頭皮のかさぶたにご用心!頭皮のかゆみは薄毛や抜け毛の前兆のかも
こんにちは。
青山にてフリーランス美容師をやっております加藤亮平と申します。
突然ですが頭皮を触ったときにかさぶたのようなものができてると感じたことはありませんか?
かゆみがあったり気になったりするとついつい触ってしまったり、無意識に取ってしまいがちです。
実際ご来店いただいたお客様の頭皮みると、かさぶたが取れた後のようになっている方がいらっしゃったり、かゆみでついかいてしまったという方もいらしゃいます。
そこで今回は、
- かさぶたの原因
- かさぶたをそのままにすると、、、
- かさぶたを見つけたら、、、
についてお話ししていきたいと思います。
怪我をした訳でもないのにできてしまうかさぶた、その改善策について気になる方は是非。
目次
頭皮にできるかさぶたの原因とは?
かさぶたっていうと何か怪我をして治るときにできるもの、いうイメージがありますよね?
怪我をした訳でもないのにできる頭皮のかさぶた。
その原因についてお話ししていきます。
原因①:過度なシャンプーと乾燥
過度なシャンプー乾燥は、頭皮の乾燥させてしまいます。
シャンプーには、水と脂が混ざりやすくする汚れを落とす洗浄成分んである界面活性剤が含まれています。
界面活性剤に関してこちらの記事をご覧ください。
界面活性剤が強いシャンプーだと、頭皮に必要な皮脂まで過剰に洗い流してしまい、頭皮が乾燥させてしまいます。
男性の場合割と多いのがゴシゴシと力強く洗ってしまう方や、早く乾かしたいからと頭皮から近い距離でドライヤーを当てる方いるのではないでしょうか?
これらもやはり乾燥状態をを招いてしまいます。
さらに、冬は空気が乾燥していることで頭皮の水分が奪われて乾燥します。
特に刈り上げスタイルにされている方は頭皮はが常に外気にさらされやすくなっているため、顔や肌の同様空気の乾燥の影響を受けやすいのです。
男性の頭皮の保湿に関してはこちらの記事も是非。
原因②:栄養バランスの乱れ
栄養バランスの乱れは頭皮の乾燥の要因につながります。
特に頭皮の保湿に欠かせない栄養素であるのは「タンパク質」です。
タンパク質は髪の毛はもちろん、皮膚やホルモン・筋肉・臓器などを作る役目のほか、保湿効果まで持っています。
頭皮の乾燥に効く食べ物は、たんぱく質の元となる必須アミノ酸やビタミン、ミネラルを多く含む食品で、以下のようなものに多く含まれています。
<必須アミノ酸>
牛肉、鶏肉、卵、あじ、牛乳、納豆など
<ビタミン・ミネラル>
ウナギ、カキ、牛肉、レバー、卵、サバ、イワシ、小魚、アサリ、牛乳、ヨーグルト、チーズ、バナナ、イチゴ、ほうれん草、ゴマなど
とはいえ摂取しすぎても、頭皮の角質化や発疹となる可能性があります。
どんなものにおいても栄養バランスを取ることが最も大切です。
原因③:ホルモンバランスの乱れ
頭皮乾燥の要因のひとつとされている血行不良は、ストレスとも関係しています。
過剰なストレスの蓄積は自律神経やホルモンバランスの乱れにつながります。
強いストレスによって乱れた自律神経は筋肉を緊張状態にしてしまい血管が収縮することがあります。
その結果血流が悪くなり頭皮の乾燥によるトラブルにつながることも考えられますが、頭皮のケアと同時にストレスケアが必要といえるかもしれません。
ストレスは頭皮の乾燥は勿論、血行不良からの髪の成長、すなわち育毛・発毛に対しても悪影響があるといわれてるため男性は特に注意しましょう。
原因④:過剰な皮脂
皮脂が多い人はかさぶたができやすい傾向にあります。
本来、頭皮の下にある皮脂腺から分泌される皮脂は、頭皮環境の健康を保つために非常に重要です。
しかし、ストレスやカロリーの過剰摂取などによって皮脂の分泌量が異常に多くなると、頭皮に負担を与えたり毛穴を詰まらせたりします。
皮脂の分泌が増えるとその成分をエサとする頭皮にカビ菌の一種である真菌「マラセチア」の常在菌が繁殖し、炎症を起こしやすくなります。
また、皮脂の影響で頭皮に「ニキビ」ができることもあり、このニキビがいつの間にかつぶれ、そのまま小さなかさぶたとなることがあります。
頭皮の炎症には、かゆみも伴う場合があり、頭をひっかいた際に血が出てかさぶたの範囲が広がってしまうという悪循環に陥る可能性も高いでしょう。
頭皮のかゆみ、マラセチア菌についてはこちらの記事でも是非。
頭皮のかさぶたが引き起こすこと
かさぶたができた原因として皮脂の減少による乾燥であった場合、頭皮の血行は悪化し、髪の成長に必要な栄養も十分に行き渡りにくくなります。
十分に栄養を受けれずしっかり成長できなかった毛の多くが抜け毛となり、さらには新たに生えてくる髪の毛が弱くなったりして、放っておくと毛が抜ける、つまり薄毛につながってしまうということも考えられています
とはいえすぐに薄毛なるという訳ではありませんが早めにケアをしていきましょう。
日々の生活において頭皮が乾燥するということは、男性において薄毛や抜け毛に密接に関係しています。
頭皮の乾燥については合わせてこちらの記事もご覧ください。
頭皮のかさぶたを改善する方法
<①無理にかさぶたを剥がさない>
気になるとどうしても触ってしまったり、うっかり剥がしてしまいがちですが無理に剥がすと健康な周りの部分を傷めてしまい頭皮環境を悪化させてしまう場合があるため剥がさないようにしましょう。
<②正しいシャンプー選びとシャンプー方法>
皮脂分泌量が多くさぶたができる場合は、洗浄力が高めでかつ殺菌効果のあるシャンプーで洗髪し、丁寧にすすいだ後で常在菌の繁殖を防ぐためにも素早く乾かしましょう。
頭皮の汚れをしっかり落とせば皮脂による頭皮の臭いもシャットアウトできるはずです。
ただし洗浄力が高いシャンプーを使う場合、シャンプー後は頭皮の保湿をしっかり行うことと、トリートメントも使って髪のダメージを補うことを忘れないように。
男性の場合トリートメントの選び方がわからないという方もいるかと思います。
こちらの記事を是非ご参考にください。
カサカサと乾いたかさぶたができる場合は、シャンプーや整髪料が合っていないことも考えられます。
乾燥した頭皮のために、保湿力の高いシャンプー・コンディショナーに変えてみましょう。
<③ドライヤーを正しく使う>
ドライヤーの温風でも頭皮は乾燥しがちです。
なるべくドライヤーの時間を短縮するためにドライヤーをあてる前に、タオルドライをしっかりしましょう。
早く乾かすために頭皮から近い位置で温風を当てがちですが髪から20〜30cmほど離して、常に振りながらあててください。
同じところに温風をあて続けると、頭皮が乾燥するだけでなく髪までパサついてしまいます。
髪の毛を早く乾かすポイントは指の腹で優しく地肌を擦りながら根元の方から乾かすこと。
根元から乾かすことで毛先は乾いていきます。
正しいドライヤーの当て方についてはこちらをご覧ください。
<④規則正しい生活習慣>
皮脂の分泌を正常化させるためには、上記でお話しした原因となる要素を避けるため、食事や睡眠・ストレス解消など、規則正しい生活を心がけることも重要です。
日々サロンワークをしていて頭皮にかさぶたがあるお客様の話を聞くと寝不足という話をよく聞きます。
十分な睡眠を取るということはもちろんですが、栄養バランスの取れた食事を摂ることは頭皮環境の改善・健康な髪の毛を育てる、白髪を予防するという観点でも重要です。
また普段からストレスは感じていないようで無意識のういちに感じているものです。
定期的に軽い運動で体動かしたり、趣味の時間に没頭するなどリフレッシュができる時間も大切にしていきましょう。
まとめ
今回は頭皮にできるかさぶた、についてお話ししてきました。
頭皮にできているかさぶたは、頭皮の乾燥やその他の異常、生活習慣への見直しのサインかもしれません。
無理に剥がして頭皮を傷めるのではなく薄毛や抜け毛にならないように改善していきましょう。
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加藤亮平
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