方法②:適度な運動
ランニングやジョギングなど、軽めの有酸素運動を取り入れることで、頭皮の血流量を増やすことができ、頭皮だけでなく髪の毛の成長に必要な栄養素を届けやすくなります。
また、体を動かすことは気分転換にもなりストレス解消にもつながります。
とはいえ無理な運動でストレスを感じると逆効果となってしまうため自分に合った運動やペースで行なっていきましょう。
頭皮の赤みを改善する方法③:正しい食生活
頭皮の赤みを抑えるには血行を促進させる必要があります。
そのために必要な主な栄養素としては以下のものが挙げられるので是非参考にしてみてください。
- ビタミンE・・・かぼちゃ、アスパラ、春菊
- ビタミンC・・・フルーツ類、ピーマン
- ビタミンA・・・レバー、緑黄色野菜
- クエン酸・・・酢、梅干し、柑橘類
- EPA・・・イワシ、さば、秋刀魚などの(青魚)
- ポリフェノール類・・・赤ワイン、ココア、緑茶、ぶどう
- アルギン酸・・・昆布、わかめ
これとは逆、お肉や揚げ物などの油もの、お菓子を多く食べる方、お酒をたくさん飲む方は血流を悪くしやすい可能性があります。
上記に挙げた食材をバランスよく摂取するよう心がけましょう。
頭皮の赤みを改善する方法④:良質な睡眠
頭皮の新陳代謝が活発に行われるのが、夜10時から深夜2時の間であるため、夜更かしは頭皮にとって悪影響を与えます。
この時間帯までにシャンプーで頭皮を清潔にして熟睡することをオススメします。
また、寝る前はシャンプーはもちろん湯船にしっかり浸かって体を温めておくと血流が良くなるため良質な睡眠が得やすくなります。
頭皮の赤みを改善する方法⑤:紫外線対策
日差し (紫外線)から頭皮を守るためには帽子を着用するなどをしましょう。
最近では男性でも日傘を活用する方も増えてきたように思います。
長時間着用することで汗をかいたり群れた状態が続くと不衛生になるため、夏など、日差しが強く汗をかきやすい場合は通気性のいい帽子を選びましょう。
まとめ
赤みを帯びた頭皮はそのままにしておくと頭皮環境がどんどん悪化し、薄毛や抜け毛の原因につながります。
とはいえシャンプーや生活習慣を変えても特に変化がない場合や、かゆみや痛みがひどくなっていく場合は医師や薬剤師などの専門家にみてもらいましょう。
かゆみや痛みがない場合、自分だと見えない部分であるためなかなか気がつきづらい場合もあります。
美容院に行った際は美容師さんに聞いてみてもいいかもしれません。
頭皮の血行を促進するためには頭皮のマッサージ、ヘッドスパも有効であるため、施術を受けてみるというのもいいかもしれません。
薄毛や抜け毛を防ぐために頭皮が青い白い状態を維持していきましょう。
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加藤亮平
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