薄毛や抜け毛に悩むメンズが早寝早起きをした方がいい理由とは?
Last Updated on 2022年6月16日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山・表参道エリアにて美容師をやっております加藤亮平と申します。
お勤めの男性の方の場合、30代になるとある程度の役職についたり後輩指導や責任感のある仕事を任せられたりする方も増えてくるかと思います。
仕事に費やす時間が多くなってしまい睡眠時間が十分に取れず疲れが取れない、体が重いなど悩んでいる男性もお多いのではないでしょうか?
早寝早起きは健康にもいいというのは聞いたことがあるという方も多いと思いますが、実は薄毛や抜け毛予防にも効果的なんです。
そこで今回は、
- 早寝早起きが髪の毛にいい理由
- 早寝早起きをするためには
- 良質な睡眠とは
についてお話ししていきたいと思います。
早寝早起きは三文の徳だけでなく髪の毛にも大きな徳をもたらします。
是非読んでみてください。
目次
早寝早起きが抜け毛や薄毛の予防になる3つ理由とは?
結論からいうと早寝早起きには薄毛や抜け毛を防ぐ効果があります。
「睡眠は大事」ということはなんとなく理解されている方が多いと思うのですが、早起きには薄毛や抜け毛を防ぐ効果があります。
とはいえ実際なぜ効果的なのか?
その理由についてお話ししていきたいと思います。
睡眠が抜け毛や薄毛の予防になる理由①〜男性ホルモンの過剰分泌を抑える〜
男性ホルモンの中には薄毛に関係しているテストロンというものがあります。
テストステロンは、頭皮に存在する5αリダクターゼIIという酵素と結合することで、悪玉男性ホルモンであるジヒドロテストステロンに変化します。
ジヒドロテストステロンは皮脂分泌量を増やし、毛母細胞の分裂を抑えてしまう働きがあります。
これによって髪が生えにくくなり、薄毛が進行しやすくなるのです。
睡眠不足は自律神経の交感神経の働きを活発にさせ悪玉男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン」の分泌を過剰に分泌させてしまいます。
睡眠が抜け毛や薄毛の予防になる理由②〜自律神経のバランスが整う〜
自律神経というのは交感神経と副交感神経から成り立ちます。
日中に活発なのは交感神経で食後や就寝前などのリラックしすしている状態は副交感神経が優位に働いています。
この二つは自分の意思ではコントロールすることができず睡眠不足の状態では体に負担がかかり自律神経が乱れます。
夜になっても交感神経が活発なままの状態だと体内で生成される活性酸素がそ増加していきます。
活性酸素は日中紫外線をは浴びることでも生成される物質ではあるのですが過剰に生成されると「過酸化脂質」という物質を作ります。
過酸化脂質は血液をドロドロにする働きがあり、血行不良を引き起こします。
髪の毛に必要な栄養が十分に供給されなくなるだけでなく頭皮の皮脂の分泌量も増えてしまうため毛穴詰まりの原因となり頭皮環境を悪化させます。
睡眠が抜け毛や薄毛の予防になる理由③〜成長ホルモンの分泌〜
抜け毛や薄毛だけではなく、健康な髪の毛を生やし育てていくためには成長ホルモンが欠かせません。
つまり成長ホルモンをたくさん分泌することは健康な髪を生やし、薄毛を予防することにつながります。
夜更かしや浅い眠りは成長ホルモンの分泌量は低下させ薄毛を助長してしまうことになります。
もっとも成長ホルモンの分泌が盛んになるとされる夜22時〜翌2時にしっかり質のいい睡眠を取ることが効果的です。
早寝早起きをするための方法
早寝早起きをするポイントは規則正しい生活習慣を送ることが重要です。
ここでは睡眠を効果的にとるコツをご紹介していきます。
<①朝起きたらまず日光を浴びる>
人間の体内時計は24時間より少し長めの25時間弱なので放っておくと生活リズムが少しづれ昼夜逆転してしまいます。
体内時計をリセットするための有効な方法は起きたらまず日光を浴びることです。
日光を浴びることでメラトニンという睡眠ホルモンが日中分泌されにくくなります。
<②適度な運動をする>
日中に適度な運動をすることで自然な眠気がやってきます。
適度な運動はストレス解消や血行促進効果もあるため、あわせて薄毛を防ぐ効果も期待できます。
<③湯船に浸かる>
疲れていて面倒だからとシャワーだけでささっと済ませてしまうことはありませんか?
寝つきをよくするには就寝2~3時間前の入浴が効果的です。
しっかりとお湯に浸かることで体の隅々に張り巡らされている末梢神経が拡張し血行が促進されるので深い眠りにつきやすくなります。
とはいえ適温や適度な入浴時間があります。
- 38度前後・・・25〜30分程度
- 42度前後・・・5分程度
- 40度前後のお湯で半身浴・・・30分程度
自分のライフスタイルにあわせて取り入れていきましょう。
また、シャンプーの際は38度程度のお湯が適温です。
あまり高温だと頭皮を乾燥状態にさせてしまい頭皮環境を悪化させ薄毛につながる要因になってしまいます。
あわせて正しいシャンプーの方法についてはこちらをご覧ください。
良質な睡眠をさまたげるNG行為
普段こんな生活習慣がある方は注意が必要です。
もし当てはまるものがれば今日から改善していきましょう。
<①寝る直前までスマホを使っている>
スマホはもはや生活の一部になり、動画を見たり仕事の連絡なんかもするのも場所を選ぶことなくどこでもできるようになりました。
それに伴い布団に入り電気を決して寝る直前までスマホを操作しているなんて方も多いと思います。
スマートフォンやタブレットから発せられるブルーライトは睡眠を促すホルモンであるメラトニンの生成を抑制してしまう働きがあります。
これによって寝つきが悪くなったり睡眠障害になったりする可能性があります。
就寝直前はブルーライトを避けリラックスした状態を作るようにしましょう。
<②寝る時間が毎日違う>
眠れないからと言って夜更かしを続けると、かえって生活の質を低下させる可能性があります。
確保したい睡眠時間を逆算して就寝時間の予定を立てるようにしましょう。
勤務シフトや時差などでリズムの崩れが避けられない場合、睡眠を促すようにリラックスできる方法を取り入れることをお勧めします。
<③寝る直線の飲食>
お腹がいっぱいになると眠くなるからいいのではないかと思う方もいるかもしれませんが実はこれは間違っています。
確かにお腹いっぱいになると満腹ホルモンと呼ばれ催眠効果のあるレプチンと言う物質が分泌されます。
とはいえこのレプチンは睡眠に誘うという作用が主な働きではなく、食べたものを消化するために胃腸を忙しく働かせることなんです。
つまりその状態では脳や体は休まることはなく、睡眠に入っても浅い眠りにしかならなず良質な睡眠をとることができません。
遅くとも就寝3時間前には食事は済ませておくことをお勧めします。
まとめ
今回は薄毛や抜け毛を予防するには早寝早起きをしたほうがいい理由についてお話しさせていただいました。
最後にまとめていきます。
<早寝早起きしたほうがいい3つの理由>
- 男性ホルモンの過剰分泌を抑える
- 自立神経のバランスが整う
- 成長ホルモンが分泌する
また早寝早起きするコツとして適度な運動をしたり湯船に浸かることも効果的で良質な睡眠を促す効果があります。
薄毛に悩むメンズの方は早寝早起きを心がけてみてはいかがでしょうか?
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加藤亮平
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