パーマを落としたい男性必見!イメージと違った時にできる対策とは?
Last Updated on 2022年7月18日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。
『初めてパーマをかけたけれどイメージと違ってクリンクリンになってしまった。』
こんな風にパーマをかけてみたけれど強くかかり過ぎたりイメージと違ったりと、元に戻したいと悩んだ経験のある男性も多いのではないでしょうか。
イメージしていたパーマよりも強くかかりすぎると扱いも難しく、何よりパーマが嫌いになりかねません。
パーマはカールを出すものであることはもちろん、必要な部分にボリュームを加えることで骨格を矯正することができる為、美容師としては嫌いにならないでいただきたい施術の一つでもあります。
そこで今回は、
- パーマが失敗した訳
- パーマの落とし方
- かけ直すことはできるの?
についてお話ししていきたいと思います。
ヘアカラーで変化をつけることが難しい男性はパーマで個性を出したいと思っている方も多いはずです。
そのパーマが万が一しっくりこなかった時の対処法として是非参考にしてみてください。
パーマは落とすことができるのか?
結論から言うと求めていたイメージと違ったなという場合、再度美容院で施術をすることでパーマを落とすことはできます。
パーマというのは薬剤の力を使って一度髪の毛内部の構造を壊し再び結合させているため少なからず髪にダメージを与えることになります。
一般的に多くの男性がかけるコールドパーマをであれば「ストレートパーマ」という施術で落とすことができ、縮毛矯正とは違い熱による施術ではないため自然なストレートに戻すことができます。
とはいえここで知っておいて頂きたいのは再度結合を壊す必要があるため髪へのダメージがより一層かかってしまうということです。
また、かけたパーマの種類やストレートパーマの薬剤によってもしっかり落とせるかどうかは変わってきます。
パーマを落とすときは美容師に必ず相談し髪の状態(ダメージの程度)によっては、少し期間を空けた方がいい場合もあります。
そもそもパーマが強くかかってしまったりイメージと違った理由としては、お客様と美容師側のイメージの相違であったりそもそも美容師側の技術不足が大きな理由であることが多いです。
パーマは経験や知識、高いスキルが求められる施術にあります。
パーマ落とす、もしくはかけ直すというリスクをなるべく回避するためには慣れた美容師にお願いするかパーマが得意な美容師にお願いするというのも一つの手です。
パーマを落とす前にちょっと待ってみる
パーマを完全に落とすということは髪の毛によりダメージを与えてしまうことになります。
一度待って少し様子を見てみましょう。
例えば初めてパーマをかけた男性の場合スタイリングに不慣れなために扱いづらくなっているだけで、慣れてくると扱い易いと感じるようになるかもしれません。
また、カウンセリングをさせていただいてパーマがかかりづらそうな方や落ちてしまいそうな方に対してはあらかじめ少し強目にかけさせていただく場合もあります。
(もちろんその旨はお伝えする美容師は多いです。)
こういった理由で少し時間が経つことでパーマ感が落ち着いて扱いやすくなるかもしれません。
また、使っているスタイリング剤がスタイルや求める質感にあっていない場合もあるため一度パーマをかけた美容師さんに相談してみるのもいいかと思います。
多くの美容室の場合、パーマ落としやかけ直しに関してじは施術後1週間〜10程であれば無料で対応してくれるところが殆どです。
パーマをかけてみたものの、ちょっとしっくりこないなという場合は焦らず少し待ってみて様子をみてみるのもいいかもしれません。
パーマをなるべく早く落とす方法
パーマは落としたいけど髪の毛にダメージを与えたくない方は自分でできる以下の方法を試してみましょう。
完全に真っ直ぐになるわけではありませんが少しずつ緩める、落ち着かせることは可能です。
<①パーマをかけた日にシャンプーをする>
パーマをかけてから1週間ほど結合がしっかりとされていないためシャンプーをすると緩くなります。
よく『パーマをかけた当日はシャンプーをしないでください』と言われるのはこのためです。
もしパーマがイメージを違った場合や少し強いと感じた場合は当日シャンプーをしてみましょう。
特に洗浄成分としてアルカリ性の界面活性剤が使用されているシャンプー剤であればパーマを緩める効果があります。
<②トリートメントを使う>
トリートメントは髪のダメージを修復するものではあるものの、表面をコーティングするものでもあります。
しっとりとするということはそれだけ髪に重さが出るというこてとでもあるためカールを引っ張る効果があります。
<③濡れた状態で髪をとかす>
パーマをかけた当日はまだ髪の毛のウエーブがしっかりと固定されていません。
そのため濡れた状態の髪をクシでとかす事でウェーブを緩くさせる効果があります。
とはいえ濡れた髪はキューティクルが開いた状態であるため強くクシでとかす事でさらなるダメージの原因になります。
傷みを最小限にするためにも髪にヘアトリートメントやヘアコンディショナーをつけた状態で行うことや、目の粗いクシを使うようにしましょう。
<③引っ張りながら乾かす>
パーマ感が固定されないように引っ張りながらまっすぐな状態で乾かすことでカール感は緩くなっていきます。
また、髪は熱で形がつくようになているためまっすぐに伸ばすように乾かしてたあとは冷風を当てる事で髪が固定されやすくなります。
また、パーマによって乾燥気味にあった髪の表面を整えることができるためツヤ感もアップします。
パーマを落とす際の注意点
美容院でパーマを落とす際は再度薬剤によるダメージを受けてしいます。
そのためその後はトリートメントや毎日使うシャンプー等、日頃のケアをしっかりと行いましょう。
特に男性の場合、さっぱりとした洗い上がり求めるあまり洗浄成分が強いシャンプーを使ってしまいがちです。
おすすめの洗浄成分として刺激の少ない「アミノ酸系」や「ベタイン系」を選ぶようにしましょう。
シャンプーの洗浄成分についてはこちらの記事をご覧ください。
パーマでダメージを受けた状態に更にストレートパーマをあてると、キューティクルの剥がれや髪の毛内部のたんぱく質が流出し髪の毛が乾燥してパサつきやすくなります。
普段長さが短いからと家ではトリートメントを使わないとう男性でもパーマを落とした際はしっかり使うようにしましょう。
トリートメントの重要性についてはこちらもご覧下さい。
まとめ
今回はパーマを落とす方法についてお話しさせていただきました。
パーマは美容院で落とすことはできますがやはりそれなりに痛みは生じてしまいます。
まずはあらかじめそこを理解しておくということが重要です。
とはいえ完全に落とせなくとも自宅でできる方法を試すことで緩くすることは可能です。
もしパーマをかけた当日イメージと違ったという方は試してみる価値はあります。
ですが少し様子を見てみることでカール感が落ち着きスタイリングがしやすくなる場合があります。
すぐにパーマを落とすのではなく前に少し待ってみるのもいいかと思います。
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加藤亮平
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