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2023-05-02

日焼けではげるって本当⁈男性が知っておくべき紫外線と抜け毛の関係

Last Updated on 2023年5月2日 by himeoryon-67

こんにちは。

青山・表参道エリアにてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。

抜け毛が心配な男性

「最近抜け毛や薄毛が少し心配になってきた」

こんな風に男性の中には年齢とともに抜け毛が気になり始める方も多いのではないでしょうか?

特にスタイリングをしているときに抜けた毛が手のひらに絡まっていたり、シャンプーをしているときに泡の中にたくさん毛が絡まっていたりするのを見ると抜けすぎなのではないかと心配になるものです。

そんな中、「紫外線を浴びると抜け毛が増える」「紫外線を浴びると薄毛が進行する」という噂を聞いたことがある男性もいらしゃるのではないでしょうか?

もし本当であればこれから増える紫外線に向けて何かしらの対策はじめていきたいものです。

そこで今回は、

  • 紫外線と抜け毛の関係
  • 紫外線から髪の毛を守るには?
  • その他にできる抜け毛対策

についてお話ししていきたいと思います。

この記事を書いているわたくし自身も38歳になり、抜け毛や薄毛と向き合わなければいけない年齢になりました。

是非一緒に正しい知識で正しい対策をしていきましょう。

日焼けではげるというのは本当なのか?

日焼けではげる男性

紫外線によって抜け毛が増え薄毛になるなんて聞いたことがある男性もいらっしゃるのではないでしょうか?

結論から結論から言うと直接的に関係があるわけではありません。

まず、紫外線は肌に良くない影響を与えるというイメージはお持ちの方が多いと思います。

そのため紫外線が強い日は顔や肌に日焼け止めを塗っている方も少なくありません。

とはいえ頭皮や髪の毛も顔や肌と同じように紫外線を浴びています。

紫外線は皮膚や髪の毛にダメージを与えることは事実です。

紫外線が毛根に働きかけて抜け毛や薄毛を進行させるという事実はありませんが、紫外線は抜け毛や薄毛の進行を促す要因としては十分に考えることがでいます。

紫外線による頭皮と髪への影響

日焼けではげる男性

健やかな髪の毛が生え・育つためにはその土台となる頭皮環境も健やかである必要があります。

男性の場合、女性に比べて頭皮に汗をかきやすく皮脂の分泌が多いと言われているのですが、その一方でバリア機能や保湿性という点はそれほど高くありません。

その分、髪の毛が外的刺激から頭皮を守ってくれているのですが、それでも強い紫外線を浴び続けると頭皮が乾燥したり日焼けして炎症を起こすなどの問題が起こります。

頭皮が炎症によりダメージを負うと抜け毛が増えてしまい、結果的に薄毛を促進につながってしまいます。

また、紫外線を浴び続けて頭皮にダメージが蓄積すると、たるみやしみなどの肌に変化が生じます。

これを光老化といいます。

光老化は頭皮の変化だけではなくタンパク質の合成反応を阻害するとも言われていて、この光老化が髪の成長に大きく悪影響を及ぼします。

髪の毛の主成分はケラチンと呼ばれるタンパク質であるため光老化の影響で良質な毛髪を育てることが難しくなります。

その結果髪が抜けたり、細くなったり、そして髪が薄くなった様に見えてしまうという可能性が十分に考えられます。

光老化は活性酸素を発生させ、抜け毛や薄毛だけでなく白髪を促すものであります。

抜け毛や薄毛だけでなく白髪が増えてきたと感じる男性は合わせてこちらの記事も読んでみてください。

日焼けではげないために男性ができる対策

日焼けではげる男性

ここでは日焼けによって抜け毛や薄毛にならないためにできる対策についてご紹介していきたいます。

ご自宅でできるものから日常的にできるものをご紹介させていただきますのでぜひ参考にしてみてください。

日焼けではげないために男性ができる対策①:帽子や日傘を活用する

頭皮の日焼け予防としておすすめなのは、帽子や日傘を活用することです。

特にUVカット加工されたものであれば、紫外線から頭皮を守ることができます。

とはいえ帽子を被る場合、気密性が高いものや素材によっては蒸れやすくなって頭皮環境を悪くしてしま可能性があります。

蒸れにくいものや通気性の高いものを選びましょう。

また男性の中には、日傘を差すことに抵抗を覚える方もいると思います。

ですが最近では男性向けの日傘も販売されていますので是非チェックしてみてください。

日焼けではげないために男性ができる対策②:保湿成分配合のシャンプーを使う

紫外線を浴びると頭皮が乾燥しやすくなるため、シャンプーを選ぶ際は保湿成分がしっかりと含まれているものがオススメです。

目安となる成分には皮脂を補充する成分であるスクワランやワセリン、年齢とともに減少してしまうヒアルロン酸、グリセリン、植物エキスなどです。

上記のような成分が含まれているシャンプーであれば保湿効果が期待できます。

日焼けではげないために男性ができる対策③:適度な洗浄力のシャンプーを使う

前述したように頭皮には潤いが必要です。

そのカギとなるのが皮脂です。

男性において「皮脂」と言うとなるべくさっぱり洗い流したいものというイメージを持つ方も少なくないと思います。

とはいえ皮脂は紫外線や細菌などから肌や頭皮を守る大事な役割をしています。

乾燥や刺激から守るために分泌されている皮脂は、頭皮でも同じように分泌されており、夜寝ている間に作られていると言われています。

日中は紫外線や刺激などから守り、外気のほこりなどで汚れた皮脂膜を夜に洗い流し、また新しい皮脂を分泌して膜(バリア)を作っているのです。

ですが、一部のスカルプシャンプーやメンズ専用といわれているシャンプーの中には洗浄力が強く必要以上に頭皮の「皮脂」の除去してしまうのもがあります。

頭皮環境は人によって違いますがご自身の頭皮環境にあったシャンプーを選ぶことで皮脂を取り過ぎないように注意しましょう。

シャンプーの洗浄成分いついてはこちらの記事も参考にしてみてください。

日焼けではげないために男性ができる対策:頭皮への日焼け止めスプレー

日焼け止めスプレーは「SPF」や「PA」を選べるので、状況や合わせた日焼け止め対策としては効率的です。

とはいえ頭皮への散布には以下の4つのポイントに注意が必要です。

1.髪の毛を梳かす
2.スプレー缶をよく振る
3.頭部から10~20センチ程度離して使用する
4.再度髪の毛を梳かして馴染ませる

髪用の日焼け止めスプレーを使う場合は使用前によく振り、頭部から10センチから20センチ程度離した状態で使用しましょう。

ヘアスプレーのようにムラなくつけるようにするのがポイントです。

日焼けではげないために男性ができる対策⑤:頭皮を保湿する

先ほど保湿成分が含まれているシャンプーについえご紹介させていただきましたが、シャンプー後に頭皮用のローションで保湿することも効果的です。

頭皮ローションというと聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが頭皮の化粧水・乳液のような立ちのものになります。

乾燥した頭皮を保湿し、うるおいを与える役割があるため、 乾燥してフケが気になる人や、頭皮環境を整えたい人におすすめです。

また、シャンプーの後のドライーでも頭皮の潤いは奪われてしまいます。

必要以上に潤いが奪われないようにするためにもシャンプー後の頭皮ローションは男性にもオススメのアイテムです。

日焼けによってはげないためには保湿が重要

日焼けではげる男性

前述したように、男性の抜け毛や薄毛を防ぐためのカギとなるのは頭皮の保湿です。

紫外線により頭皮が乾燥することで炎症を起こし、血行不良やフケによる頭皮環境の悪化を招きます。

さらに男性の場合、紫外線量が増え始める5月頃から夏にかけて汗の量や皮脂の分泌と量も増え、洗い上がりのいいシャンプーを選んでしまったり、シャンプーの回数が増える方もいらっしゃるかと思います。

そうするとより一層頭皮が乾燥してしまい抜け毛や薄毛を引き起こすリスクが上がります。

自宅での頭皮ローションを使った保湿や、美容室での頭皮の血行促進と保湿をメインとしたヘッドスパも効果的です。

紫外線量は減らすことはできませんが、なるべく日焼けをしないことや、頭皮を乾燥から守ることで髪毛を守っていきましょう。

まとめ

今回は日焼けと薄毛にの関係についてお話しさせていただきました。

日焼けをすることで直接的いに薄毛になるわけではありません。

ですが頭皮は紫外線を浴びることで血行不良や炎症、乾燥を起こし抜け毛を促進させる要因になる可能性があります。

しっかりとした紫外線対策と保湿をすることで年齢とともに気になる抜け毛と薄毛の対策につなげていきましょう。

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加藤 亮平

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