ツーブロックは後ろまで刈り上げるべき?違いが気になる男性必見
Last Updated on 2021年1月23日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します。
ここ最近、年齢問わず多くの男性に人気のツーブロックですが、お客様のお話を聞いていると後ろ(後頭部)の髪をどうしたらいいかわからないというお悩みをよく聞きます。
サイドはツーブロックにしても後頭部は長いほうがいいのか、短いほうがいいのか、見え方やバランスはどうなのか。
自分で見えない後ろ側であるからこそ気になりますよね。
そこで今回は、
- 見え方の違い
- 後ろまで刈り上げるメリット・デメリット
- 後ろの注文の仕方
についてお話していきたいと思います。
自分だけのツーブロックスタイルを見つけたい男性は是非参考にしてみてください。
目次
ツーブロックとは?
ツーブロックとは二つのブロックで長さがつながっていないヘアスタイルのことで、短い部分を長い髪の毛が覆いかぶさっている状態のことを言います。
一般的な刈り上げスタイルと同様、伸びるのが早い部分を短くするので男性の気になる毛量が多い部分をカバーすることができます。
また特徴としては、生え際からトップにかけてつながっていないので、個性的なヘアスタイルにすることもできます。
カラーやパーマが出来ない、お仕事で制限のあるお勤めの男性でも何か少し変えることができると、幅広い年代の方に人気のスタイルになっています。
バリカンでありあげる場合もありますし、あまり短くしたくない男性はハサミを使って刈り上げることも可能です。
後ろまで刈らずサイドだけ刈り上げたツーブロックの特徴
特徴①:自然な仕上がりにできる
ツーブロックというと奇抜なヘアスタイルとイメージとされる方もいらっしゃるかと思います。
刈り上げる長さや高さを調節することでもみあげのクセや余計なボリュームだけを落とすことができ、見た目の印象を派手にしたくないけどすっきりさせたい。
そんな男性にオススメです。
刈り上げ部分の長さによる見え方の違いに関してはこちらの記事をご覧ください。
特徴②:自分でもメンテナンスができる
サイドのみの刈り上げのメリットは自分でメンテナンスができるという点です。
サイドだけの刈り上げであれば自分でバリカンを使ってカットすることができます。
髪の毛は1ヶ月で1センチほど伸びてくる上、耳周りの髪の毛はクセも出やすく伸びるのが早いという特徴があります。
なかなか美容院に行けない時でも自分で耳周りだけカットするだけですっきりとした印象はキープすることができます。
特徴③:上の毛で隠すことができる
特徴①にもあげたツーブロック部分の長さや高さを少し控えめにするだけでなく、刈り上げの高さを低くすることで上の髪の毛を長く残し、ツーブロック部分を隠すことができます。
ツーブロックで耳周りはすっきりだけど上の毛で隠すことで見た目の印象をナチュラルにすることができます。
後ろまで刈り上げたツーブロックの特徴
特徴①:スタイリングが簡単
多くの男性はもみあげ周りや襟足付近に生えグセがあります。
髪の毛は多少クセがあってもある程度長さと量があれはコントロールすることは可能ですが、中途半端な長さだと生え方やクセによってスタイリングがしにくくなります。
扱いづらい部分を借り上げることでスタイリングが簡単になり、朝の忙しい時間の短縮にもつながるだけでなく、日中のスタイリングの乱れも気にしなくてよくなりストレスフリーに一日過ごすことができます。
特徴②:よりすっきりとした印象になる
「髪の毛が伸びている印象」を与えてしまいがちなのは耳周りや襟足の髪の毛が中途半端に耳や襟にかかった状態です。
このフチ(生え際)のことをアウトラインと言うのですが、この部分がすっきりと刈り上がっていることで清潔感のあるすっきりとした印象を演出することができます。
男性にとって一番重要な要素である清潔感を演出するにはぴったりなスタイルです。
とはいえ刈り上げる長さを短くしすぎたり、高くしすぎることで奇抜に見えてしまったりボリュームが出すぎて上に残した髪の毛がスタイリングしづらくもなってしまいます。
もしビジネスシーンに合わせるのであれば適度な長さと高さは重要になってきます。
初めて後ろまでツーブロックにする時の注意点
では後ろもツーブロックにするときはなんといってオーダーすればいいのでしょうか?
後ろは自分では見えないので感覚やイメージだけで「このくらい」とオーダーするのは少し危険です。
ここで注目すべきなのがポイントは高さと長さです。
ツーブロックは髪の太さやハリコシ、頭の形にもよりますが、あまり上の方まで刈り上げ過ぎると上に残した髪の毛が膨らんでしまいボリュームが出てカッパのようになる場合があります。
これは後ろにおいても同様で、頭の形によっては高く上げすぎると後頭部が不自然に膨らんでしまいます。
当然ですが一度刈り上げてしまったら伸びてくるまで時間がかかります。
初めて挑戦する場合は「このくらいの高さまで」となんとなくオーダーするのではなく、「浮かない程度で」と美容師さんに相談してみてください。
次に刈り上げの長さによっても見え方に大きく違いが出てきます。
例えばサイドのツーブロックをいつも6mmで刈り上げている方が後ろも6mmでぐるっと一周でつないで刈り上げてしまうと、サイドの印象と比べてすごく短かい印象を受けるかと思います。
それはどういうことかというと、写真で赤丸で囲ったサイドと後ろの刈り上げ部分と上に残った髪の量に注目してみてくださ。
サイドのにおける刈り上げ部分と上に残った髪の量の割合と、後ろのそれらとはバランスが違うのがお分かりでしょうか?
後ろの方が刈り上げた部分に対して上の毛の量が多いですよね?
このため後頭部はサイドに比べて刈り上げとのコントラストの差がはっきりつきやすい印象になってしまいます。
特に初めての後ろをツーブロックにする場合は襟足からバリカンで一気にかりあげるのではなく、生え際から少しづつ上に向かって長くなるようにグラデーションで刈り上げることをお勧めします。
そうすることで刈り上げ部分と上に残った毛のつなぎ目の部分が馴染むことで奇抜な印象にならずスッキリとした印象のみを演出することができます。
初めて後ろまで刈り上げる方はこの二つのポイントに注意してみてください。
まとめ
今回はツーブロックは後ろまでかるべきか、そしてその見え方の違いについてお話ししてきました。
初めて挑戦する方はオーダーするときの参考にしてみてください。
骨格矯正カット+男性限定ヘッドスパ ¥12,100
骨格矯正カット ¥7,700
メンテナンスカット(刈り上げ・毛量調整) ¥3,300
お悩みご相談はこちら!
↓
東京都港区北青山3−5−9 KAZU表参道地下一階
GO TODAY SHAiRE SALON 青山店
加藤亮平
コメントを残す