シャンプー後に男性が使うべきはトリートメント?それともリンス?
Last Updated on 2023年10月19日 by himeoryon-67
こんにちは
表参道エリアにてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。
男性の場合、シャンプーの後にトリートメントを使う人、リンスを使う人、そもそもどちらもつけない人、いろんな方がいると思います。
『何と無くつけているけど実際どうなの?』
そう思っている方も少なくないんではないでしょうか。
そこで今回は、
- トリートメントとリンスの違い
- トリートメントとリンスの選び方
- 男性における注意点
についてお話ししていきたいと思います。
つけたほうがいいのかつけなくてもいいのか、いつもどちらか迷ってしまう男性は是非参考にしてみてください。
目次
シャンプーの後は男性も何かつけたほうがいいのか?
「髪がパサついてスタイリングがしにくい」
「ボリュームが減って髪のまとまりが悪い」
普段スタイリングをしていていこう感じることはないですか?
髪の毛の長さは女性の一般的なロングと違い短いかもしれませんが、カラーやパーマをしている方だと女性同様薬剤によるダメージは出ています。
また、カラーやパーマをしていない男性の髪の毛もドライヤーの熱やストレスで髪の毛は思いの外ダメージを受けている場合があります。
男性においても極端に短い刈り上げスタイルやバリーショートのスタイルでなければどちらかをつけることをオススメします。
トリートメントとリンスの違い
では初めにトリートメントとリンスの違いについてお話しさせていただきます。
どちらも髪の毛がツルツルするモノと思う方もいるかもしれませんが、ちゃんとした明確な違いがあるんです。
リンスの役割とは?
「リンス」は簡単に言うと髪の毛の保護してコーティングする役割を持っています。
シャンプーをすると無防備になってしまう髪の毛のキューティクル。
リンスにはその無防備になっているキューティクルを油分でコーティングして髪から水分が蒸発しないようにしてくれる働きがあります。
また、シャンプー後の髪の毛がマイナスの電気を帯びるので、ほこりなどがつきやすくなってしまいます。
そこでプラスの電気を持ったリンスをつけることによって中和され、外敵から髪を守ってくれます。
ここでもう一つよく聞く「コンディショナー」。
コンディショナーの役割はほとんどリンスと変わりはないんですが、違うところは若干の保湿力があるということです。
表面を油分でコーティングしつつ保湿成分を内部に若干浸透させてくれます。
トリートメントの役割とは?
「トリートメント」の役割はリンスやコンディショナーと違って、髪の内部から補修、栄養を与えるという特徴があります。
髪の内側に浸透していき髪の毛を構成している主要成分であるタンパク質などを補ってくれるので、傷んだ髪の毛を内側からしっかりと修復してくれます。
そのため男性の中でもカラーを繰り返している方だったり定期的にパーマをかけられている方はトリートメントがオススメです。
以上のことから使い分けという点で大きく分けるとでリンス、コンディショナーは外側、トリートメントは内側に役割を持つという事になります。
リンス?トリートメント?男性における選び方
ではどんなものを選んで使用すればいいのか、お話ししていきます。
リンスが向いている男性
リンスは先ほどお話ししたように髪の毛のキューティクルを整え指通りを良くしてくれます。
カラーやパーマはしてないけど少し長さがあって指通りが気になる、まとまりが悪い、少し乾燥していて広がりやすい、こんな方にはリンスの方がオススメです。
またカラーやパーマをしていても、猫っ毛で髪の毛がペタッと潰れてしまいやすい方は、ダメージの具合でトリートメントの方がいい場合もありますが、しっとりしすぎてボリュームが出ずらくなっていまう場合もあります。
その際は交互にリンスを使うなどしてボリューム具合を見つつ髪の毛を補修していきましょう。
トリートメントが向いている男性
トリートメントは髪の毛の内部に栄養分を浸透させる働きがありあます。
カラーやパーマをされている方は髪の毛の内部の栄養がどんどん抜け落ちていくためリンスよりも「トリートメント」をオススメします。
ここでポイントとしては、そのほかに髪の毛のボリュームを落としたい方や、ボリュームを逆に出したい方にオススメしたいということです。
男性の場合極端にロングにするという方はさほど多くないのでもともとの髪質や毛量で状態をコントロールしていかなければなりません。
トリートメントに含まれる「広がりを抑える成分」「ボリュームを出す成分」、これらを選ぶことでワックスのノリが変わり、スタイリングもスムーズになります。
トリートメントを選ぶときは以下の成分に注意してみてください。
<カラーやパーマのもちを良くしたい方>
- ヘマチン
- ジメチコン
- 加水分解ケラチン
- クエン酸
<薬剤によるパサつき・ダメージを抑える>
- グリセリン
- セラミドNP
- コラーゲン
- リピジュア
- 動物油(ハチミツ)
- 植物油(ヒマワリオイル、アーモンドオイル、ツバキオイル)
<広がりを抑えてまとまりを出す>
- アクリレーツコポリマー
- ジメチコ
- シクロメチコン
- シクロペンタシロキサン
<ボリュームを出しふんわりさせる>
- 植物油(アーモンド油、椿油)
- ノンシリコン
自分の髪質や悩みにあったものを選びましょう。
リンスやトリートメントを使用する際の注意点
リンスやトリートメントには頭皮に負担をかける界面活性剤が多く配合されており、正しい使用法を守らないと毛穴に詰まり抜け毛、さらには薄毛の原因になってしまいます。
ショートスタイルの方の場合はどうしても頭皮に付着してしまうので注意が必要ですし、刈り上げなどの極端に短い男性はどちらもつける必要は正直ありません。
大前提として頭皮に付かない程度の長さの髪なら、リンス・トリートメントを髪のみに馴染ませることができ、頭皮へのダメージを防ぐことができます。
薄毛や抜け毛がきになる男性は正しい成分の選び方と洗い残しに注意して使用するようにしましょう。
まとめ
最後に男性におけるトリートメント・リンスの使い方についてまとめていきます。
- 刈り上げなどの短いスタイルはつける必要はない
- リンスは表面をコーティングして手触りを良くするもの
- トリートメントは髪の毛の中に栄養を浸透させるもの
- トリートメントで髪の毛のボリュームコントロールをすることができる
- 自分の目的にあった成分選びが重要
- 薄毛や抜け毛につながるおぞれがあるので使用法に注意する。
リンスがいいのか?
トリートメントがいいのか?
正しい成分選びはできているか?
そもそもつける必要はあるのか?
これまでなんとなく何くつけていた男性もぜひ一度注意してみてください。
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