toggle
2020-05-29

白髪に必須の栄養素3つとは?白髪対策を考える男性の食事改善!

Last Updated on 2020年6月1日 by himeoryon-67

こんにちは!

青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します!

30代後半から40代に差し掛かった男性は少しずつ増えてきた白髪を気にし始める頃かではないでしょうか?

白髪混じりでも気にしない方もいるかもしれませんが、これ以上増えて欲しくない、そう思っている方もいらっしゃるかと思います。

今回はそんな白髪が気になる方の為に食事の面からできる白髪対策についてお話しさせていただきます!

日々の食事、何気なくなんとなく選ぶのではなく、何を摂取する為に何を食べたらいいか。

食生活を見直すことで、白髪予防への第一歩踏み出しましょう!

白髪になる原因とは?

髪の毛は髪の根元にある毛母細胞というところで作られています。そして本来の髪の毛はメラノサイトという色素細胞が作り出すメラニン色素が髪の内部に取り込まれることによって黒い髪の毛となって生えてきます。

しかしそれが何らかの原因でメラノサイトによって黒く着色されず、そのまま生えてきてしまった髪の毛、それが白髪です。

白髪になってしまう原因=メラノサイトが不具合を起こしメラニン色素が着色しなくなるという事なのですが、この要因として遺伝や加齢が大きく関係していくるほか、日々の偏った食生活も大きく影響していると考えられています。

そこで今回は食生活から出来る白髪予防の対策を考えていきたいと思います。

白髪に効く栄養素〜タンパク質〜

髪の毛はおよそ8割がケラチンと呼ばれる【タンパク質】で出来ています。

タンパク質は体内で生成できない必須アミノ酸の一つで、タンパク質が不足すると白髪のリスクは大きく増加します。

また、髪の毛だけではなく、内臓や皮膚、血管、そして血液に至るまで、タンパク質は身体の器官や細胞などを作り、維持するための重要な必須栄養素です。

タンパク質を含む食品を食べてもそのままタンパク質として吸収されるのではなく、一度腸内でアミノ酸に分解されて身体に行き渡り、再びタンパク質として構築されます。

体内で構成されたタンパク質は内臓、皮膚、血液など、生命維持に必要なところから分配されていきます。
生命維持という意味で『髪の毛』は後回しになってしまうのでタンパク質の摂取量が少ないと髪の毛に使われるタンパク質は少なくなってしまい、抜け毛や白髪のリスクが大きく増加します。

タンパク質を摂取するには?

<タンパク質を効率よく摂取できる食材>

  • 大豆

豚ヒレ肉や鶏むね肉、大豆にはチロシンというアミノ酸が多く含まれています。メラノサイトがもつ酵素・チロシナーゼがチロシンに働きかけることによってメラニン色素は作られますので、白髪が気になる人は意識的に豚肉、鶏肉、大豆を食べるようにしましょう!

タンパク質の摂取に肉や魚は有効的ですが、油を多く摂取する事で皮脂の分泌量も増え毛穴詰まりの原因にもなってしまうので、脂肪分の少ないヒレ肉や、鶏肉なら胸肉やささみがオススメです。

白髪に効く栄養素〜ビタミン〜

ビタミンはタンパク質と違い、直接的に髪の毛に作用するのではなく、他の栄養素の補助を行なうのに必要な栄養素です。

例えば亜鉛はビタミンCも一緒に摂取することで吸収効率が上がるのですが、タンパク質を摂取するのであれば、ビタミンB6が含まれた食品も一緒に食べれば効率よく吸収できます。

白髪に効くビタミンであるビタミンB1・B2は、メラノサイトの機能を活性化し、メラニン色素を増やす効果が期待できます。

ビタミンを摂取するには?

<ビタミンB1・B2を効率よく摂取できる食材>

  • 魚介類
  • レバー

等に豊富に含まれる食材は、貝類ならあさり、赤貝、はまぐりです。魚なら鮎やさんま、イワシなどです。

内臓もまるまる食べられる魚ならばビタミンB1・B2をたっぷりと摂取できますね。

白髪に効く栄養素〜ミネラル〜

ミネラルには様々な種類があり、白髪予防に効果的なものは亜鉛、銅、カルシウム、ヨードです。

亜鉛

亜鉛は髪の毛の8割を構成するケラチンを作る上で欠かせない重要なミネラルで、メラニン生成を促す効果もある為、健康的な黒い髪を育てる上で欠かせません。

亜鉛は体内で作り出す事ができす、食事からでしか摂取できない為、不足しやすいミネラルでもあります。髪の毛以外にも身体の多くの部位で必要とされているので、タンパク質と同様、髪の毛の為に積極的に摂取しましょう!

鉄分がチロシナーゼを活性化させる働きがあります。

カルシウム

カルシウムはメラノサイトを活発にする効果と、神経伝達を調節する効果があります。カルシウムを補うとイライラが解消すると言われているのはこの効果によるものです。

ストレスを溜め込むことは自律神経を乱し、白髪の原因に繋がります。カルシウムも積極的に摂取して白髪予防につなげましょう。

ヨード

『ヨウ素』とも呼ばれる必須ミネラルの一つで、甲状腺ホルモンを活発にするミネラルであり、タンパク質合成をはじめとしたエネルギーの代謝に役立ちます。

メラノサイトもヨードの効果によって活性化するため、白髪予防には欠かせない重要なミネラルです。

ミネラルを摂取するには?

  • 亜鉛(牡蠣、豚肉、レバー、チーズ、ココア)
  • 銅(牡蠣、小麦、レバー、パルメザンチーズ)
  • カルシウム(乳製品、ナッツ類、小魚)
  • ヨード(海藻類)

〜まとめ〜白髪予防のために栄養をバランスよくとろう!

白髪になる主な原因に加齢があります。生理現象である加齢によって身体の細胞のはたらきが衰え始め、さまざまな機能が低下します。

30代後半になるとメラノサイトの働きがで低下してくるので白髪を防ぐことはできません。

遺伝や加齢の他にメラノサイトのはたらきを低下させる理由としては、日々の食生活においての栄養不足が大きく関係します。


髪の毛ははメラノサイトによって着色さっれますが、そのメラノサイトは血液から栄養を受け取って働いています。血液中の栄養素が足りないと、メラノサイトのはたらきも鈍り、メラニン色素が不足して白髪になるのは当然のことです。

30代後半から40代の男性は白髪が出てき始めて悩んでいる方も多いように思います。

今一度自分の食生活を見直して、今からでも十分遅くない白髪予防に取り組んでいきましょう!

カット(炭酸シャンプー付き) ¥4,400

お悩み、ご相談はこちらまで!

東京都港区北青山3−5−9 KAZU表参道地下一階

GO TODAY SHAiRE SALON 青山店

加藤 亮平

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です