パーマで髪の毛は傷む?男性が気になる薄毛や抜け毛との関係生とは
Last Updated on 2020年12月11日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します。
お勤めの男性の場合なかなかヘアカラーができない方が多い代わりに、パーマをかけることで髪型を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?
そこでパーマをかけて傷んだと感じたり、パーマ液が染みて抜け毛や薄毛への心配をされたことはありませんか?
すぐにカットするからいいやと気にしない方もいらっしゃるかもしれませんが今後パーマをかけていく上で正しい知識は必要かと思います。
そこで今回は、
- パーマは傷むのか
- パーマが髪の毛に与える影響
- パーマをかけた後のケア
についてお話ししていきたいと思います。
これからもパーマスタイルを楽しみたい男性、今後挑戦していきたい男性は是非参考にしてみてください。
目次
パーマは傷むと感じる訳
パーマってカラーよりも髪の毛が傷むイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
パーマというのは髪の毛の表面のキューティクルを開き薬剤を浸透させ、髪の内部の組織を変えてしまうためそれは傷まないはずがありません。
もちろんダメージゼロというわけにはいきませんが極力抑えることはできます。
とはいえなるべく傷まないようにかけても傷んだように感じてしまうことはあります。
ここで重要になってくるキーワードがあります。
『保湿』です。
髪の毛は肌と同じタンパク質で構成されています。
肌の水分量が減り乾燥してカサカサになるのと同じように髪の毛も乾燥しすぎるパサつきが出てきます。
要するにパーマをかける時に薬剤によって過剰に力が加わり髪の毛に負担がかかってしまい、その髪の毛が時間が経って乾燥した状態になってしまったものを痛みと感じてしまうのです。
保湿やパサつきを抑えたにも関わらずそれでも質感や形状がよくならないのであれば傷みが出ている状態です。
- 髪質に薬剤があっていなかった
- 薬剤を放置する時間が長すぎた
- 髪の毛にまくロッドの太さが間違っていた
- それでも十分な保湿が足りなかった
その要因としては、上記のようにかける際の技術が足りなかったか髪の状態に合わせてパーマをかけることができなかったということになります。
パーマ による痛みへの対処法
パーマの傷み対策①:シャンプーを変えてみる
パーマで傷みをを感じる方は保湿をしっかりする、これが鉄則です。
つまりまずできることは毎日のシャンプーを保湿に特化したものに変えてみるとうことです。
頭皮や髪の毛にいいと思われているノンシリコンシャンプー。
男性だと使っている方が多いような気がするノンシリコンシャンプーですが、勿論一概に悪いというわけであはりません。
シリコンは程よく髪の表面に皮膜を作ってくれるものに対して、ノンシリコン系はそれがない為髪の毛が裸の状態です。
頭皮の状態を考えつつ、程よく保湿をしてくれるシャンプーを選ぶようにしましょう。
頭皮や髪の毛に合わせたシャンプーの選び方はこちらの記事もご覧ください。
パーマの傷み対策②:パーマの頻度を考える
パーマをかけた後に危険なのがすぐにかけ直すということ。
- かかりが弱かったのでかけ直したい
- かかりすぎていたので落としたい
- イメージと違ったのでかけ直した
これらの理由ですぐにかけ直す方もいらっしゃるかと思います。
パーマをかけた髪は、薬剤の作用によりキューティクルが一度開き、中のタンパク質や水分が流れ出ています。
そこに再度パーマをかけるとさらに傷みが進行し、毛髪の中がスカスカの状態になることで余計にパサついてしまう恐れがあります。
もし仕上がりに満足がいかなかった場合、最低でも1週間程度は日数をおきましょう。
とはいえ十分なケアは必須です。
パーマの傷み対策③:しっかり保湿
十分に保湿をしつつケアをしながらパーマをかけても時間が経ってしまうとどうしても最初よりも質感は悪くパサつきは気になるようになってきます。
パーマがしっかりかかっていた髪の毛も時間が経つと元の状態に戻ろうとします。
ところどころがとれてしまったりかかっていたりなどムラが生じることで指通りに違和感を感じて質感のパサつきを感じやすくなってしまいます。
そうなればかけ直してもいいタイミングでもありますが、そうででなければ油分の強いもので質感の悪いところをカバーするということを心がけましょう。
男性の場合ご自宅でのケアをする際、トリートメントを使わない方が意外といらっしゃいますが、シャンプーの後の洗い流すトリートメントやドライヤーで乾かす前のアウトバストリートメント。
これらをうまく使うことで乾燥を抑えることが大事です。
油分の特徴で髪表面にのみ皮膜を作ってくれるので指通りもよくなり結果的に水分も残りやすいのでとてもいい対処方です。
今後髪の毛を伸ばしていきたい、かつパーマも楽しみたい。
そんな方は美容室でのヘアトリートメントで集中ケアをすというのもいいかもしれません。
男性が気になるトリートメント・リンスの選び方はこちらにまとめてありますので是非。
パーマのメリット・デメリット
パーマをかけることには勿論メリットがある反面デメリットも存在します。
パーマをかける上でメリットだけでなくデメリットを知ることも重要であるためそれぞれについてお話ししていきます。
パーマのメリット
パーマをかけたいと思う方は、髪の毛に動きが欲しかったりカールが欲しかったり。
直毛の方や猫っ毛の方であれば憧れるスタイルですよね?
また髪の毛のハリコシが強い方や剛毛な方もカール感が出ることで柔らかい印象にもなったりします。
そのほかでも前髪を立ち上げたいけど潰れてしまう方や、トップにボリュームを出したいけどぺたんと潰れてしまう方、絶壁が悩みで後頭部にボリュームが欲しい方など、パーマは見た目のカール感で柔らかい印象や動きを出すだけでなく、ボリュームのコントロールをするためにも有効なんです。
お勤めの男性の場合、朝のスタイリング時間を短縮したいと考える方も多いですよね?
そんな男性はパーマをかけることでスタイリングも簡単になります。
パーマのデメリット
デメリットとというわけではありませんが上記でもお話ししたようにある程度のケアが必要になってくるといことです。
パーマをかけた髪の毛は時間が経つとどうしてもパサついた印象になり安いので、自宅でのケアや定期的なカット(量感調整)やかけ直しが必要になってきます。
またパサつきやまとまりを抑えるためにはスタイリングをするということです。
スタイリング剤をつけないという方はパーマをかけることでもしかしたらボサボサとしただらしない印象を周りに与えてしまう恐れがあります。
毎日のケアとスタイリング、この二つをしっかりと抑えてパーマを楽しみましょう。
パーマと薄毛の関係性
男性が気になる薄毛や抜け毛。
パーマをかけることで何か影響があるのではと不安な方もいるかもしれません。
パーマを頻繁に行うと、髪や頭皮にダメージが蓄積して薄毛になると一般的によく言われますが、実際にパーマをかけることが直接的に薄毛の原因になるというわけではありません。
とはいえ、薄毛や抜け毛を防ぐには頭皮環境が重要になってきます。
パーマ液を付けすぎていたり、頭皮に付着したパーマ液が洗い落とせていなかったりすると、髪や頭皮へのダメージは大きく、時には痛みを伴うこともあります。
また頭皮が乾燥しているなど、何かしら頭皮環境が悪化し炎症等を起こしている状態でパーマをかけることは頭皮に負担をかけさらに悪化させる恐れもあります。
パーマというのはそもそものキューティクルを開き髪の毛構造を強制的にクセを付けたり、強くカールさせたりするため、髪に少なくともダメージを与え髪内部のタンパク質も流出させてしまいます。
このことで髪の毛が弱くなり抜け毛や薄毛につながる可能性もあるため定期的な頭皮ケアや髪の毛のトリートメントは重要になってきます。
以上のようなことが間接的に薄毛や抜け毛につながる可能性はありますが定期的な頭皮と毛髪のケアをすることでリスクを最小限に抑えていきましょう。
まとめ
パーマをかけると髪の毛が全く傷まないというわけではありません。
また薄毛や抜け毛の直接的な関係性はありませんが、それにつながる危険性を秘めていることは確かです。
ただし毎日の正しいケアや維持の仕方で髪の毛と頭皮をいたわることでデメリットを回避してパーマを楽しむことができます。
現在パーマをかけている男性も、これからパーマに挑戦したい男性も是非参考にしてみてください。
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加藤亮平
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