お酒の飲み過ぎは薄毛の原因に!30代から始めるお酒との付き合い方
Last Updated on 2020年12月27日 by himeoryon-67
こんにちは!
青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します!
「お酒はたくさん飲みすぎるとハゲる」
こんな噂を聞いたことありませんか?
30代だと目に見えて薄毛になっていない方が多いので、そこまで真摯に向き合えない問題かと思います。
『まだ髪の毛あるし、大丈夫!』
・・・
でもこの噂がもし本当ならお酒が好きでたくさん飲む方はいつかツケが回ってきてしまいます。
そうならないために30代のうちから出来る正しいお酒との付き合い方を考えていきましょう!
そこで今回の内容は、
- お酒を飲みすぎるとハゲるのか?
- 正しいお酒の飲み方は?
- 髪にいいお酒のおつまみ
についてお話ししていきたいと思います!
ちょっとだけ最近抜け毛がきになる、ボリュームがなくなってきた気がする、髪が細くなった気がする、そしてお酒が大好きな30代男性は是非読んでみてください!
目次
お酒は薄毛・抜け毛の原因?
結論から言うと、適量のお酒は髪の毛が成長する上で効果的ですが、飲み過ぎは髪の毛によくありません!
適量のお酒はストレスの解消に繋がったり、血液の循環が良くなることで髪の毛の成長に必要な栄養分をスムーズに毛根に運んでくれたり、心身がリラックスすることから緊張をほぐしてくれたりと安眠効果も効果も期待できます。
が、しかし!
ここで気をつけていただきたいのは過剰なアルコールは育毛と発毛に影響を与え、結果的に薄毛につながる恐れがある、ということです。
アルコールと髪の毛の関係性
アルコールが及ぼす髪の毛への直接的な悪影響としては、アセトアルデヒドと呼ばれる物質が関わってきます。
アセトアルデヒドとは?
アセトアルデヒドとはお酒を飲んだときにアルコールが肝臓で分解されてできる物質と言われています。
お酒を飲んで顔が赤くなる方や、動悸・頭痛・吐き気などの症状を引き起こす場合ってありますよね?
それらの原因となる物質なんです。
さらにアセトアルデヒドは血液中の栄養や酵素を押しのけてしまう性質を持つため、頭皮や毛髪に栄養が行き渡らなくなり髪の毛の成長を妨げてしまいます。
適量のアルコールであれば本来肝臓でしっかり分解されるはずのアセトアルデヒドですが、これが過剰になったり、毎日の摂取になると分解スピードが追いつかず肝機能が低下し体内に残ってしまいます。
肝機能の低下は髪の毛の主成分であるタンパク質を作る機能も低下させるため直接的な薄毛の原因にもつながります。
アセトアルデヒドを分解するには?
アセトアルデヒドを無害なものに分解するために、体内にあるさまざまな成分が消費されるのですが、その中で髪の毛の成長に必要な亜鉛やアミノ酸といった成分も多く含まれています。
亜鉛は髪の毛が伸びてくる周期を正しく保つために必要な物質で、薄毛を防ぐのにとても重要です。
こんなにも重要な物質ですが亜鉛は体内で作ることができず食事からしか体内に取り入れることができません。
薄毛の予防に重要な亜鉛がお酒の飲み過ぎで必要以上に使われてしまう。。。
貴重な亜鉛が、、、
そう考えると過剰なアルコール摂取が怖くなりますよね。笑
このあとお酒のおつまみに効果的な亜鉛を多く含む食材もお話しさせていただきます!
次に、アミノ酸は髪の毛を頑丈にし、抜け毛を予防するには不可欠な成分です!
アミノ酸が足りていない弱い髪の毛は、ちょっとした頭皮環境の変化に耐えられず、乾燥や外部からの刺激ですぐに抜け落ちてしまう危険性が。。。
薄毛や抜け毛を防ぐ正しいお酒の飲み方
極端な話、お酒を飲まない、禁酒をすれば髪の毛に悪影響を及ぼすアセトアルデヒドは生成されません。
が、
お酒が好きな人にお酒をやめろと言うのもなかなか大変ですよね。
と言うか不可能ですよね?笑
僕もお酒が大好きなので完全にお酒を断つことはできません。笑
無理に禁酒することによって過度なストレスを感じてしまうことも髪の毛へ悪影響を及ぼす可能性もありますし、最初にも少しお話ししたように、適量のお酒であれば育毛・発毛にいい影響を与えます。
酒が好きな方は肝臓に負担をかけないためにも、定期的に休肝日を作ることや、飲み過ぎず適量を守ってお酒を飲むことが大事になってくると思います。
薄毛・抜け毛を防ぐアルコールの適量とは?
これは人それぞれ個人差があると思いますが、厚生労働省が健康増進法に基づいて策定した基本方針「健康日本21」の中でみてみると、
「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては『節度ある適度な飲酒』として、1日平均純アルコールで約20g程度である」
と定義されてあります。
アルコール20gとは、、、
ビール(アルコール度数5%)なら中瓶1本(500mL)
日本酒(15%)なら1合(180mL)
ウイスキー(43%)ならダブルでグラス1杯(60mL)
ワイン(12%)ならグラス2杯(200mL)
が目安となります。
お酒が好きな方にとってはちょっと少ないかもしれませんが、、、
このくらいの量を守って飲む分には薄毛を促進させる心配はないかなと思います。
自分はお酒を飲んでも顔も赤くならない、吐き気や頭痛も感じないから大丈夫!ではなく、飲み過ぎには十分注意しましょう!
薄毛と抜け毛を防ぐ合わせて食べたいおつまみ
ではここで!
せっかくお酒を飲むのなら、髪の毛にいいものをおつまみに食べよう、ということで、35歳、お酒大好き男性美容師がオススメの居酒屋のメニューにありそうなものや、ご自宅でも簡単に用意できそうな食材で作る『酒のつまみ』をご紹介していきたいと思います!
髪の毛の成長には栄養を満遍なく取ることが最も重要なのですが、今回は最も大事な『タンパク質』・『亜鉛』・『ビタミンB』をメインにオススメさせていただきます!
<タンパク質>
タンパク質を多く含むおつまみに使えそうなものとすると、マグロ、納豆、豆腐、鶏胸肉、砂肝、卵などなど
これらを使ったおつまみは結構簡単に自分でも作れんじゃないかなと思います。
- マグロ刺身、ぶつ
- 納豆オムレツ
- 冷奴
- 砂肝のガーリック炒め
結構簡単なものばかりです!
<亜鉛>
亜鉛は何と言っても牡蠣に多く含まれます!
- 生牡蠣
- カキフライ
- 焼きがき
などなど時期にもよりますが夏は岩牡蠣なんか美味しいですよね!
カキフライや生牡蠣によくレモンを絞って食べるかと思うのですが、実はあのレモンにはすごい効果があるんです。
亜鉛はそのまま食べると体内に吸収されにくいのですがレモンに含まれるクエン酸やビタミンCがその吸収を助けてくれるんです。
牡蠣+レモンはめちゃくちゃ理にかなった組み合わせなんです!
カキフライもソースやタルタルソースもいいですが、レモンをしぼて食べるとよりいいですよ!
番外編として、おつまみではないですが飲み物のココアにも多くの亜鉛が含まれています。
冬場なんかは毎日のホットコーヒの代わりにホットココアなんてのもいいのかなと思います。
<ビタミンB>
ビタミンBを多く含む食材は、豚肉、レバー、さば、あさり、舞茸、にんにくなどがあります。
これらを使ったオススメなつまみは、
- 豚平焼き
- レバニラ炒め
- 〆さば
- あさりバター
- 舞茸天
- にんにくのホイル焼き
タンパク質で紹介したおつまみに比べ若干手間が入りますが、どこの居酒屋にもだいたいありそうなものをラインナップしてみました!
まとめ〜イケてるおじさんを目指すには〜
30代の男性はスキンケアもそうですが髪の毛や頭皮のことをちゃんと考えないとなと思いつつも、まだ大丈夫、まだハゲてないからと安心してしまうところがあると思います。
今のうちにできることを早いうちから積み重ねておくことは最大の薄毛対策になります。
大好きなお酒も髪の毛のためにちょっと控えよう、もういっぱい飲みたいけどこの辺にしておこう、まずはこういう意識から始めるのもいいと思います。
40代、50代、60代とカッコいいおじさんを目指してお酒の飲み方をしっかり考えていきましょう!
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加藤 亮平
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