トップのボリュームに悩む男性必見!似合う髪型選びのポイントとは?
Last Updated on 2023年10月22日 by himeoryon-67
こんにちは。
表参道エリアにてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。
「髪の毛にボリュームがなくなり、頭のてっぺんがペタンと潰れてしまう」
こんな風に、トップにボリュームが出ず髪型やシルエットが決まらないと悩んだことはありませんか?
昔と変わらない髪型、ずっと使っているスタイリング剤にも関わらず以前のようにできなくなったという男性もいらっしゃるかと思います。
もしかしたら髪質の変化に合わせて正しい髪型を選び、ちょっとしたスタイリングのコツをつかむことでお悩みは解決することができるかもしれません。
スタイリングが簡単になると朝の時短にもつながりますし、何より見た目の印象が良くなることで自信にもつながりますよね?
そこで今回は、
- 髪のボリュームが出なくなる原因
- トップのボリュームを出す方法
- シルエットが決まりやすい髪型選びのポイント
についてお話ししていきたいと思います。
髪の毛のボリュームが出づらくなったとお悩みの男性は是非参考にしてみてください。
目次
トップのボリュームが出なくなるのはなぜ?
「昔に比べて頭のてっぺんが潰れやすくなくなった気がする。」
こんな風に、以前は気にならなかったトップの髪の毛のボリュームがスタイリングのやり辛さや持ちが悪くなったことで気になっているという男性もいるはずです。
そもそも髪の毛のボリュームは変わるものなでしょうか?
結論から言うと、髪の毛のボリュームは出なくなる、もしくは出づらくなる場合があります。
トップのボリュームが出なくなる原因は、大きく分けて以下の3つがあります。
- 毛量や髪質の変化
- 頭皮の状態の変化
- 間違ったヘアケアアイテム選び
髪の太さや本数、生え方は人によって異なりますがその状態というのは変化をしていきます。
また、そもそも髪の毛の状態というのはその成長を支える上で頭皮のコンディションというのが重要な役割を担っています。
とはいえその頭皮環境も普段の生活習慣や環境によっても変化していきます。
さらに、髪の毛や頭皮を清潔に且つ健やかに維持するためには毎日のヘアケア、頭皮ケアが必須です。
ですが髪の毛の状態や頭皮の状態に合わないシャンプーやトリートメントを使い続けることでボリューム感はなくなりペタンと潰れやすくなってしまいます。
トップのボリュームが年齢とともに変化する理由
髪の毛のボリュームは年齢とともになくなる場合があります。
その要因として、前述したように髪質の変化や頭皮の状態の変化、さらには間違ったヘアケアが考えられています。
ここでは上記3つの要因を一つ一つ解説していきます。
トップのボリュームは年齢とともに変化する理由①:毛量や髪質の変化
髪の毛というのは年齢とともに細くなっていきます。
まず、髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれる髪の毛の成長周期があります。
このヘアサイクルにおいて年齢が若い頃というのは髪の毛は発毛から2~6年の成長期を経て、太く成長してから抜けていきます。
しかし、40代前後になると成長期が短期化、つまりヘアサイクルが短くなる事で髪の毛が太くならないまま抜けてしまいハリとコシのない細くて軟らかい髪になってしまうのです。
抜け毛も増えるという理由もありますが、髪の毛一本一本自体が細くなり、さらにハリコシも減少するためボリュームが出づらくなってしまうのです。
トップのボリュームは年齢とともに変化する理由②:頭皮の状態の変化
年齢を重ねるにつれてとともに、頭皮における皮脂の組成構造が変わります。
若いときには少なかった中性脂肪「トリグリセリド」の量が増加する事で若い頃は流動性のあった頭皮脂が流動性のない、粘り気のあるものに変わります。
もちろんシャンプーでしっかりと落とすことができれば問題ありませんが、シャンプーで落としきれず頭皮に残留してしまうとベタつきによって髪の毛をペタッとさせてしまいます。
トップのボリュームは年齢とともに変化する理由③:間違ったヘアケアアイテム選び
頭皮や髪の毛を清潔に保つ上で重要な役割を持つシャンプーやトリートメント。
毎日しっかりと洗っているとはいえ間違ったアイテムを選んでいると逆に髪の毛とそれを支える頭皮環境の悪化に拍車をかけてしまっている場合があります。
まずシャンプーには髪の毛や頭皮の油分を洗い流すのに必要な洗浄成分が含まれています。
とはいえこの洗浄成分が強すぎることで必要な潤いまで奪いすぎてしまい、髪の毛や頭皮を乾燥状態にさせてしまいます。
これによって頭皮は地肌を守ろうとすることで皮脂を分泌させ髪がベタつきトップのボリュームもペタッと潰れやすくなってしまいます。
また頭皮の乾燥は血行不良を招くことで髪の毛に十分な栄養を送ることができなくなってしまいます。
そうすることで髪の毛の成長を阻害し、太くて丈夫な髪の毛が育ちにくくなってしまいます。
男性の中には昔から同じシャンプーを使っているという方や、ご家族と同じシャンプーを使っているとう方もいらっしゃるかもしれません。
ぜひ一度今現在の髪の毛と頭皮環境にあったシャンプーを選びなおして見ましょう。
シャンプーを選ぶ際はこちらの記事も参考にしてみてください。
また、シャンプーの後のトリートメントの使い方にも注意をしましょう。
一般的な男性のショートであればトリートメントは必要ないのではと思う方もいるかと思いますが、そんなことはありません。
ヘアカラーやパーマなどの薬剤によるダメージだけでなく、くせ毛や乾燥による広がりを抑える上でもトリートメントは効果的です。
とはいえその際、根元の方からつけすぎてしまうとしっとりとしすぎてしまいボリュームダウンの原因になります。
トリートメントをつける際は中間から毛先につけるようにし、適度にお湯で洗い流します。
また、ドライヤーで乾かす前のアウトバストリートメントにおいても同様に髪質に合わないものを根元付近からつけすぎないように注意しましょう。
トリートメントに関してはこちらの記事も是非参考にしてみてください。
トップのボリュームはスタイリングで作ることができる
トップのボリュームが出ない場合は正しいスタイリング方法やスタイリング剤選びをすることで解決でいる場合があります。
特によくやってしまがちな間違いには以下の2つがあります。
- スタイリング剤を過剰につけてしまう
- 根元が潰れてしまっている
トップのボリュームの作り方①:根元をしっかりと起こす
髪の毛は濡れている状態から乾く時に形が作られます。
そのため、根元が潰れた時状態でヘアセットをしようとしてもなかなか思うようにボリュームはでません。
根元のボリューム感はそのままシルエット、つまり見た目の印象を決めるものでもあります。
はじめにスタイリングをする際は根元を起こした状態を作りましょう。
もしスタイリング剤をつける際、トップの根元が乾いて潰れている場合は一度濡らしてサイド乾かし根元を起こす作業をしましょう。
特にスタイリングをするタイミングというのは朝起きた時、寝癖がついた状態が多いと思います。
まずボリュームが欲しいトップを濡らします。
一度頭全体を濡らす、もしくは手をに水をつけボリュームが欲しい部分の地肌に水をつけながらこすります。
その後、指で地肌を左右にしっかりとこすりながら根元が立ち上がるように乾かします。
地肌と髪の毛の間に空気のクッションを入れるようなイメージで乾かすと自然なボリューム感を作ることができます。
トップのボリュームの作り方②:スタイリング剤を正しく使う
根元をしっかりと起こすように乾かしたら、次にスタイリング剤をつけていきます。
スタイリング剤をつける際、てっぺんが潰れてしまいやすい方は「つけすぎている」可能性があります。
ボリュームが欲しい部分、気になる部分にはスタイリング剤をたくさんつけてしまいたくなるものです。
とはいえワックスやグリースには重さがあります。
つけすぎることによって重さで潰れやすくなってしまい、思うようなボリューム感を作ることが難しくなります。
また、スタイリング剤を選ぶ際も髪質や髪型に適したものを選ぶことでもしようを最小限に抑えることができます。
根元の立ち上げと適度なスタイリング剤でと整えた後はハードスプレーで固定しましょう。
ハードスプレーはその粒子が小さいため重さで潰れるというデメリットがありません。最適なスタイリング剤を選び仕上げにハードスプレーを振ることでふんわりとしたボリューム感を一日キープすることができます。
ヘアスプレーに関してはぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
トップのボリュームは髪型選びで簡単に作れる
トップのボリュームが欲しい場合は、最適な長さやボリュームにすることで簡単に作れるようになります。
ここではトップにボリュームを作る上で効果的な方法を2つ紹介していきます。
トップにボリュームを作る髪型①:トップを短くカットする
トップのボリュームが気になる場合、無意識に髪の長さや量でボリュームを出そうとしてしまいがちです。
とはいえ長さや量が多いことで逆に重さでてっぺんは潰れやすくなってしまい自然なボリューム感を出しづらくなってしまいます。
トップに簡単にボリュームを出し、ひし形のシルエットにする場合は頭頂部を短くカットし自然に立ち上がる長さに設定された髪型を選ぶようにしましょう。
髪質や生え方は人によって異なりますが直毛やくせ毛、髪が太い・細いどんな髪質においても最適な長さに設定することでトップのボリュームはだしやすくなります。
また、トップを短くしボリュームを足やすくすることでスタイリングも簡単になり毎朝の時短にもつながります。
トップにボリュームを作る髪型②:ハチ周りのボリュームを抑える
ハチ周りにボリュームがあることでサイドに広がって見えてしまいトップの高さがないように見えてしまう場合があります。
ハチ周りが膨らんでしまう原因は主に以下の2つです。
- ハチ周りの骨が張っている
- ハチ周りの髪質によって張ってしまう
①に関して、日本人にはハチ周りの骨格が張っている方が多くいらっしゃいます。
特に男性の場合、一般的にショートやベリーショートの髪型が多く頭の形が髪型にそのまま出てしまいやすいという難点があります。
頭の形にお悩みの男性はこちらの記事も髪型選びの際の参考にしてみてください。
②に関しては、ハチ周りの髪質が剛毛のためボリュームが出てしまうことが原因です。
髪の毛一本一本が太くて硬い場合や生え方が強い場合は、長さの設定を間違ってしまうとボリュームが出て張って見えてしまいます。
剛毛でお悩みの男性は髪型選びの際こちらの記事も参考にしてみてください。
トップにボリュームを出しやすくするには、頭頂部の髪の長さを短くカットした髪型にするだけでなく、ハチ周りのボリュームを抑え「ひし形」のシルエットに見えるような髪型にすることでも解決することができます。
ハチ周りのボリュームが気になる男性はこちらの記事もぜひ読んでみてください。
トップのボリュームを維持するカットの周期
前述したように最適な長さにカットすることでトップの自然なボリューム感と理想的なひし形のシルエットを作ることができます。
カットしてしばらくは自然のボリューム感を維持することができますが、髪の毛の伸びとともにだんだんと潰れやすく、スタイリングもしづらくなってしまいます。
ではどのくらいのペースで整えればボリューム感を維持で着るのでしょうか?
結論から言うと3〜4週間を目安にカットをするようにしましょう。
多少の個人差はありますが、髪の毛は1カ月で1センチ前後伸びます。
1センチ前後伸びてくると髪の毛にも重さが出て潰れやすくなるだけでなく、ハリコシが強くハチ周りにボリュームが出やすい方はサイドに膨らんでき始めます。
3〜4週間を目安にカットすることでトップのボリュームを維持することができ、さらにはスタイリングの時短、そして清潔感を維持することができます。
男性における清潔感についてはこちらの記事もぜひ読んでみてください。
まとめ
今回の記事はトップのボリュームがなくなる原因と、髪型やスタイリングの方法で解決する際のポイントについてお伝えさせていただきました。
トップにボリュームが出ないと諦めてしまっている男性は、もしかしたら無意識のうちにトップが潰れやすい髪型やスタイリング方法をしてしまっている可能性があります。
どんな髪型にしても同じと思っている男性は、ぜひご自身の髪質や毛量、生え方に合わせた髪型に挑戦してみてください。
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