白髪を予防するシャンプーの選び方とは?白髪になりたくない男性必見
Last Updated on 2021年1月14日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にて美容師をやております加藤亮平と申します。
30代〜40代になってくると白髪がちらほら出てきて気になり始める男性も多いのではないでしょうか?
白髪は加齢や遺伝による要因もありますが、日頃の生活習慣や食事など、少し意識して改善することで白髪になるリスクは下げることはできます。
特に毎日使うシャンプーはただ頭皮や髪を洗うのではなく、白髪を予防できる成分が含まれているものを使うことがおすすめです。
そこで今回は、
- 白髪の原因
- 白髪を防ぐシャンプー
- 白髪を促す可能性があるシャンプー
についてお話ししていきたいと思います。
白髪が気になり始めた男性や、これから白髪にならないようにしたい男性は是非シャンプー選びの参考にしてみてください。
目次
白髪になる原因とメカニズムとは?
髪の毛は根元にある「毛母細胞」というところで作られています。
そもそもこの毛母細胞で作られた髪の毛は最初は白髪の状態、つまり白髪の状態で作られます。
「メラノサイト」と呼ばれる色素細胞というものを聞いたことがある方もいるかもしれません。
髪の毛は成長する際いにこのメラノサイトで作り出されるメラニン色素を受け取ることで髪に取り込みます。
色素細胞であるメラノサイトがメラニン色素を作り出すには「チロシナーゼ」という酵素を必要とします。
加齢や頭皮環境の悪化によって「活性酸素」体内で生成されることでチロシナーゼの働きを低下させてしまうことでメラニン色素が作られなくなってしまいます。
これによって白いの状態のまま、つまり着色されずに生えてしまったものが白髪の正体です。
白髪を予防するシャンプーの選び方
頭皮環境が悪化することで活性酸素が生成されます。
生成された活性酸素は毛母細胞の機能を低下させるとともにメラノサイトにも影響を与えます。
白髪を予防するためのシャンプー選びとして押さえておきたいポイントとしては、「頭皮環境を健やかな状態に保つ」ということです。
そのためには頭皮環境に適した洗浄成分が配合されたシャンプーを選ぶということ。
また、白髪予防成分が含まれたシャンプーにおいても活性酸素の生成を抑える効果があります。
白髪を予防するシャンプーは洗浄成分で選ぶ
頭皮に汗や皮脂汚れが残ってしまうとそれをエサとする常在菌の「マラセチア菌」を増殖させます。
増えすぎたマラセチア菌は脂肪酸という炎症物質を発生させ頭皮に炎症を引き起こし、頭皮環境悪化させます。
頭皮が炎症を起こすことで活性酸素が発生しメラノサイトの働きを低下させてしまいます。
頭皮環境を健やかに保つ、つまり汗や皮脂汚れをしっかりと落とし清潔な状態にすることは大事なのですが、気をつけなければいけないのは必要以上に皮脂を落としすぎないということです。
洗浄力が強すぎるシャンプーで洗ってしまうと、頭皮や髪の毛に必要な皮脂や潤いまで落としすぎてしまいます。
頭皮にはある程度の潤いを残すことで乾燥や炎症、紫外線によるダメージを防ぎます。
一般的に販売されている男性用のシャンプーは洗浄力の強い「高級アルコール系」と呼ばれる洗浄力の強い洗浄成分を主とするものが多いです。
これは男性の皮脂腺は女性の3倍あると言われている事や、女性用のスタイリング剤に比べて男性用のスタイリング剤の方が油分が多い、という理由が挙げられます。
白髪を予防するためはマイルドで程よい洗浄力頭皮環境を健やかに保つたことができる「アミノ酸系」の洗浄成分を主成分とするシャンプーを選びしょう。
シャンプーに含まれる洗浄成分(界面活性剤)についてはこちらの記事をご覧ください。
白髪を予防するシャンプーは成分で選ぶ
洗浄成分に加え二つ目のポイントは、白髪を予防する成分が入っているものを選ぶということです。
下記の成分含まれるものは白髪予防に効果的です。
- ヘマチン
- メタリン
- フコダイン
<①ヘマチン>
白髪の原因である活性酸素を取り除き、色素細胞であるメラノサイトの老化を防ぎます。
メラノサイトの働きが衰え始める30〜40代の男性におすすめです。
<②メタリン>
メラノサイトを刺激してメラニン色素を活性させる働きがあります。
これ以上白髪を増やしたくない男性におすすめです。
<③フコダイン>
頭皮や髪の保湿効果があり、紫外線や乾燥から頭皮を守るバリア効果があります。
頭皮環境を改善する成分であるため、白髪だけではなく男性が気になる薄毛や抜け毛予防にも効果的です。
白髪を予防するために避けたいシャンプーの成分
次に、白髪を予防したい男性が避けるべきシャンプーについてもお話ししていきます。
<①強い洗浄成分が含まれているもの>
強い洗浄成分を含むシャンプーは脱脂力も強く頭皮を乾燥させ頭皮環境を悪化させます。
先ほどお話しした高級アルコール系、加えて石けん系、オレフィン系を洗浄成分とするシャンプーは控えましょう。
目安となる成分は以下のものです。
<②防腐剤>
ベンジンアルコールやイソプロパノールと呼ばれるアルコール性の防腐剤のほか、パラベンと呼ばれる防腐剤にも要注意です。
カラー剤等にも含まれていますが毛母細胞の働きを低下させる活性酸素を作り出危険性があるだけでなくシミやシワなどの原因にもなります。
また最近よく聞くシリコンも頭皮の毛穴詰まりの原因になり頭皮環境を悪化させてしまいます。
<殺菌効果の高い殺菌成分が含まれているもの>
抗炎症、ニキビ予防、フケ防止に含まれている場合がある「サリチル酸ナトリウム」にも注意をしましょう。
シャンプーだけでなくその他の化粧品やヘアケア用品にも含まれていることが多いですが、肌の刺激が強く乾燥肌や敏感肌の場合、かぶれなどを引き起こす可能性があります。
まとめ
今回は白髪を予防するシャンプーの選び方についてお話しさせていただきました。
日頃の生活習慣の改善だけでなく、毎日使うシャンプーを見直すことでも白髪の予防効果を高めていきましょう。
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