夏こそ男性は頭皮ケアが要必須な理由!使うべきアイテムや対策を解説
Last Updated on 2023年7月21日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。
「夏はたくさん汗もかくので頭皮の状態がきになる。」
夏になるといつもよりたくさん汗をかき、頭皮のベタつきが気になるという男性も多いかと思います。
毎日シャンプーはしているけれどそれだけで十分な対策ができているのかと気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際にサロンワークををしていると頭皮に赤みが出ていたり、ニキビのようなものができているお客様も増えてくる時期です。
毎日家でも何かできる対策があればストレスなく楽しい夏を過ごすことができるないでしょうか?
そこで今回は、
- 夏の頭皮ケアが必要な訳
- 夏に起こる頭皮頭皮トラブル
- 頭皮をケアする方法
についてご紹介していきたいと思います。
このブログ記事を読んでいただいている男性は、きっと夏になって頭皮の状態が気になっている方だと思います。
今回ここでお話しさせていただく内容は、私が普段のサロンワークでお客様にいつもお伝えさせていただいている内容です。
普段美容院だとちょっと聞きづらいという方もいらっしゃるかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ夏こそ男性は頭皮のケアが必要なのか?
なぜ夏こそ男性は頭皮ケアに力を入れて方がいいのでしょうか?
結論から言うと夏は頭皮環境が悪くなりやすい、すなわち男性にとってセンシティブな悩みの一つである抜け毛や薄毛が進んでしまうリスクが高いという理由があります。
「毎日ちゃんとシャンプーをしてるし大丈夫!」と思うかもしれません。
とはいえ夏場の頭皮というのはそれだけはしっかりとカバーしきれていない場合があります。
夏というのはご存知のように紫外線量も増え、気温が上がることでたくさん汗をかきます。
加えて皮脂の分泌量が増えることで頭皮のベタつきや臭いなどのトラブルが発生しやすくもなり頭皮環境が悪化しやすくなります。
頭皮環境の悪化はすなわち髪の毛のトラブルにつながってくるため、男性においては夏にどのような頭皮ケアを行っていくかということが非常に重要にあります。
頭皮環境というのは髪質同様、人によって異なります。
まずはご自身の頭皮がどのような状態なのかをしっかりと理解し、その問題にあった方法でケアをしていく必要があります。
夏に起こる男性の頭皮トラブル
前述したように、頭皮のトラブルというのは髪質と同じように人によって異なります。
まずは頭皮トラブルにどんなものがあるかをご紹介していきますので、ご自身の頭皮はどのような状態なのかを確認するところから始めていきましょう。
夏に起こる男性の頭皮トラブル①:乾燥
夏の頭皮は汗や皮脂で乾燥しているという自覚があまりないかもしれませんが、頭皮は紫外線を浴びることで乾燥状態になってしまいます。
また夏の暑い日はエアコンの効いた室内にいることが増えるため、思っている以上に頭皮はダメージを受け乾燥してしまいがちです。
また、頭皮がベタついてしまうという男性は1日の間にシャンプーを何度もしていたり、洗浄力の強いシャンプーを使うことで逆に頭皮が乾燥してしまっている可能性があります。
頭皮は髪の毛に比べてダメージが目立ちにくいですが、思っている以上に乾燥している場合があるのでしっかりと保湿をする必要があります。
夏に起こる男性の頭皮トラブル②:臭いやベタつき
頭皮は、皮脂腺が全身で最も多く、汗腺は手のひらや足の裏に次いであり、皮脂も汗も分泌量が多いのが特徴です。
分泌された皮脂や汗は、頭皮を乾燥などの外的刺激から守る働きをしています。
とはいえ肌表面の常在菌が皮脂を分解して生成した脂肪酸の中には、肌を刺激して赤みやかゆみを発生させたり、不快なニオイの原因になるものがあります。
さらに、加齢やホルモンバランス、体調などによって皮脂や汗の量・成分が変化することで、臭いが変化する場合もあります。
毎日ちゃんと髪を洗っているはずなのに、なんだか臭いが気になるという方もいるかもしれませんが、夏はどうしてもシャンプーやドライヤーでの乾かしをささっと済ませてしまいがちに。
それによってすすぎ残しがあったり、しっかりと乾かせていないことで臭いやベタつきの原因となってしまいます。
夏に起こる男性の頭皮トラブル③:フケやかゆみ
夏場は汗をかく機会が増えるため、シャンプーの回数も増える方もいるかもしれません。
そうすると頭皮に必要な皮脂が奪われてしまい頭皮は乾燥状態になることで乾いたカサカサとしたフケが出るようになります。
その反対に、必要な皮脂まで洗い流してしまうことで、身体が皮脂を補充しようと過剰に分泌して脂性フケが出ることもあります。
また、洗髪回数が少ない場合は頭皮の皮脂が残ったままになり、脂性フケの原因になります。
さらに、夏は紫外線の刺激によって頭皮のバリア機能が低下するため、かゆみを引き起こす炎症などが起きやすくなります。
大量にかいた汗を放置することで起こる穴の詰まりや、汗の蒸発に伴う頭皮の乾燥もかゆみの原因にな流ため注意が必要です。
夏に男性がするべき対策
夏に起こる様々な頭皮トラブルですが、頭皮のトラブルというのは自宅で行う日々のケアや、頭皮の状態に合わせた最適な方法で予防することでいい状態へと改善することができます。
頭皮に異変を感じたら最適なアイテムを選び、年齢関係なく正しいケアを取り入れていきましょう。
ここではそれぞれのトラブルに合わせた今日からすぐにできる対処法をご紹介していきます。
是非参考にしてみてください。
夏に男性がするべき対策①:乾燥対策
大前提として頭皮を乾燥させないこと、そして乾燥が気になる場合はしっかりと保湿することが重要になります。
まず頭皮を乾燥させないためには洗浄成分(界面活性剤)の強いシャンプー剤の使用は避けましょう。
界面活性剤についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
また、シャンプーの際に流すお湯も38度前後とぬるめに設定し、頭皮に刺激を与えないことが重要です。
シャンプーの後のドライヤーの前にも頭皮ケアローションでしっかりと頭皮を保湿し、ドライヤーの熱による乾燥から頭皮を守ります。
紫外線によっても頭皮は乾燥してしまうためスプレータイプの日焼け止めを使うことや、通気性の良い帽子、日傘等で頭皮を保護することも重要です。
また、頭皮を冷やしすぎないようにすることも大切なので夏は冷房の風が直接当たらないようにしましょう。
夏に男性がするべき対策②:臭いやベタつき対策
頭皮の臭いやベタつきが気になる場合はスタイリング剤やシャンプーの洗い残しがあると皮脂のベタつきや臭いの原因になる場合があります。
毎日しっかりとシャンプーをするということも重要ですが、皮脂が過剰に分泌されている場合は、皮脂を抑えるタイプのシャンプーを使ったり、逆に乾燥によって皮脂の分泌が促されている場合は洗浄力がマイルドなシャンプーを選ぶようにしましょう。
特に夏場は汗をかくことが多くなるため、1日に2回以上シャンプーをしているという男性もいらっしゃるかもしれません。
とはいえ過剰なシャンプーは頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、逆に皮脂の分泌が過剰になることで洗い残しの原因いなる恐れがあります。
また、頭皮の汚れや皮脂をしっかりと落とす場合はシャンプーの前の「予洗い」も重要です。
シャンプー前に、ぬるま湯で髪も頭皮もしっかり濡らして、頭皮をやさしくほぐすように1分ほど予洗いをします。
そうすることで髪と頭皮の汚れをある程度落とすことができ、さらにシャンプーの泡立ちを良くすることができます。
予洗いはシャンプーの洗浄力や泡立ちを高めることができるだけでなく、髪と頭皮を健やかに保つことができます。
夏に男性がするべき対策③:フケや痒み対策
頭皮のフケや痒みを防ぐには頭皮を常に清潔に保つことが重要です。
頭皮を清潔に保つためには毎日、頭皮を清潔に洗いましょう。
シャンプーをする際のポイントは頭皮をマッサージするように洗い、そして洗い残しがないようしっかりとすすぐことです。
また、シャンプーの際にも頭皮が乾燥している場合は、保湿成分入りのシャンプーを使用し、頭皮が脂っぽい場合は、皮脂を抑える成分入りのシャンプーを使用するなど頭皮環境に合わせたシャンプー選びが重要です。
シャンプー後のドライにおいても、ドライヤーでの過剰なドライは乾燥を促しフケや痒みの原因にもなります。
なるべく最低限のドライヤーで済ませることができるようタオルドライもしっかりと行いましょう。
とはいえ半乾きの状態では頭皮環境がいい状態であるとはいえません。
しっかりと乾いたかどうかを確認するには、最後に冷風を当てると乾いていない部分は若干湿りを感じます。
冷風はキューティクルを整える効果があるだけでなく、頭皮の引き締め効果もあるので最後に冷風腕地肌を整えましょう。
ドライヤーの正しい使い方に関して箱tリラの記事もぜひ参考にしてみてください。
夏こそ男性が使うべき頭皮ケアアイテムとは
頭皮環境を健やかに維持するには普段の生活において改善できるポイントがいくつかあります。
とはいえ頭皮の悩みに合わせた頭皮ケアアイテムを使うことでよりその効果を高めることができます。
頭皮に使うものといえばシャンプーだけと思われがちですが、ここではシャンプーを含めどういった頭皮ケアアイテムを選べばいいのか、その選び方についてご紹介していきたいと思います。
夏こそ男性が使うべき頭皮ケアアイテム①:スカルプシャンプー
スカルプシャンプーとは健やかな頭皮環境を保つために作られた、頭皮をケアするシャンプーのことを指します。
スキンケアには洗顔が大事なように、夏の頭皮ケアには毎日のシャンプーが重要な役割を果たします。
シャンプーは髪の汚れを落とすものというイメージがあるかもしれませんが、それと同時に頭皮の汚れを落とすものでもあります。
カラーやパーマでによるダメージが気になる場合は、一般的にシャンプーは髪の状態を見て選ぶことが多いかと思います。
とはいえ頭皮ケアの観点から考えた場合は頭皮の状態を考慮したスカルプシャンプーを選ぶようにしましょう。
例えば頭皮が乾燥している方や、フケ・痒みがきにある方は頭皮の乾燥を抑える必要があるので、程よい洗浄力でうるおい成分のあるアミノ酸系の洗浄成分が含まれているシャンプーや、保湿成分である「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」が配合されいてるシャンプーがおすすめです。
また、皮脂が出て頭皮がベタつく場合や、臭いが気になる場合には洗髪が不十分な可能性も考えられます。
洗浄力の強い高級アルコール系の洗浄成分が含まれているシャンプーや、炭酸シャンプーを使って洗い上げ、洗い残しがないようにしっかり流すことを心掛けてください。
とはいえ洗浄成分の強いシャンプーは使い続けると皮脂を過剰にとりすぎてしまい、逆に頭皮を乾燥させてしまう場合があります。
その場合は毎日の使用を避けるか、シャンプー後の頭皮の保湿を行うなどそれぞれにあった頭皮ケアを心がけましょう。
夏こそ男性が使うべき頭皮ケアアイテム②:スカルプケアトリートメント
スカルプトリートメントとは、頭皮のベタつきやかゆみ、フケ、頭皮の乾燥など、頭皮に悩みのある方におすすめの頭皮をケアするトリートメントです。
ヘアトリートメントは髪に塗布してダメージケアを行うものですが、スカルプトリートメントは頭皮に直接塗布し、マッサージしながらもみ込むことで栄養を補っていきます。
地肌に直接塗布するため頭皮の汚れや老廃物を除去する効果があるだけでなく、髪の毛の付け根に直接アプローチし、毛包周辺の血行を促進し髪に栄養を浸透させて抜け毛や薄毛の予防に高い効果を発揮します。
頭皮が乾燥している場合は、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿力の高い成分が含まれたトリートメントを、その反対に頭皮が脂っぽい場合は、メントールやミントなどのさっぱりとした使用感を得ることができる成分が配合されたトリートメントを選ぶようにしてみましょう。
また、フケが気になる場合はピリチオン亜鉛やセラミドなどのフケを抑える成分が含まれているトリートメントを選び、抜け毛が多い場合は、パントテニルエチルエーテルやセンブリエキスなどの髪の毛を強くする成分が含まれているトリートメントもおすすめです。
夏こそ男性が使うべき頭皮ケアアイテム③:スカルプローション
スカルプローションとは、スキンケアでいうと化粧水や乳液のような役割を持ち、加齢や内的・外的ストレス、ホルモンバランスの乱れによって荒れやすい地肌を、健やかなコンディションに導く頭皮用ローションです
シャンプーによって過剰に皮脂を落としすぎてしまった頭皮や、ドライヤーなどの外的要因による頭皮の乾燥を防ぎ改善し、肌を柔らかくしてくれるので、フケやかゆみなど頭皮環境を改善したい人におすすめです。
スカルプローションにおいてもスカルプトリートメントと同じように、ご自身の頭皮環境に合わせたものを選ぶようにしましょう。
また、頭皮ケアローションは基本的にシャンプー後の頭皮に使うため洗い流すものではありません。
そのため、香りがきになる方は無香料のものを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は夏に男性が行うべき頭皮ケアについてお話しさせていただきました。
夏の暑い時期はたくさん汗をかき、皮脂の分泌量も多くなります。
それに加え男性は女性に比べ毛量が多く髪の毛一本一本が太くて固い方が比較的多いため頭皮環境が悪化しやすい時期になります。
頭皮は自分ではなかなか見ることができないためえ気にかけづらい部分ではありますが、特に夏の時期はいつもと違ったケアをしていけるように注意してみましょう。
骨格矯正カット+男性専用ヘッドスパ ¥12,100
骨格矯正カット(炭酸シャンプー付き) ¥7,700
メンテナンスカット(刈り上げ・毛量調整)¥4,400
*前回のカットから3週間以内の方
頭皮環境改善・男性専用ヘッドスパ ¥5,500
ご予約お問い合わせはこちら
↓
ご要望がございましたら東京だけでなく、名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島、福岡・札幌への出張カットも可能です。
事前の日程調整が必要になりますが、ぜひお気軽にお問い合わせください。
東京都港区北青山3−5−9 KAZU表参道地下一階
GO TODAY SHAiRE SALON 青山店
加藤 亮平
コメントを残す