白髪が気になり始めた男性必見!ホームカラーとサロンカラーの違い
Last Updated on 2021年7月7日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にてメンズ専門美容師をやっております加藤亮平と申します。
「最近少しだけ白髪が気になり始めた。」
こんな風に30〜40代くらいになってくるともみあげ周りや顔周りの白髪が気になってきますよね。
僕も年々増え続ける白髪が気になり始める年齢になってきました。
とはいえまだ美容院で染めるほどでもないからと自宅で定期的に染めているという方も多くいらっしゃいます。
確かに自宅での白髪染めは自分のタイミングでできますし、何より手軽です。
そこで今回は、
- ホームカラーは実際どうなの?
- ホームカラーのメリット・デメリット
- 男性にこそオススメの白髪対策
についてお話ししていきたいと思います。
白髪が気になり始め、ホームカラーを検討している男性は是非読んでみてください。
目次
ホームカラーは白髪対策としてオススメできる?
薬局やスーパーはもちろんコンビニでも手軽に購入できるホームカラーは、美容院を予約する手間もなく自分のタイミングで染めることができます。
特に白髪が気になり始める30〜40代くらいの男性だと「まだ染めるほどでもない」という気持ちから簡易的なホームカラーで済まそうという方も多いかと思います。
とはいえ美容師の意見としてはホームカラーはオススメできません。
仕上がりの違いはもちろんですが、男性において特に注意していただきたいのが髪の毛や頭皮へのダメージです。
白髪はもちろん、男性の場合それと同じように抜け毛や薄毛、髪のボリュームに対するケアも重要になってきます。
なるべく頭皮や髪の毛への負担を減らしていくためにも手軽にできるホームカラーではなく美容室で行う白髪染めとしてサロンカラーをオススメします。
ホームカラーとサロンカラーのメリットデメリット
とはいえホームカラーとサロンカラーにはそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットが存在します。
それぞれついて説明していきます。
ホームカラーのメリット、デメリット
<メリット>
男性におけるホームカラーの一番のメリットは、手軽さや応急処置として気になった時にすぐに対応できるところではないかと思います。
- 自宅で手軽に染められる
- 比較的安く購入できる
- 短髪の場合染めやすい
- ツーブロックやもみあげだけでも染めることができる
お勤めの男性の場合、美容室に行く時間がなかなか捻出できず事前予約の予定が立てづらいという声をよくいただきます。
カットに加えてヘアカラーをするとなるとそれなりにまとまった時間も必要になるのでカラーは自宅でする、という方も多いのではないでしょうか?
また最近ではツーブロックにする男性も増えたことから、マイバリカンを購入し自身で刈り上げをするという方も増えました。
それに合わせてその部分だけを自宅で染めているというお客様もいらっします。
<デメリット>
手軽な利便性とは対照的に、ホームカラーは仕上がりだけでなく頭皮と髪の毛へのダメージが存在するという注意点があります。
- ムラになりやすい
- 暗く(黒く)なりやすい
- 頭皮や髪への刺激が強い
- カラー前後のケアができない
自分で見える範囲であれば目視しながら薬剤を塗布することができますが、自分では見えづらいサイドや後頭部はなかなか綺麗に塗布することができません。
白髪染めとファッションカラーで大きく違うところは、白髪染めの場合髪の根元にしっかり薬剤をつけないと全く染まらないため、薬がついているところとそうでないところの差がはっきり出やすくためムラになりやすいのです。
また、ホームカラーをしたら思ったよりも暗くなってしまったという経験はありませんか?
ホームカラーの場合誰が塗っても染まりムラが起きづらいよう、サロンカラーよりも色素が多く含まれていることから長時間放置することで想像よりも暗くなることがあります。
一度暗くなった白髪染めは、より強い薬剤を使わないと明るくすることができないですしムラを直すのも難しくなります。
そもそもサロンカラーもホームカラーも、1剤と2剤を混ぜて使うという薬剤の仕組みは同じですが、そもそもの薬剤の強さや質も違います。
サロンカラーはダメージレベルに合わせ薬剤を調整し塗り分けることができますが、ホームカラーは塗り分ける事もできないため髪への負担もお大きくなります。
サロンカラーのメリット、デメリット
<メリット>
サロンカラーのメリットはやはり仕上がりの良さと髪や頭皮への負担を最小限に抑えることができるということがメインになってきます。
- ムラにならず均一に染めることができる
- 髪のダメージを考慮することができる
- 地肌への刺激を抑える
- 色持ちや似合う色みを提案できる
当たり前ではありますが、大前提としてムラにならず白髪の部分にしっかりと薬剤を塗布することができるので綺麗に染め上げることができます。
また、髪の毛の状態に合わせて薬剤を塗る分けることで均一な仕上がりにすることやダメージも最小限に抑えることも可能です。
地肌への刺激を抑えるために頭皮を薬剤から守る保護スプレーを使用したり、根元のつけないようにギリギリから薬剤をと塗布することができるのも美容師だからこそできる技術の一つです。
さらに白髪染めに関して男性から一番多くいただくのは、白髪は染めたくないけれど真っ黒にはしたくないという意見です。
サロンカラーはホームカラーに比べ地毛のような自然な黒髪に仕上げる事ができるため、白髪染めに抵抗のある男性にもおすすめです。
希望の色持ちや色味を細かくカウンセリングさせていただきその人のライフスタイルや好みにあった技術を提供できるのもサロンカラーの強みです。
また、染める前の対策だけでなく染めた後のケアをすることができるのもサロンカラーの特徴の一つ。
例えばカラーの後に「炭酸泉」と呼ばれる炭酸ガスが溶け込んだお湯でシャンプーをすることでダメージの原因になるアルカリ成分を除去することができるため、自宅ではできない対策もすることができます。
炭酸泉のメリットに関してはこちらも是非ご覧ください。
<デメリット>
デメリットに関しては以下のようなことを感じる方もいるかもしれません。
- 時間がかかる
- お金がかかる
- 美容室で長時間過ごすのが苦手
比較的安く済ませることができるホームカラーに比べ、サロンカラーの方が当然コストはかかってしまいます。
男性の場合、刈り上げやツーブロック など短いスタイルの方だと1ヶ月前後でカットされるという方も多いと思いますが、染めたところをカットするとすぐに白髪が見えてしまいますよね。
そのたびにカラーも合わせてするとどうしても毎月のコストがかかってしまうため2回に1回はホームカラーで対応している、という方もいらっしゃいます。
また美容室に滞在する時間も必然的に長くなってしまうので、美容室がは緊張してしまい苦手という男性や、お仕事が忙しくなかなか時間が取れないという男性であれば自分のペースでできるホームカラーの方が魅力を感じてしまうのかもしれません。
美容室は緊張してしまうという男性はこちらの記事も是非読んでみてください。
対策方法についてお話しさせていただいております。
白髪を染めたい男性にオススメする白髪対策
30〜40代の男性が年齢とともに気になり始めるのは白髪だけではありません。
抜け毛や薄毛、髪のボリュームなど男性特有の悩みがで始めるのもこの時期かと思います。
白髪染めの種類としてはホームカラーやサロンカラーでも多く使われる「アルカリカラー」というものと「酸性カラー」と言われるヘアマニキュアというものがあります。
ヘアマニキュアのであれば白髪だけを染めることができるため自分地毛を生かした自然な仕上がりにすることができます。
さらに、アルカリカラーと違って表面をコーティングすることで着色するためダメージもほとんどありませんし髪の毛にもハリコシがでます。
また、頭皮につかないように塗布するため地肌へのダメージがないというのも特徴です。
30〜40代でお勤めの男性の場合、数本の白髪をカバーして自然な仕上がりにしたいという方が多いのでそんな男性にはヘアマニキュアをお勧めします。
こちらの記事にヘアマニキュアのメリットだけではなくデメリットもまとめてありますので是非参考にしてみてください。
その他、自然にグレイヘアーにしていきたい男性やより自然な仕上がりにしたいという方はカラートリートメントもオススメです、
カラートリートメントは自宅でできるため美容室に行く手間も省けることができ、少しづつ白髪のに表面に色素をコーティングするため髪や頭皮へのダメージもありません。
まとめ
今回はホームカラーとサロンカラーの違いについてお話しさせていただきました。
コストを抑えて手軽に白髪を染めることができるのがホームカラーの特徴ですが、とはいえ使用感以上のデメリットも存在します。
白髪が気になり始めた男性はまず美容師さんに相談してみてください。
こちらからのお悩みやご相談も受け付けておりますので、お問い合わせお待ちしております。
骨格矯正カット ¥7,700
男性限定ヘッドスパ ¥5,500
メンテナンスカット(刈り上げ・毛量調整) ¥3,300
お悩みご相談はこちら!
↓
東京都港区北青山3−5−9 KAZU表参道地下一階
GO TODAY SHAiRE SALON 青山店
加藤亮平
コメントを残す