薄毛が気になる男性必見!育毛効果のあるシャンプーの選び方とは?
Last Updated on 2021年3月1日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にて美容師をやております加藤亮平と申します。
後頭部や額の生え際の髪の毛が薄くなってきた、抜け毛が増えてきたり髪にコシやハリがなくなってきた気がする。
こんな風に髪の毛の悩みを抱えてている男性も多いのではないでしょうか?
『毎日使うシャンプーであれば育毛効果のあるシャンプーを選びたい。』
とはいえどんなシャンプーを選べばいいかなかなか難しいですよね。
実際、育毛効果のあるシャンプーとそうでないシャンプーは存在します。
そこで今回は、
- シャンプーで薄毛にあるのか?
- シャンプーに含まれる育毛成分
- 薄毛を促す可能性があるシャンプーの成分
についてお話ししていきたいと思います。
毎日のシャンプーで薄毛を予防し育毛効果を高めていきましょう。
シャンプーによって薄毛になる危険性はあるのか?
結論から言うとシャンプーの選び方を間違えると薄毛につながる可能性があります。
とはいえこれによって直接的に薄毛になるわけではありません。
シャンプーは頭皮と髪の毛を清潔にするものと言うイメージですが、清潔にしすぎることで頭皮環境が悪化し血行不良や頭皮の炎症を引き起こしてしまことがあります。
その結果、健康な髪の毛が育ちにくくなってしまい抜け毛や薄毛に繋がってしましいます。
薄毛につながるシャンプーの成分
シャンプーは主に水と界面活性剤で作られています。
界面活性剤とは洗浄成分のことで、汚れを落とすためには必要不可欠な成分です。
界面活性剤について、またその種類について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
とはいえこの洗浄成分には汚れをしっかりと落としすぎてしまうことで抜け毛や薄毛の要因になるものが存在します。
注意をした方がいい洗浄成分は「高級アルコール系」と呼ばれる洗浄成分が配合されたシャンプーです。
高級アルコール系の洗浄成分が含まれているシャンプーはその強い洗浄力のため頭皮に必要な皮脂まで根こそぎうまい取ってしまいます。
その結果、フケやかゆみを誘発しバリア機能を低下せてしまうことで乾燥状態になってしまったり、紫外線の影響を受けやすくしてしまうことで毛母細胞や毛包幹細胞が損傷してしまい抜け毛や薄毛を促進させる要因になります。
高級アルコール系の洗浄成分が含まれているシャンプーはどうやって見分ければいいのか気になりますよね。
シャンプーの成分表示に以下のものが記載されているシャンプーは高級アルコール系の洗浄成分です。
一度今使用しているシャンプーを確認してみましょう。
- ラウリル硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸ナトリウム
- ラウレス硫酸アンモニウム
- ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウム
- オレフィン(C14-C16)スルホン酸ナトリウム
これらは泡立ちがよく、安価であることから市販で購入できるシャンプーに多く使われていることが多いです。
育毛効果のあるシャンプーの成分
育毛効果を期待するのであればまずは洗浄成分に注目しましょう。
オススメなのは「アミノ酸系」もしくは「ベタイン系」の洗浄成分を含むシャンプーです。
これら二つの成分は高級アルコール系とは違い頭皮に必要な皮脂や潤い残すことで頭皮の負担を最小限に抑えつつすっきりと洗いあげてくれます。
さらにフケやかゆみを抑える効果や乾燥を抑える働きがあるため、頭皮を健やかな状態に保つ効果があります。
薄毛や抜け毛だけでなく、多くの男性の頭皮環境にあった洗浄成分であるため、積極的に選ぶようにしましょう。
その見分け方となる成分をご紹介します。
<①「アミノ酸系」を洗浄成分に含むシャンプー>
アミノ酸系の洗浄成分はさらに3つに分けることができます。
グルタミン系(保湿力が高くしっとりとした洗い上がり)
- ココイルグルタミン酸Na
- ココイルグルタミン酸TEA
- ラウロイルグルタミン酸Na
- ラウロイルグルタミン酸TEA
- ステアロイルグルタミン酸Na
アラニン系(泡立ちの良さとグルタミン系よりも強い洗浄力)
- ココイルメチルアラニンNa
- ラウロイルメチルアラニンNa
グリシン系(泡立ちの良さで頭皮をしっかり洗いたい)
- ココイルグリシンNa
- ココイルグリシンTEA
- ココイルグリシンk
<②「ベタイン系」を洗浄成分に含むシャンプー>
比較的値段は高いものが多いですが植物由来で地肌にも優しいのが特徴です。
- コカミドプロピルベタイン
- ラウリルベタイン
- ラウロイルプロビルスベタイン
- ココアンホ酢酸
シャンプーには洗浄成分だけでなく、育毛効果が期待できる育毛成分が配合されているものがあります。
- センブリエキス、ショウガエキス(血行促進効果)
- ヒアルロン酸ナトリウム、豆乳発酵液(乾燥を防ぐ保湿効果)
- グリチルリチン酸ジカリウム(頭皮の炎症を抑える効果)
- アデノシン、キャピキシル (毛母細胞の働きを活発にさせる効果)
洗浄成分だけでなく、直接的に髪の毛の成長を促す成分が含まれているシャンプーを選びましょう。
まとめ
今回は薄毛に悩む男性が使うべきシャンプーの選び方についてお話しさせていいただきました。
まず注目すべきは洗浄成分です。
「高級アルコール系」ではなく「アミノ酸系」や「ベタイン系」の洗浄成分が含まれているものを選びましょう。
それに加えて育毛効果の高い成分が含まれているものを選ぶことで、より髪の毛の成長を促すこそができます。
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加藤亮平
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