白髪染めの頻度はどれくらいが正しいのか?白髪が気になる男性必見!
Last Updated on 2021年4月30日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。
『根元の白髪は気になるけれど、あまり頻繁に染めると頭皮や髪によくなさそう。』
こんな風に白髪は染めたいけれど頭皮や髪の毛のダメージを気になってどのくらいの周期で染めるのがベストなのか悩んでいる男性も多いかと思います。
確かに薄毛や抜け毛が気になる男性であればなるべく地肌に負担をかけずに白髪をカバーしたいものですよね。
そこで今回は、
- 適切な白髪染めの頻度
- 頭皮をいたわる白髪染め
- 家でできる白髪カバーの方法
についてお話ししていきたいと思います。
白髪染めはしたたいけれど頭皮や髪になるべく負担をかけない最適な頻度と方法が知りたい男性は是非参考にしてみてください。
男性が白髪を染める適切な頻度
結論から言うと、男性が白髪を染める頻度は1ヶ月に一度くらいのペースがおすすめです。
これは大人の男性にとって重要な清潔感を維持するためのカットの周期と同じなですが、カットをすると髪質や長さ、生え方によっては白髪が目立ってしまいます。
見た目の印象や白髪によるマイナスのイメージを抑えるためにはカットのタイミングに合わせて白髪染めをするといいかと思います。
もちろん頭皮や髪へのダメージはもちろん、白髪の量や生えている場所によって気になる、気にならないはあるかと思います。
その際はカットの仕上がりを見て美容師さんに相談してみるのもいいかと思います。
負担を抑えて白髪を染める方法
とはいえ頻繁に染めることで薄毛や抜け毛など心配される方も多いのではないでしょうか。
もちろん白髪染めは使う薬剤や染め方によっては頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまう場合があります。
ここでは美容院で行う一般的な白髪染めとその特徴をご紹介していきます。
見た目の印象だけでなく頭皮環境を考えた上での方法など、自身目的や悩みに合わせた白髪染めを選ぶ際の参考にしてみてください。
<①白髪染め(アルカリカラー)>
一般的な白髪染めというとこのタイプになります。
白髪はもちろん地毛の黒髪もある程度であれば明るくすることができるため、白髪を染めつつ少し明るくしたいという方におすすめです。
さらに染料が髪の内側に浸透し脱色し染色するためしっかりとした色味を表現することができることができます。
色素が濃く色持ちがいいため染まった状態を長く維持したい場合にはおすすめです。
とはいえアルカリカラーにはデメリットもあります。
もともと弱酸性の毛髪とは相反するアルカリ性phのカラー剤で髪を膨潤させて色を入れるため髪や頭皮へのダメージ度は高くなります。
また白髪染めは根元からしっかり染まるように地肌に薬剤がつくように塗布するため頭皮にかゆみや痛みなどの副作用が起きる場合もあります。
<②酸性カラー>
ヘアマニキュアと呼ばれる酸性カラーであればアルカリカラーとは違い髪を脱色し染色せず、髪の表面をイオン結合することでコーティングし着色するため髪の毛へのダメージは少ないです。
さらに頭皮につかないよう根元ギリギリから染めていくため頭皮へのダメージもありません。
またコーティングすることで髪の毛ハリコシを出すことができるため年齢とともに髪のボリュームが気になってきた男性におすすめです。
とはいえヘアマニキュアは表面をコーティングするものであるため白髪は染めることはできますが、黒髪を明るくすることが出来なかったり、頭皮につかないように塗布するため根元からしっかり染めることが出来ないなどのデメリットもあります。
そのため伸びてきた白髪が気になり始めのもアルカリカラーに比べると少し早いだけでなく退色に関しても表面をコーティングしているだけのためシャンプーをすればするほど色素が落ちていきます。
全体の割合に対して白髪が多い方では無く、数本の白髪が気になる方におすすめです。
美容院で白髪を染めるメリット
美容院で白髪染めをするメリットは、「男性が気になる頭皮や髪の毛の状態を見て薬剤や染め方を選ぶことができる」ということです。
<①頭皮のダメージが気になる>
頭皮のダメージが気になる方の対策としては薬剤を地肌につけないようにすることがポイントです。
地毛の黒は明るくしなくていい、白髪だけ染まればいいという方はヘアマニキュアであれば頭皮に薬剤をつけることなく染めていくので頭皮に与えるダメージは少なくて済みます。
また、白髪も染めて地毛の黒も少し明るくしたいという男性でもアルカリアラーを根元ギリギリから頭皮につかないように染めることもできます。
自宅で染めているという方もいらっしゃるかもしれませんが、頭皮に薬剤がつかないように自分で染めるというのはなかなか難しいです。
そもそもホームカラーは刺激の強いものが多いためそもそもおすすめできません。
頭皮の負担を減らして白髪を染めたい男性は美容院で染めることをおすすめします。
<②髪のダメージが気になる>
髪のダメージが気になる方の場合はいかに髪の毛に負担をかけないかがポイントです。
とはいえ伸びてきた白髪は1ヶ月前後で気になってくるはずです。
ヘアマニキュアであれば髪の組織を壊すことなく染めることができるの出来ます。
アルカリラーで染めている場合、毛先の体色が気にならない場合であれば「リタッチカラー」がおすすめです。
リタッチカラーとはダメージが気になる毛先には薬剤がつかないよう伸びてきた根元だけ染める方法です。
自宅で染める場合根元だけを染めるというのは難しくどうしても毛先にまで薬剤がついてしまいます。
伸びてきた根元だけを染めるのであれば髪のダメージも最小限であるため定期的に白髪をカバーすることが出来ます。
自宅でできる白髪カバーの方法
美容院での白髪染めだけで無く、自宅で白髪染めをされている男性もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめな白髪対策は「白髪染めトリートメント」です。
白髪染めトリートメントは髪が傷みにくいところが大きなメリットで髪をトリートメントしながら染めることができます。
また、即効性がなく使用回数を重ねるたびに少しずつ染まっていくので、白髪を染めたことが周りにバレにくく自然な仕上がりになるというメリットもあります。
通常のトリートメントと同じように、入浴しながら手軽に使えるため自宅でのケアに最適です。
とはいえ脱色効果はないため地毛の黒髪にはほとんど発色しません。
また、使用をやめると1週間程度で色落ちしてしまうため髪色をキープしたい場合は定期的に使用する必要があります。
美容院で白髪を染めるまでの応急処置として使用するというのもいいのではないかと思います。
まとめ
今回は男性における白髪染めの周期についてお話しさせていただきました。
髪質やヘアスタイルにもよりますがカットをしたタイミング(約1ヶ月 )で染めることをおすすめします。
とはいえ頻繁に染めることに抵抗がある方も多いかと思います。
その際は使う薬剤や染め方を工夫して美容院で染めることをおすすめします。
それでもやはり気になるという方は自宅でできる処置としてホームカラーではなく「カラートリートメント」で対応するようにしましょう。
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メンテナンスカット(刈り上げ・毛量調整) ¥3,300
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白髪染め (酸性カラー) ¥7,700
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加藤亮平
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