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2023-08-06

毛量が多いと悩む男性必見!お勧めの髪型と多毛によるデメリットとは

Last Updated on 2023年9月9日 by himeoryon-67

こんにちは。

青山・表参道エリアにてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。

毛量が多いと髪型に悩む男性

「髪の毛の量が多くて暑いしスタイリングも大変」

こんな風に毛量が多いことで暑さや髪型に悩んでいる男性もいるのではないでしょうか?

毛量が多いと特に夏はたくさん汗をかき、熱がこもって不快さが増します。

私自身、くせ毛で毛量が多く、外に出ると頭に熱がこもり汗もかき、その上くせ毛のため髪型すぐに崩れてしまいます。


夏の暑い時期だからこそ毛量による熱のこもりを改善し、スタイリングも楽にしたいですよね?

そこで今回は、

  • 頭皮が汗をかくことで起こるトラブル
  • 髪型を選ぶ際のポイント
  • 崩れにくいスタイリングのポイント

についてお話ししていきたいと思います。

この記事を見ていただいている男性は暑さによって頭皮にたくさん汗をかき、崩れやすい髪型をなんとかしたいと思っている方が多いかと思います。

ぜひ参考にしていただき、美容室ので髪型をオーダーする際に生かしてみてください。

毛量が多い男性の悩みとは?

毛量が多いと髪型に悩む男性

直毛やくせ毛、太い方や細い方など髪質は人によって様々ではありますが、髪の毛の量が多さで様々な悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。

特に男性は女性に比べ男性ホルモンの影響により毛量が多く、髪の毛が太いという方が多くいらっしゃいます。

さらに、男性はハリコシが強い方も多いため髪型選びに悩んでいるという方も少なくありません。

また、毛量が多いことで普段の生活の中でも困る点やそれが要因となって頭皮トラブルにつながる可能性もあります。

髪の毛の量が多い男性には以下のような悩みやがあると考えられます。

  • 汗をたくさんかく
  • 頭皮が痒くなりやすい
  • シャンプー後のドライヤーに時間がかかる
  • スタイリングがなかなか決まらない
  • カットしてもすぐにボリュームが増える

上記のような悩みから様々な頭皮トラブル・髪の毛のトラブルが起こる可能性があります。

髪の毛の量が多いと悩む男性は正しい髪型選部ことが重要であり、それによってどんなトラブルを回避できるかを知ることでストレスフリーで快適な日々を過ごすことができます。

毛量が多い男性が気をつけるべきトラブル

毛量が多いと髪型に悩む男性

前述したように毛量が多い男性には様々な頭皮トラブルや髪の毛のトラブルが起こる可能性があります。

まず初めに気をつけるべき頭皮トラブルについて解説していきます。

多毛による頭皮トラブル①:フケやかゆみ

汗をかくと頭皮をガリガリかいてしまうツライかゆみの主な原因は乾燥と雑菌です。

夏の時期は屋外だと紫外線、屋内だと室内だとエアコンにさらされることによって頭皮は乾燥状態になっています。

頭皮が乾燥すると、皮脂膜や角質がこわれて無防備になりわずかな刺激にも反応します。

汗は塩分を含んでいるため乾燥して敏感な頭皮を刺激しかゆみを誘発します。

また、毛量が多いことで熱がこもりやすくなり汗の量に加え皮脂の分泌量が増えます。

頭皮は過剰な皮脂が原因でフケが出てしまった場合、そのフケが更なる痒みを引き起こすことがあります。

頭皮から角質として剥がれたフケは頭皮を刺激して痒みを引き起こすので、フケを放置すればそれだけ痒みもましてしまうのです。

多毛による頭皮トラブル②:抜け毛や薄毛

一日に抜ける平均的な髪の抜け毛は、100本前後くらいとされています。

とはえい毎日それ以上に抜けつづけている場合はかゆみが抜け毛をひきおこしている可能性があるため要注意です。

頭皮はいちばん厚い頭頂部でも2ミリほどなのでかゆいからと引っ掻いてしまうと傷ができます。

傷から侵入した雑菌が炎症をおこすと毛根がダメージをうけ、抜け毛が増えてしまいます。

また、かさぶたのようなフケがでる場合は、脂漏性湿疹の可能性があります。

過剰に分泌された皮脂が毛穴につまって炎症をおこし、抜け毛の引き金になるのです。

また、汗を放置すると頭皮の常在菌が増えやすくなります。

常在菌は、頭皮の皮脂をエサに増殖し、炎症を引き起こす場合があります。

毛穴に炎症が起こると、発毛が阻害されて抜け毛が増える可能性があります。

多毛による頭皮トラブル③:嫌な臭い

雑菌が増えるときには、皮脂が分解されることで不快な臭いが発生します。

もともと、皮脂の分泌が活発な方は頭皮に臭いがある傾向です。

そのため、汗を放置すると、ますま臭いが強くなる恐れがあります。

また、臭い原因と対策についてはこちらの記事に詳しくまとめてありますので是非読んでみてください。

次に髪の毛のトラブルを解説していきます。

多毛による髪のトラブル①:髪のベタつき

頭皮から出た汗に含まれるミネラルや皮脂が髪に付着することで髪の毛はベタつきます。

汗には水分、塩分、尿素、脂肪酸などの成分が含まれており、これらの成分は髪の毛に付着すると、髪の毛を重たくしたり、髪の毛の表面をコーティングしたりします。

汗をかきやすい方は頭皮を清潔に保ち、汗をかいたらなるべくすぐにシャンプーをすることをお勧めします。

とはいえすぐにシャンプーできない場合も多いかと思いますので、なるべく汗がべたつかないようにすることも意識しましょう。

  • 水分を十分に摂取する
  • 塩分や糖分を控える。
  • 適度な運動をする。
  • ストレスを解消する。

上記の点を意識することで汗のベタつきも緩和することができます。

多毛による髪のトラブル②:スタイリングが難しくなる

毛量が多くなってくると髪の毛が重くなり髪型を維持することが難しくなります。

また、毛先にうねりやボリュームが出ることで広がりやすくなるためまとまりも悪くなってきます。

なんとか整えようとするあまりスタイリング剤の量が多くなることで返って重くなてしまうのも要因の一つです。

毛量が多いということは髪の毛と髪の毛の間に隙間がないということなので、束間や立体感を出すことも難しくなります。

軽さと隙間を作ることがスタイリングの際のポイントにあるため定期的なカットが必要になります。

多毛による髪のトラブル④:清潔感にかけた印象なる

毛量が多いと汗をかきやすくなることでべたついた印象になります。

また、髪型をキープしようとするあまり無意識の間にスタイリング剤をたくさんつけることでスタイリング剤の油分によっても髪がギトギトとべたついた質感に。

そうすることで不衛生さが強調されてしまい、見た目の印象も清潔感にかけたものになってしまいます。

特に大人の男性は髪型においても清潔感が重要になるため髪の毛の量から見直してみましょう。

大人の男性における清潔感についてはこちらの記事にもまとめてありますので是非参考にしてみてください。

毛量が多い男性が髪型を選ぶ際のポイント

毛量が多いと髪型に悩む男性

毛量が多い男性の大きなお悩みポイントは汗をかきやすい点と髪型をキープしづらい点、この二つでお悩みの方が多くいらっしゃいます。

汗をたくさんかくとフケやかゆみを誘発することで頭皮環境が悪化し、抜け毛や薄毛の要因のなるだけでなく、清潔感が損なわれることで見た目の印象やイメージも悪くなってしまいます。

とはいえ夏の暑い日などは汗をコントロールすることは難しく、すぐにシャンプーをすることができない場合も多くあります。

汗をかいたらなるべく清潔な状態に戻すことや、ベタつきづらい汗になるような生活習慣を徹底することも重要ですが、すぐにできる対策として汗をかいても熱がこもりづらい・キープしやすい髪型にすることも大切です。

そんな男性にお勧めなのが、耳周りや襟足部分を刈り上げを取り入れた髪型にすることです。

刈り上げスタイルにはその他にも以下のようなメリットがあります。

  • ハチ張りや絶壁など、頭の形を補正してくれる
  • 清潔感のある印象になる
  • メリハリがつくことで利用的なひし形シルエットに

長さをある程度短くカットし、適度に毛量を減らすことで熱がこもりづらくスタイリングがしやすい髪型にすることができます。

また整えやすい髪型は最小限のスタイリング剤で整えることができるため、スタイリング剤の油分によるベタつきも抑えることができます。

特にハチ張りや絶壁などの頭の形にお悩みの方は、刈り上げを組み合わせることで乾かしただけで自然な後頭部の丸みやハチ部分のボリュームを抑えることができます。

頭の形にお悩みの男性はこちらの記事も是非参考にしてみてください。

毛量が多い男性にオススメする髪型【お客様実例】

ここでは毛量が多く、発汗や髪型の維持に悩みを抱えている男性にオススメの髪型をご紹介していきます。

髪質によって似合わせは可能ですので是非参考にしてみてください。

毛量が多い男性にオススメする髪型①:多毛×直毛

【Before】

直毛によってスタイルがまとまりづらいお客様。

特に襟足部分の毛量が多く、暑くなってくると後頭部に汗をたくさんかいてしまうのがお悩み。

【After】

耳周りから襟足部分はすっきりと刈り上げ、直毛を活かすためにトップは自然に立ち上がるよう短くカットしました。

多毛で直毛の男性の場合、しっかりと毛量を取ることで髪質を生かしたシャープな印象のスタイルに仕上げることができます。

スタイリングはジェルやグリースを後ろにサッとかきあげるようにつけることで、ツヤ感とシャープさが際立つ清潔感のある印相に。

毛量が多い男性にオススメする髪型②:多毛×くせ毛

【Before】

くせが強く毛量が多いと、髪の毛が動く隙間がないのでスタイリング剤をつけてもボテっとした印象になってしまいます。

【After】

耳周りをツーブロックに刈り上げ、襟足部分を低めに刈り上げることで、全体的には長さを残したスタイルに仕上げました。

毛量をしっかりと取ることで髪の毛の間に空間を作り、くせを生かした動きのあるスタイルに仕上げました。

刈り上げでメリハリをつけ、毛量絵を減らしつつ長さを残すことで、スーツにも似合わせ可能な大人の刈り上げスタイルになります。

毛量が多い男性にオススメする髪型③:多毛×剛毛

【Before】

ハリコシが強く剛毛のため髪の毛が伸びて毛量が多くなるとスタイリング剤をつけても膨らみを抑えたり軽やかな立ち上がりをつけたりすることができません。

【After】

サイドから襟足にかけてすっきりと刈り上げ短くカットしたトップにつなげました。

毛量が多く生え癖の強い襟足部分は生え際から角度をつけて刈り上げることで、横から見たときに理想的なひし形シルエットに。

ハリコシが強く毛量が多いことでペタンと潰れてしまっていたトップを短く、毛量を調整して軽さを出したことで長毛を生かしたシャープなスタイルに。

毛量が多い男性にオススメする髪型①:多毛×軟毛

【Before】

髪の毛が柔らかい男性の場合、髪の毛が伸びて毛量が多くなってくると、スタイリング剤を使ってもひし形の形を作ることやその維持が難しくなります。

【After】

サイドはツーブロックに刈り上げ、後頭部はやや高めの位置まで刈り上げたスタイルです。

短めに残したトップは後ろにかきあげるようにスタイリング剤をつけることで自然と高さが出て横から見たときにひし形のシルエットになるようカットしました。

スーツスタイル等で合わせやすいようにトップには毛流れが欲しいという軟毛でお悩みの方は、トップの長さを少し短めにカットすることで大人らしい毛流れとボリュームを作ることができます。

まとめ

今回は毛量が多いことで起こるデメリットと、髪質に合わせたオススメの髪型をご紹介させていただきました。

毛量が多いと熱がこもり汗をかき、皮脂の分泌も合わせて頭皮環境が悪くなりやすい場合が多いです。

また、髪の量が多いことで普段のスタイリングに時間がかかる・面倒という方は短くカットした刈り上げスタイルがオススメです。

刈り上げスタイルは毛量が多い男性だけでなく、頭の形にお悩みの男性や清潔感のある印象にしたい方にもオススメですのでぜひ挑戦してみてください。

骨格矯正カット+男性専用ヘッドスパ ¥12,100

骨格矯正カット(炭酸シャンプー付き) ¥7,700

メンテナンスカット(刈り上げ・毛量調整)¥4,400
*前回のカットから3週間以内の方 

頭皮環境改善・男性専用ヘッドスパ ¥5,500

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加藤 亮平

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