美容師がお客様から頂く『料金』と美容師自身の『価値』というお話し
Last Updated on 2020年9月24日 by himeoryon-67
こんにちは!
青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します!
今回は僕たち美容師がお客様からいただく『施術料金』について僕の思いをお話しさせていただこうと思います。
まずはじめに、僕が美容師になった一年目、先輩に言われていたこんな言葉があります。
『自分を安売りはしちゃダメだ』
その先輩は、例えば友達やご両親がカットに来たとしても絶対に値引きをしたりせず、もちろん無料なんかにもせず、しっかりと正規のお代をいただいていました。
『友達や親くらい安くやってあげたらいいのに、ケチだなぁ』
こう思う人いませんか?
僕もその当時、正直思ってました。
でもこう考えるととどうでしょう?
友達がやっているいレストランに行ってタダで食べさせてよ!って言いますか?
友達が車のディーラーで働いていてタダで車ちょうだいよ!って言いますか?
言わないですよね?
じゃあなんで言わないか。
この違いって目に見える商品かそうでないかの違いなんだと思うんです。
僕たちは目には見えない『技術』をお客様に提供させていただいています。
もちろん美容師は髪の毛を切ります。
時には写真を見せていただいてこんな風に、なんて言われたりもします。
一見『髪型』とういう商品を売っているように思う方もいるかもしれませんが、カットという技術で『価値』を提供して、これに対して『料金』=『対価』をいただいているんです。
目には見えないカットという技術。
僕は現在カットで6,000円の料金をいただいています。
カットという技術に対して料金をいただくために、そしてお客様からの6,000円の価値を感じていただけるよう、信頼していただけるように、これまで費やしてきた時間や投資してきたモノ、美容室でカットをする1時間程度ではありますがその1時間の中に自分のこれまで培ってきた、全てを詰め込みます。
自分を安売りする。
それは自分の価値を下げるとともに価値を認めてくださったお客様からの信頼を裏切ること。
ちょっと美容師一年目の頃を思い出したので、自分への自戒のためにも書いてみました。
これからもしっかりとした価値を提供させていただき、お客様との信頼関係を築いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします!
カット(炭酸シャンプー付き) ¥6,600
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加藤亮平
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