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2021-04-19

天然パーマになる原因とは?くせ毛に悩む男性が知っておくべき改善策

Last Updated on 2021年4月19日 by himeoryon-67

こんにちは。

青山にてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。

腕を組む男性

『髪がうねったり広がったりしてうまくまとまらない。』

こんな風に年齢問わず髪の毛のクセに悩む男性も多いのではないでしょうか?

僕自身くせ毛であるため雨の日だと湿気で広がってしまったり、希望の髪型にできないなどたくさんの悩みを抱えてきました。

そこで今回は、

  • くせ毛になる原因
  • くせ毛におすすめの髪型
  • くせ毛におすすめの対策

についてお話ししていきたいと思います。

くせ毛をコンプレックスとするのではなく、原因を知って髪質を生かす髪型にするなど「くせ毛」という個性として自分の武器にしていきましょう。

お悩みご相談はこちらまで!

くせ毛はどうしようもないのか?

結論から言うと、くせ毛は変えることができます。

とはいえクルクルとうねった髪の毛が自然とまっすぐになると言うわけではなく、くせ毛になってしまう原因を知り対策をすることで扱いやすくなったり収まりが良くなったりすると言うことです。

くせ毛には生まれつきの要因である先天性のものと、日常の生活習慣が要因となる後天性のものとの2種類があります。

確かに一般的には先天性の要因によるものが7〜8割とされてはいますが、くせ毛を抑える対策やくせを生かした髪型として活かすことで扱いやすくする方法はあります。

くせ毛になる6つの原因

虫眼鏡を覗く男性

なぜくせ毛になてしまうのか?

その原因は生まれつきによる先天性によるものと、生活習慣による後天性のものがあります。

くせ毛になる原因〜先天性のもの〜

<①遺伝>

髪質は直毛の方もいればくせ毛の方もいます。

髪質は遺伝によるものが大きく、両親が直毛の場合その子供の髪は直毛になり、くせ毛の場合はくせ毛になる確率が大きいとされています。

特にくせ毛の場合は直毛と比べると「優性遺伝」と言われています。

この「優性遺伝」とは、両親のどちらかが直毛でもう一方がくせ毛の場合、くせ毛の方が遺伝として受け継がれる可能性が高いということです。

<②毛穴の形と髪質>

髪質の主成分はケラチンと呼ばれるタンパク質でできているのですが、このタンパク質が結合することで毛髪の形状が維持されています。

タンパク質がまっすぐな状態で結合していれば直毛になり曲がった状態で結合していればくせ毛になります。

タンパク質の構造は遺伝子で決まっているため変化することはありません。

そしてもう一つはの毛穴の方向です。

毛穴が頭皮に対してまっすぐ上を向いていると髪もまっすぐになり毛穴が斜めにカーブしていると髪も曲り、すなわちくせ毛になります。

くせ毛になる原因〜後天性のもの〜

<③ホルモンバランスの変化>

髪の毛と関わりのあるホルモンとして「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンと「アンドロゲン」と呼ばれる男性ホルモンがあります。

特にくせ毛との関わりが強いとされているホルモンであるエストロゲンは成長期になると分泌量が増え、更年期になると不安定になります。

また過度なストレスにおいても不安定になったり薬の副作用やその他生活習慣においても日不安定になる要因はいくつかあります。

このホルモンバランスが乱れることによって体質の変化とともに直毛だった方がくせ毛に変化してしまうことがあります。

ちなみに男性なの場合、薄毛や抜け毛が多い要因はこの女性ホルモンである「エストロゲン」が頭頂部に大きく作用されるためです。

また耳周りやもみあげ付近、後頭部の毛量が多いことや伸びるのが早いのは男性ホルモン「アンドロゲン」が作用しているためです。

<④ストレス>

過度なストレスはホルモンバランスを崩すだけでなく、アドレナリンの分泌も増やします。

アドレナリンの分泌は活性酸素は老化を早めるだけでなく、皮脂の分泌促進に伴う抜け毛の原因となる物質です。

このアドレナリンが毛穴を締め付けたり、毛根の形を変えてくせ毛を引き起こすとも言われています。

<⑤生活習慣の乱れ>

食生活の乱れや睡眠不足もホルモンバランスを崩すほか、頭皮の栄養不足や血行不良にもつながり、くせ毛になる可能性があります。

また、男性に多く考えられる要因としてシャンプーが不十分であるために整髪料やトリートメントの成分が頭皮に残ってしまうことがあります。

さらに髪の洗いすぎや洗浄成分が含まれるシャンプーを使用することによって皮脂が過剰に分泌されてしまい毛穴を詰まらせてくせ毛を誘発します。

<⑥水分バランスの乱れ>

髪はタンパク質を主成分とし水分や脂質、メラニンで構成されています。

紫外線やドライヤー、ヘアアイロンなどの熱や乾燥によってタンパク質がダメージを受けると、髪は水分量をバランスよく保つことができなくなりキューティクルが剥がれ落ちた状態になっています。

そのバランスが崩れた部分がよじれることで髪にうねりが出てしまうのです。

雨の日に髪の毛がうねったり広がったりしてしまうのはキューティクルが剥がれ保護力が弱まっている状態で髪の傷んでいる部分から湿気が入ることで髪が膨張してしまう為です。

くせ毛に悩む男性ができる対策

口に手を当てる男性

くせ毛に悩む男性が広がりや収まりをよくするためにできる対策はいくつかあります。

今日からできるものも合わせて紹介していきます。

<①短くカットする>

扱いやすくクセを気にしないようにする一番の方法は短くカットすることです。

髪を短くすることでそもそもの髪のクセが出てこないようになります。

特にクセが出やすいもみあげ部分はツーブロックや短く刈り上げて全体的にショートスタイルに仕上げることでクセが気にならないようになるだけでなく、清潔感もまします。

さらに男性の場合もみあげ周りや後頭部は毛量が多い部分なのでスッキリとスッキリと刈り上げることでスタイリングも簡単になります。

施術例はこちらを是非参考にしてみてください。

お悩みご相談もこちらまで!

<②カットの周期を短くする>

くせ毛の方の場合カットしてから約2〜3週間たつと伸びてきた髪のクセが気になり始めます。

長さだけでなく量が増えることで広がりやすくなりセットしにくくなります。

一般的なショートの男性の場合1ヶ月前後でのカットをおすすめさせていただいていますが、くせ毛や刈り上げ、ツーブロックされている方は2〜3週間を目安に整えていただけるといいかと思います。

広がり始めた、ボリュームが気になってきたタイミングが切りどきです。

とはいえそんなに頻繁にカットするのも時間や費用がかかってしまうという方は気になる部分だけのカットで対応することもできます。

カットの周期を短くしたい男性は合わせてこちらの記事も是非読んでみてください。

<③スタイリング剤を使う>

スタイリング剤を使うことで髪型をしっかりとキープすることができます。

クセ毛の方の場合は湿気を含むと広がりやすくなってしまいます。

それを防ぐためにも髪の毛の表面をスタイリング剤の油分でコーティングすることで湿気が入ることを防ぐ効果があります。

また、クセ毛の方の場合水分量が少なく乾燥しがちなためジェルやグリースなどツヤ感のあるスタイリング剤を使うことで艶やかな清潔感のある印象を得ることができます。

髪質別に合わせたスタイリング剤の選び方についてはこちらの記事も是非参考にしてみてください。

<④ドライヤーをうまく使う>

髪の毛を乾かす時もスタイリング剤をつける前もドライヤーを有効に使っていきましょう。

髪の毛は濡れている状態から乾く時に形が作られます。

乾かしかたのポイントはまずは濡れている状態から髪の毛を乾かすのではなく頭皮を指でこすりながら地肌を乾かします。

そうすると髪の毛も自然と乾いてきます。

7〜8割ほど乾いてきたら(少し湿っている状態)髪の毛を指の間に挟み、根元のくせを伸ばしながら乾かします。

髪の毛を構成する主成分は8割ほどタンパク質でできています。

タンパク質は熱を加えると柔らかくなり、冷やすと固まります。

この性質を活かしドライヤーで乾かし髪を整えた状態で仕上げに冷風を当てると、その状態をキープすることができるのです。

さらにキューティクルを引き締めツヤ感をアップさせる効果もあります。

<⑤正しいシャンプーを選ぶ>

髪と頭皮を健やかに保つためには毎日使うシャンプーがとても重要になってきます。

シャンプーには汚れを落とすための洗浄成分が含まれているのですが、その洗浄力が強すぎることで頭皮や髪に必要な潤いを保つための皮脂まで洗い流してしまいます。

これによって髪のパサつきや水分量も低下が進んでしまうだけでなく、頭皮が乾燥乾燥することによって皮脂が過剰に分泌し毛穴詰まりによって髪の毛にクセが出てきてしまう恐れがあります。

クセ毛の方におすすめなシャンプーは低刺激で洗浄力がマイルドな「アミノ酸系シャンプー」です。

また潤いを保つために保湿効果の高い成分が含まれているシャンプーを選ぶことでしっとりと収まりの良い質感に仕上げることができます。

シャンプーの洗浄成分である「アミノ酸シャンプー」についてはこちらの記事もご覧ください。

<⑥縮毛矯正をする>

くせ毛は薬剤と熱の力で髪の毛の構造を意図的に変える「縮毛矯正を」かけることで半永久的にストレートの状態にすることができます。

ここで注意が必要なのはうねりや拡がりを抑えることで真っ直ぐにはなりますが自然なボリューム感や立ち上がりが出づらくなってしまいペタンとした印象になりがちということです。

もしかけるのであれば動きが欲しい部分は残してボリュームを抑えたい前髪や顔まわりなど部分的に縮毛矯正をかけてもいいのではないかと思います。

まとめ

今回はくせ毛になってしまう原因とその対策についてお話しさせていただきました。

最後にまとめていきます。

くせ毛になる6つの原因

  1. 遺伝
  2. 毛穴の形と髪質
  3. ホルモンバランスの変化
  4. ストレス
  5. 生活習慣
  6. 水分バランスの乱れ

またその改善策として6つご紹介させていただきました。

  1. 短くカットする
  2. カットの周期を短くする
  3. スタイリング剤を使う
  4. ドライヤーを正しく使う
  5. 正しいシャンプーを選ぶ
  6. 縮毛矯正をする

今日からできる対策もあります。

くせ毛に悩む男性は是非参考にしてみてください。

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加藤亮平

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