首が細く見える髪型にしたいメンズ必見!カットで首の長さは変わる!
Last Updated on 2022年6月2日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山・表参道エリアにてメンズ専門美容師をやっております加藤と申します。
「首元をもっと長くスッキリと見せたい」
お勤めの男性の場合、仕事で襟付きのシャツやスーツを着る機会が多いと首元が詰まった印象をなんとかしたいと思うかやもいらっしゃるのではないでしょうか?
襟足の髪の毛を少し長めに伸ばすという方法も聞いたことがあるかもしれませんが少し間違うと清潔感の欠けた印象になってしまう可能性もあります。
そこで今回は、
- 首を細く長く見せる方法
- 首が細く長く見える髪型
- 首が細く長く見せるための適度なメンテナンス期間
についてお話ししていきたいと思います。
首の太さや長さを髪型でなんとかしたいという男性は是非髪型の参考にしてみてください。
目次
首が太く短く見えてしまう原因
首が詰まった印象をなんとかしたいと悩んでいる男性もいらっしゃるのではないでしょうか?
特にお勤めの男性の場合、襟付きのシャツを着たりネクタイを締める機会が多いのでスッキリとした印象に見せたいというお声をよくいただきます。
もちろん骨格や体系的に首が太く短いという男性もいらっしゃいます。
とはいえ諦めないでいただきたいのはカットで首の長さは変えられるということです。
もう少し噛み砕いていうと、髪型によって見た目の首の太さや長さの印象というのは変えることができるということです。
結論から言うと首元をスッキリとした印象に見せる為のカギとなるのは襟足部分の毛量と生えグセです。
男性の場合、男性ホルモンの影響で後頭部の毛量が多い場合が多く、直毛の方でももみあげや襟足部分は生え方にクセがあったりつむじがあったりと無駄なボリュームが出やすい部分でもあります。
間違った髪型選びによってこのような要因をカバーすることができず首元が詰まった印象に見えてしまっている可能性があります。
首を細く長く見せる方法
カットで首を細く、そして長く見せるポイント「クビレ」を作ることです。
クビレを作るとはどういうことかというと襟足部分をタイトに収まるようにカットし、後頭部に自然な丸みが出るよう骨格を補正するということです。
特に絶壁頭の方や髪が細く猫っ毛でハリコシがない方、つむじが後ろの方にある方は後頭部がペタッと潰れやすくなります。
また、多く男性の場合一般的に男性ホルモンの関係で襟足部分は毛量が多く、更にはつむじや強い生えグセによってボリュームが出がちです。
そうすると自然な丸みが出にくく、首筋にかけてのメリハリがなくなり首が太く短く見えがちです。
クビレを作り骨格を補正するようにカットすると頭の形として理想的と言われている「ひし形」のシルエットを作ることがで、首元をスッキリとした印象に見せることができます。
首を細く長く見せる髪型
首を長く、そしてスッキリとした印象に見せたい男性には刈り上げスタイルがオススメです。
そもそも刈り上げとはどんなスタイルかと言うと、「サイド（耳周り）や、バック（襟足）を短くカットする事。
または、そうした髪型」のことを言います。
一般的に刈り上げというとバリカンを使って短くカットした髪型をイメージされる男性が多いかと思いますが、必ずしもバリカンを使うから刈り上げ、というわけではありません。
バリカンを使っててもはさみを使っても、生え際からトップにかけて徐々に長さを残してカットする切り方のことを「刈り上げ」と呼びます。
首を細く長く見せる場合においてさらに重要なのは、生え際から丁寧に濃淡のグラデーションになるようトップとつなゲルことです。
もみあげ周りや襟足付近は男性ホルモンの影響で伸びるのが早く、その部分をしっかりと刈り込む昔からある髪型で、スーツスタイルの男性や清潔感を演出したい男性にはお勧めしたい髪型の一つであります。
刈り上げスタイルには骨格を補正し首元をスッキリ見せる効果があるだけでなく、大人の男性にとって重要な清潔感を演出する効果や毎朝のスタイリングを時短にすることができるなどのメリットがあります。
刈り上げスタイルのメリットや効果についてはこちらの記事に詳しくまとめてありますので是非読んでみてください。
首を細く長く見せる刈り上げスタイル【お客様実例】
ここではお客様の実例を踏まえ、首元がスッキリと見える刈り上げスタイルをご紹介していきます。
首を細く長く見せる刈り上げスタイル【お客様実例①】
＜before＞
【髪質データ】
- 直毛
- 髪の太さ：細い
- 髪の硬さ：軟毛
- つむじの位置が後ろより
こちらのお客様は特に首が太いというわけではないのですがつむじの位置がやや後ろよりにあることと直毛によって後頭部がストンとした印象に。
また、直毛ではありながら襟足部分の毛量多く強めの生えグセがあることでクビレがなく首元が詰まった印象になっています。
＜after＞
襟足の生え際から後頭部に自然な丸みができるよう角度をつけて刈り上げることで横から見たときに理想的なシルエットに。
つむじが後ろよりにあるため、あまり上の方まで刈り上げすぎると後ろから見たときにパカっと割れやすくなるためあまり高めの位置まで刈り上げないことがポイントです。
また、ハサミを使ってしっかりと濃淡をつけることで地肌と髪の毛の色によるグラデーションにより首なが効果を演出しています。
首を細く長く見せる刈り上げスタイル【お客様実例②】
＜before＞
【髪質データ】
- 直毛
- 髪の太さ：やや太め
- 髪の硬さ：やや硬め
- 襟足にクセあり
こちらのお客様は絶壁ではなく、つむじの位置も理想的な位置にあります。
ただ後頭部の毛量が多いこととハリコシが強いこと、そして襟足部分の生え際が横に生えているためボリュームが出やすく首元にボリュームが出やすくなっています。
＜after＞
後頭部の自然な丸みを生かすように襟足部分を刈り上げ、つむじ周りの毛量を適度な長さにすることでメリハリのあるクビレスタイルに。
直毛の方の場合横から見たときの丸みが作りづらいと思われる男性もいらっしゃるかもしれませんが丁寧に形をカットすることで直毛でも柔らかい丸みを作ることができます。
また、襟足部分をVの字に濃淡がつくようグラデーションで刈り上げます。
そうすることで後ろから見たときにより一層シャープな首筋に見えるようになります。
首を細く長く見せる刈り上げスタイル【お客様実例③】
＜before＞
【髪質データ】
- 直毛
- 髪の太さ：やや太め
- 髪の硬さ：硬め
- ハリコシ強め
こちらのお客様は襟足の生え際が深い位置まであることと、つむじがあることで強めの生えグセがあります。
また、髪のハリコシが強く全体的にボリュームが出やすいため後ろからのシルエットが横に広がって見えがちです。
＜after＞
刈り上げる高さを少し上の位置まで持ってき、ボリュームの位置を高くすることで首なが効果を演出しました。
また、襟足の生えグセが気にならないよう生え際からしっかりと濃淡をつけて刈り上げることで縦の立体感を演出することができます。
大人の男性にお勧めするトップ長めの刈り上げスタイルですが、刈り上げの位置を高めにし濃淡をつけることでシャープな印象が特徴の大人刈り上げスタイルになります。
首を細く長く見えるよう維持する方法
髪の毛の伸びるスピードは人によって個人差はありますが、おおよそ1ヶ月で1センチ前後伸びるとされています。
例えばロングスタイルの女性であれば1センチ伸びてもさほど見た目の印象は変わりません。
とはいえ刈り上げ部分は1センチ伸びてくるとクセが出てきたり毛量が増えることでと見た目の印象が大きく変わってきます。
中途半端に伸びた襟足はスタイリングも難しく、見た目の清潔感も失われてしまいます。
男性において襟足部分にクビレを作るために刈り上げる方法は効果的ですが、定期的なメンテナンスが必要です。
刈り上げ部分のメンテナンスについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
今回は首を細く長く見せるためには刈り上げスタイルが効果的であるというお話をさせていただきました。
刈り上げスタイルはスタイリングの時短や清潔感を演出するだけでなく、クビレを作ることでメリハリのあるシルエットを作ることができる、つまり骨格矯正をすることができます。
また、襟足の生え際から濃淡をしっかりとつけることで縦の立体感を作ることができるためさらに首を長く細く見せることができます。
首元をスッキリとさせたい男性はぜひ挑戦してみてください。
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加藤亮平
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