ツーブロックで失敗してしまった男性必見!原因と直し方を解説します
Last Updated on 2021年5月24日 by himeoryon-67
こんにちは。
青山にて美容師をやっております加藤亮平と申します。
男性に人気のツーブロックスタイル。
毛量が多い男性はスッキリとした印象に、またデザインとてもクールな印象を与えてくれるこのツーブロックは年齢を問わず幅広い男性からオーダーをいただきます。
しかし実際にツーブロック にした時にイメージと違った、スタイリングがしづらくなったという経験はありませんか?
ツーブロックスタイルは髪質や生え方、毛量によって同じようなスタイルでも見えたかや扱いやすさは変わってきます。
そこで今回は、
- ツーブロック失敗例
- 失敗しない為には
- 失敗してしまった時の対処法
についてお話ししていきたいと思います。
手軽にできる人気のスタイルだからこそ失敗しないよう自分に一番似合うツーブロックスタイルにしましょう。
目次
ツーブロックとはどんな髪型?
ツーブロックとは、髪型のデザインを表す名称のひとつで、長目に残したトップとその下(内側)をハサミやバリカンを使って短めにカットされた髪型のことです。
髪の長短差は、髪の濃淡が変わるほど長さを変えてメリハリを表現するツーブロックから、耳上のみを短くカットしたスタイル、少しだけ長さを変えて頭の形を良く見せるツーブロックなど様々なバリエーションがあります。
男性の場合男性ホルモンの関係でサイドや後頭部は毛量がたまりですが、ツーブロックにすることでボリュームコントロールやデザインを楽しむことがきます。
正にツーブロックは男性のに適した髪型のデザインと言っても過言ではありません。
長さだけではなく、短くする場所も多種多様。
サイドとえり足を短くするのは、ツーブロックの典型ですが、サイドのみを短くするのももちろんアリ。
職種や、好むファッションに応じてバリエーション豊かなツーブロックを楽しみましょう。
ツーブロック失敗例
ツーブロックに失敗するとどうなってしまうのでしょうか?
よくある失敗例を上げていききます。
失敗例①:トップに残したサイドが浮いてしまった
まず一番よくあるパターンのツーブロックの失敗例が、刈り上げた途端トップが浮いてしまったという失敗例です。
この状態になりやすいのは直毛の方、もしくは髪の毛が固い方もこの失敗をしてしまいがちです。
髪の毛にハリコシがありすぎるとツーブロックにした内側に比べてツンと張り出たトップが強調されてしまい河童のようになってしまいます。
とはいえこのような髪質の方でも似合うツーブロック スタイルはあります。
この後でお話しするポイントを押さえたツーブロックで理想のスタイルを目指しましょう。
失敗例②:上まで刈り上げ過ぎてしまった
ツーブロックの失敗例として、サイドの刈り上げ部分をやりすぎると違和感のある髪型になりやすいです。
特に初めてツーブロックにされる方だと、どのくらいの高さや幅で刈り上げてらいいのかわからない方も多いと思います。
男性のツーブロックヘアは清潔感があり学生さんは勿論お勤めの男性などでも多くの方に人気髪型です。
とはいえサイドを高くやりすぎると少し攻め過ぎた特殊な髪型になってしまいスーツスタイルには合わせにくくなってしまったり、スタイリングもすづらくなってしまいます。
清潔感のあるメンズツーブロックも、やりすぎは奇抜になり過ぎるので刈り過ぎないように注意しましょう。
失敗例③:ヘルメットみたいになってしまった
最後によくある失敗例がツーブロックにした際、ヘルメットのような状態になるという失敗。
これは髪の毛が直毛だったり髪が太くて重たい男性にもしくは猫っ毛で潰れてしまいがちな男性に起こりがちな失敗です。
メンズのヘアスタイルでサイドとトップの変化をツーブロックでつけてみたものの、髪の毛が直毛かつ重いため浮いてしまい、全くイメージとは異なるという失敗があります。
髪がぺったんこになった状態になったという経験がある方は、髪が重すぎたりスタイル的に重すぎる場合が多い為失敗しがちです。
ツーブロックを失敗しない方法
ツーブロックは髪質や頭の形によっては上記のように失敗してしまう場合があります。
失敗しない為にはどうすればいいかポイントをお伝えしていきます。
失敗しない方法①:髪質を理解する
ツーブロック にする際の一つ目の重要なポイントはズバリ髪質です。
メンズツーブロックで髪の毛が浮いたり広がることでカッパのような髪型にならないオーダーでの対策は、自分自身でも髪質を理解しておくことが必要になります。
上記でお伝えしたように直毛の方や剛毛の髪の毛の方は、ひさしのように横に張りやすくなります。
自分自身の髪の毛が直毛やくせ毛なのか、固いのかやわらかいのか。
自分の髪質が一般的にはどうなのかいまいちよくわからないという方は、ぜひ美容師さんに相談してみてください。
直毛かも、と思う男性はこちらの記事も参考にしてみてください。
失敗しない方法②:頭の形を理解する
ツーブロックにする際の二つ目のポイントは頭の形です。
髪の毛が浮いてしまう失敗を防ぐ対策は、頭の形すなわち骨格に合うヘアスタイルにしてもらうことです。
日本人の7割が張っていると言われるハチ。
ハチのはった頭の人が刈り上げる高さを間違えると髪の毛が浮き上がりボリュームが出てしまいます。
髪の毛が浮いてしまわない対策としては、ハチはり頭の場合は髪の毛が浮くリスクがあることを踏まえ、骨格をカバー出来るようなカットの仕方やパーマなど工夫するとクリアできます。
ハチが張っている方への対処法の一例はこちらの記事をご覧ください。
失敗しない方法③:イメージをしっかり共有する
最後に重要なのは美容師としっかりイメージを共有することです。
長めにしたいのか短めにしたいのか、重めにしたいのか軽めにしたいのか。
「こんなイメージ」というものがあれば写真や画像を用意しておきましょう。
髪質や骨格に合わせた提案やオススメのスタイルを教えてくれるはずです。
◯◯センチの高さまで刈り上げてください、というオーダーは思った仕上がりにならない場合があるので危険です。
失敗したツーブロックの対処方法4選
最後に万が一、ツーブロックに失敗してしまった時の対象法を4つご紹介していきたいと思います。
対処法①:ベリーショートにする
髪の毛が硬い方や直毛の方、ツーブロックにしたらサイドがカッパのように広がってしまったという方は思い切ってベリーショートの刈り上げスタイル挑戦してみるのもオススメです。
ベリーショートの刈り上げスタイルは頭の形を補正することができるため、ハチが張ってしまう方にもオススメです。
対処法②:パーマをかける
全体的にトップが浮いてしまったような印象になってしまった場合はパーマをかけるとメリハリがついてなじみやすくなります。
また、直毛の方や髪の毛が細い方だとヘルメットのようになってしまいがちです。
パーマで動きを出すことで重めで長めでもツーブロックのデザインを楽しむことができます。
対処法③:ハードワックスを使う
髪の毛をセットをする際に固めのワックスを使うというのも一つの方法。
普通のワックスではうまくセット出来ない直毛や剛毛の人でも、セット力の強いワックスを使ってツーブロックを固めて整えます。
また、浮いている部分がある場合でも、それを目立たないように押さえつけることも可能です。そのままではイマイチなメンズツーブロックだったとしても、しっかりセットすれば形を整えられます。
対処法④:トップに高さを出す
横に広がってしまったボリュームを中和させるには縦に高さを出してひし形のボリュームを作りましょう。
これであればサイドを不自然に潰すことなく自然なシルエットを作ることができます。
まとめ
ツーブロックは手軽にできるイメージチェンジとしても有効な髪型です。
ただその手軽さゆえに髪質や骨格を考えないとイメージしていたものと違う雰囲気になりがちです。
そうならないように原因と対策を理解すること、そして失敗してしまった時の打開策を知っておくことで男性ならではの髪型である「ツーブロック」を楽しみましょう。
もしツーブロック に失敗してお悩みの方は是非ご連絡ください。
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加藤亮平
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